令和6年(2024)4月15日(月)旧暦3月7日 先負
今朝の撮影 Data SONY α7CR SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS iPhone 15ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数670枚
- 季節感を大切にしましょう。 -
東京のソメイヨシノは短かったけど、今年も存分に楽しませてくれましたね。そして今、新緑の緑が清々しい季節に移り変わった境内では、すでに散り始めた桜の花がちらほらと残り、かつての花盛りをしのばせてくれますね。この情景は、古くから日本の歌人たちが詠んだ季節の変わり目の風情を思い起こさせるものです。 特に、「春をしたふなごりの花も色くれぬとよらの寺の入相の空」という藤原実兼の詩を思い出しました。春の終わりに散りゆく桜を眺めながら、過ぎ去る季節の美しさとその儚さを詠んだものですよ。春の花が散り、新緑が目を楽しませるこの時期は、自然のサイクルの中で新しい生命が息吹を感じさせると同時に、何かを終える寂しさに、古今の文学に触れると、心に残る風景を更に色濃くしていくようでした。 最近は、季節の変わり目とは無関係に、今日が「いちごの日」ですよ。ハウス栽培や品種改良の進化によって、いちごは一年中手に入るようになりましたね。このように四季を問わずに楽しめる現代の農業技術は、昔の人々には想像もつかなかったことでしょうね。 もし古の文学者たちがこの現代の様子を知ったら、いったいどのように詠むのでしょう。かつての文学者たちは、季節の移り変わりを詠むことで自然との一体感を表現し、人々の心に響く作品を残してくれているのです。いちごが特定の季節に限らなくなってしまった現代を目の当たりにしたら、自然のリズムから離れた人々の生活を、どのように捉えるのでしょうか。きっと、その複雑な感情を巧みに言葉にして詠んでくれるのかも知れませんね。 季節外れの果実がもたらす珍しさと価値を描く古典落語に、「千両みかん」がありますよ。この噺は、みかんが手に入らない真夏に、番頭さんが主人のために千両という高価な値段で購入してくるのです。季節外れに登場するみかんの希少性と価値が強調され、結果としては、そのみかんが予想外の展開を迎えるというオチがついている噺しなのです。 昔の人々は、季節感を大切にしていた文化を反映しているのですよね。この古典落語が現代にも受け継がれていることは、過去の価値観と現代の生活様式の間で、いかにバランスを取りながら楽しむかという問いを投げかけているようでした。 今は、いちごの収穫と出荷が本格化する時期ですが、実は、いちごは果物ではなく「野菜」に分類されているようですね。いちごは、バラ科の多年草「オランダイチゴ属」に含まれる植物です。メロンやスイカと同じく、苗を植えて一年で収穫するため野菜の扱いの「果実的野菜」だそうでした。 夏目漱石の句に、「玻璃盤に、露のしたたる、苺かな」は、独特な美しさと静謐さを感じさせる一句があります。 いちごは春から初夏にかけて旬を迎える果物です。ガラスの皿が持つ透明感と、その上の露に濡れたいちごが織り成す風景は、視覚的な美しさと純粋さを強調しているのです。自然の物体であるいちごと人工的な製品であるガラス皿の組み合わせが、自然と人間の作り出したものとの調和を象徴しているのですね。 何はともあれ、今日の「いちごの日」を通じて、季節の果物が持つ特別な価値や魅力を再発見いたしましょう。 今朝の日の出は、午前5時8分。 境内のハナカイドウ、 浅草神社のソメイヨシノ。 満開のウメモモ。 おはようございます。今朝は開門1分前にやって来た野崎さん。秩父のおみやげありがとう。 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。 境内のカエデが枝いっぱいに黄緑色の花を房状に咲かせました。 境内のなごり桜。 ツツジが満開です。 奥山のうめの実。 今日は5月並みの温かさになりますよ。 浅草ではインバウンドに人気の和服ですが、日本人の和服姿はあまり見かけませんね。 今朝の「天空半影」。 今日も秘密基地に引き籠もって、ダラダラ過ごしますよ。 ------------------------------------------------------- 夕べの睡眠は83%でした。 おはようヒロちゃん。 妻のコレクション。チェック・メイト キングツー、こちらホワイト・バービー。作戦完了。 今朝の朝の朝食は、野菜と、ごはんに青森の辛し味よしで頂きました。デザートは、「いちごの日」。 昨日の東京スカイツリー。 あほまろお帰りなさい。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、栗おこわに焼き鳥でしたが、禁酒中なのでアルコール無し。 Memo iPhone 15 ProMAX