あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和元年(2019)6月14日(金) 旧暦5月12日仏滅

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今朝の撮影 Data
SONY α7RIII
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
440

- 高野山では、酒を酒として飲むことは許されません -

日記写真

 昨日はあんなに冷えていたのに、今朝はムシッと汗ばむ暑さになりましたよ。
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 日中は更に気温が上がって夜から雨が降るようですね。明日の朝まで降り続く予報なので、明日はナナちゃんの散歩が出来ないかも知れません。
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 あほまろだけで出かけるかも知れないけど、それは今夜次第。もしも飲み過ぎなければ早起きして出かけますよ。何と言っても、あほまろは明後日より高野山「密教の道場」に籠もって修業をするので、当然、不飲酒戒に従わなくちゃいけないのであります。
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 古来より空海の遺言として真言宗に伝えられてきた「御遺告(ごゆいごう)」の中で空海は、酒が薬として有用であるこはを知りながら、仏道を歩む者にとっては酒が害毒にすぎないことを、「長阿含経(ぢょうあごんきょう)」と「大智度論(だいちどろん)」ならびに「梵網経(ぼんもうきょう)」に説かれていることを指摘し、戒めているのであります。
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 ただし、例外として酒を用いても良い場合のあることを、恵果(けいか)と順暁(じゅんぎょう)の談話に基づいて挙げております。
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 それは、本質がまったく改変されて用いられてはいるものの僧徒の中ではたいへん有名なものではありますが、「塩酒(おんじゅ)を許す」との一説も記されているのでありまして、飲酒戒についての例外も存在しているのであります。
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 もしも、高野山を訪れる参拝者が、そこで酒を飲む事を求めることも希にあることを、寺院側も十分それを心得てはおりますが、「当院にはお酒などはございません。いや、しかし、般若湯や麦般若ならばございます。これらは飲み放題。そして払い放題でござい ます」などと販売し、参拝者もこれを大喜びする場合も多くあるとの噂も耳にいたします。
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 空海の「御遺告(ごゆいごう)」の飲酒を戒めた文言のうち、今もしっかりと守られている点が一つだけあります。「瓶にあらざるの器に入れ来たって、茶に副えて秘かに用ひよ」というのがそれ。高野山にて伝統的な形式に則って振る舞われる精進料理の席において、お茶と称する飲み物が、「瓶にあらざるの器」に入れられて出されることも屡々。
 と言うことは、最初から「飲酒戒」などどうでも良いってことだけが、今でもかたくなに守られているようなので、ちょっと安心しておりますが、何か問題がありますでしょうか?
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 おはようございます。いつも元気なおかあさん、朝のお参りは欠かしません。
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 おはようございます。今朝は開門1分半前にやって来た野崎さん。人呼んで浅草の野崎参りは、歩いてまいろ。
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 今もなお、茶にそえて秘かに用ひる高野山。
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 あほまろは明後日からの修業に備え、明日から禁酒で身を清めて挑むつもりえあります。
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 アンジェラスが完全に消えてしまいました。
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 お大師様は、酒を酒として飲むことは許しておらず、むしろ厳に戒めておりますが、高野山は標高が高くて冬はきわめて寒いため、暖を取るのに酒はとても有用である。ゆえにお大師様はも酒を許されたのでありましょうと、根拠のない思いこみはいけませんか?
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 今朝は酒抜き。久しぶりのお蕎麦で身を清めたのであります。
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 昨日の昼食は、近所のぱいちで昼食を再開したとのことで、お祝いにかけつけました。お昼なので当然酒無し。
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