あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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平成26年10月7日(火) 旧暦9月14日仏滅

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○ 今朝の浅草寺境内
○ 今朝のワンちゃん
○ 今朝の猫ちゃん
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今朝の撮影 Data
SONY α7R
Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS
SONY FE 70-200mm/F4 G OSS
現像 Adobe PhotoshopCC Lightroom
5
撮影枚数
685

- 講釈師、見てきたような嘘をつき -

日記写真

 昨日は、「今年最強クラス」といわれた台風18号、昼前後に首都圏を直撃して、太平洋上に去って行きました。
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 東京に直撃されたのに、被害は無かったようで一安心。
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 本来の台風の最盛期は9月なのに、近年は地球温暖化の影響で、台風や集中豪雨の現れ方があきらかに変わってしまいました。昨年のこの時季も、10年1度の強大台風26号が、朝の首都圏駆け抜けて行ったよね。
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 台風のたびに、テレビのニュースは決まって岸壁の近くに立って、高い波がぶつかり合う光景を中継しているのに、海には絶対に近づかないでくださいとレポートするのが不思議ですよね。恐怖を覚えるほどの荒れ模様を中継していると、自分も現場で直接見てみたいと思う人だって居るはず。逆効果じゃ無いのでしょうか。
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 台風が去って、昨日はようやく仲見世に紅葉飾りが取り付けられました。この飾りが終わると、次は、いよいよ年末年始の装飾になってしまうのですね。    
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 昨夜、亀有のかめありリリオフォールにて、講談師神田欄さんの「かつしか哀情物語」を観てきました。神田さんは、自分で演じる講談を「講談」と称し、「講談は本当にシンプルな芸で、人間一人が色んな世界を語るんですけど、今回、音楽を担当してくださる、ピアニストの吉川みきさんが、生演奏で『かつしか哀情物語』に音楽をつけて下さるので、照明やSEも使ったりして、ただ講釈台の前に座って語るだけでなくて、立ち上がりながら、一人芝居と講談と生演奏のコラボなのです」と、語っています。
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 「かつしか哀情物語」は、林芙美子の小説「下町」を題材にしたお芝居。終戦後、シベリヤから還らぬ夫を幼い留吉と共に待っている女性と、やはりシベリヤの復員者だった鉄材置場の番小屋の男の戦争の爪痕を感じさせる哀情物語。
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 講談とはいえど、釈台の前で張り扇を叩いて調子を取りつつ語る一瞬だけは講談だったけど、全く新しい演技に感動だったね。
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 寄席演芸としての講談の原型は、江戸時代の大道芸のひとつである辻講釈から始まったのですが、戦後、GHQによって、仇討ちや忠孝ものが上演を禁止され、それに追い打ちをかけたテレビの普及で衰退してしまった話芸の新たな復活を感じさせてくれる、素晴らしいお芝居でした。
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 「講釈師、見てきたような嘘をつき」、嘘でも楽しければ許す。
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 おはようございます。ホテル雷門の大女将さんです。
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 昨日の台風で、銀杏の実も実を落としてしまいました。
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 分裂と統一を繰り返している講談協会、その大きな要因となったのが、女講談師田辺夕鶴。破門後、神田山陽一門となり、「天の夕づる」と改名し、ポルノ講談金色夜叉、ファニーヒル、金瓶梅、お色気源氏物語等々、新風を巻き込んだのも確かでしたね。日本の話芸(落語・講談・浪曲・ 義太夫)なども伝統を重んじていては進化しないのかもな・・・と、つくづく考えさせられたね。
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「浅草六区ゆめまち劇場」
 浅草ワハハ本舗・娯楽座 10月公演「瞼の母大行進」です。
 浅草の新天地、ゆめまち劇場に名作『瞼の母』が遂にやってきます!ただし、あくまでも娯楽座バージョン。様々な番場の忠太郎が、歌い、踊り、叫びまくります!!ドカンと笑い、最後は胸にグッと熱いものがこみ上げる、奇跡の大行進をお見逃しなく(^_^)v
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 11月公演「チャップリン侍ひとり道中」

 浅草ゆめまち劇場に、遂にあのチャップリンがやってきます! しまも、お侍として! 涙かくして笑います。未練を捨てて旅に出る。 チャップリン侍の底ぬけ人情時代劇!!是非お見逃しなく!
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 公演スケジュールは、ホームページをご覧ください。
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「浅草映画セレクション」
 浅草に映画が帰ってきました。「浅草六区ゆめまち劇場」では、明日から毎日午前10時より松竹との協力で浅草に関係する映画を厳選し毎月デジタル上映します。
 「浅草六区ゆめまち劇場・浅草映画セレクション」。ワンドリンク付きで1000円(ビール・ワイン・ソフトドリンク等8種類のドリンクを選びいただけます)。映画上映の発祥地の浅草で往年の映画を、ゆったりとしたお席で、飲み物・おつまみを片手に是非お楽しみください!

 下の写真をクリックすると、10~12月の上映スケジュールを大きな画像でご覧になれます。
写真00「浅草六区ゆめまち劇場」の詳細は、こちらをご覧ください。
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