久々に雨の無い散歩でしたがムシムシしてましたね。今日はこれから気温も上がり、更にムシムシするようです。

とりあえず今日は出掛ける予定も無いので、エアコンの効いた秘密基地でのんびりお仕事してますね。

ご存じの通り、あほまろはコレクターです。何を集めているのかと問われても、即座に対応が出来ないほど何でもかんでも集めているのんだね。

そんな中でも、何が一番好きなのか。それも困ってしまうんだけど、小学5年生から興味を持ったのが「古銭」、それも寛永通宝など穴の明いた古銭が大好きで分類集も出版したくらいなんだから。

もちろん今も集めながら研究を続行しているのですが、最近は、なかなか良い品物が洗われなく、過去に分類し終わった雑銭類を最後見直すことも多くなりました。

昨日も、原稿書きの合間に机の中に無造作に散らばっている雑銭を片付けていると、江戸浅草橋場で鋳造された古寛永通宝「御蔵銭(おくらせん)」が200枚ほど出て来たのです。

たぶん、10年ほど前に創った「古銭プレート」の残骸でしょうけど、「御蔵銭」といえば、そんじょそこいらの雑銭とは訳が違い、古銭商でが最低でも500円は下らない価値を保っているはず。

ほとんどが標準銭と言われる「正字」類でしたが、一枚だけ「長永」と言われ、御蔵銭中のでも最難獲品とされる銭を発見しましたよ。あほまろは、バブル期に五万円で購入したことが有った銭で、今でも一万円以上の価値はあるでしょう。

こんな貴重な銭、何でこんなところに混じってしまったのでしょう。たぶんあの頃、4〜5百枚の「古銭プレート」の注文を受け、「御蔵銭」を古銭商から大量に仕入れ、チェックもせずにアルバイトに任せていたからですね。

あほまろが古銭の目利きなので選りだせたけど、古銭に興味の無い方には、単に昔の汚いお金にしか見え無いでしょう。銭運が良いと言うか、久しぶりの感動だったね。

おかげで、昨日は原稿が手に着かず、所蔵する古寛永通宝を引っ張り出しての再確認。大珍品の「二水大寶」「志津磨大字」「開元手」なども有るんだぞ。と言っても、誰も知らないでしょうけど・・・、貴重な銭なんだから。

あほまろのコレクションは、古銭以外に、切手・煙草パッケージ・燐寸ラベル・絵はがき・浮世絵・千社札・ポチ袋・切符・包装紙・菓子袋・封印・箸袋・稀覯本・古地図・トレーディングカード等々、書き切れないほど集まってしまった。けれど、整理が追いつかないので困っているんだね。

整理も出来ないで居るのに、常に新たな興味が沸いてくるのが困った性格。

各人の好みによるけど、ほとんどありとあらゆるものがコレクションの対象になってしまうんだからな・・・。

これからも全ての収集のコンプリート(完収)を目指して、死ぬまで集め続けるのことでしょうね。あほまろの個人コレクションの一部は、「三十坪の秘密基地」で、ご覧になれますよ。ただし、古銭は展示してませんけどね。

|