あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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平成24年9月11日(火) 旧暦7月25日先勝

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○ 今朝の浅草寺境内

 今朝のワンちゃん
 今朝のネコちゃん
今朝の撮影 Data
Canon EOS 5D Mark III
Canon EF24-105mm F4L IS USM
Canon EF
70-200mm F4L IS USM
現像 Adobe Photoshop Lightroom
4
撮影枚数
633

- 秘密基地の展示替え -

日記写真

 朝夕はめっきり涼しくなってきましたが、日中はまだまだ夏の暑さは衰えませんね。朝の散歩も境内から帰る頃には汗が滲んで来るのですよ。今日も日差しが届いて暑いいちにちになるようです。
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 さて、あほまろの資料館「三十坪の秘密基地」夏の企画展は日曜日で終了し、次の企画展はいよいよ「いにしえの浅草」が始まります。とはいえ、まずはごめんなさいを言うのが先ですね。
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 実は、展示替えをまだ終えていないのです。今回の展示から、今まで虎姫一座の公演を行っている「コシダカシアター」のロビーに飾っていた、大正時代の浅草六区のジオラマを「三十坪の秘密基地」で展示するため、人海戦術で運んで来たのは良かったけど、展示台の寸法が合わず、周りを囲んでいるアクリルが取り付かないんだよね。
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 今まで、展示していたジオラマも触られて壊れたことは無いので、暫くは囲い無しの展示になるでしょうね。それはどれとして、他の展示品の準備もままならず、今回の企画展は期間も長いので、とりあえずってことで今日中にオープンさせますよ。
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 今になって、あれもやっておけば良かった、これも整理しておけば良かった等々、思い付くことがいっぱいなんだけど、そのうちになんとかなって行くことでしょう。そんな安易な考えはいけないんだけど、浅草に関するコレクションが、あまりに多すぎるのが問題なのかも。
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 日本画家の伊東深水が、昭和35年に創った、当時の浅草奥山の賑わい、いろいろな見せ物小屋の並んでいる光景が目に浮ぶような小唄があります。これは、明治の頃にはもっともっと賑わっていたであろう浅草を詠った小唄で、当初は、それにならって往年の浅草と浅草六区の賑わいを表現したいと思っていたのですが、いざ、やってみると、今となっては表現しにくいモノばかりで悩んでしまったんだよ。
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 ちなみに、伊東深水作の小唄を載せると、

 浅草の昔なつかし十二階 江川の玉乗り珍世界 
 活動写真は電気館 ひょうたん池には亀や鯉 
 山雀芸当花やしき ダークのあやつり やすもと亀八生人形 
 奥山の観音さまには 早撮り写真に売卜者
 軒をならべて客を呼ぶ 松井源水居合抜き  
 砂絵の婆あさん地に描く
 明治は遠くなりにけり

 こんな唄ですよ。
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 唄の中に登場する、「江川の玉乗り」とは、明治三十四刊の「東京風俗志」によると、

 中にも玉乗りは江川・青木の二座ありて、年少なる児女をして、大なる玉の上に乗りて立たしめ、足を以てこれを転(まろば)しつつ演台の上を廻らしむるものなるが、世に好評を得て、数年来うち続き興行すれども、今に至りて客を絶えず・・・

 14〜15歳の肉襦袢を着た若い娘たちが、大きな玉に乗って舞台を走り回ったりエビゾリをしたりするだけのことですが、娯楽の乏しかった時代は、何よりの娯楽だったことでしょうね。

 その当時の「江川の玉乗り」手ぬぐいも展示するつもりです。
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 浅草庶民文化資料館「三十坪の秘密基地」の企画展「浅草名物小唄・いにしえの浅草展」は、今日から〜4月頃まで開催する予定です。展示内容も時々変えるつもりで、浅草にいらした折りには、ぜひ、「三十坪の秘密基地」(年中無休)いらしてくださいね。
写真00  ということで、今朝の東京スカイツリーの写真をご覧あれ。 
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 いつもの「影」を見ることは出来ませんでしたが、低く垂れ込めた雲が東京スカイツリーにまつわり着く様子を見ているだけでも楽しかったですよ。
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 もうちょっと雲が薄かったら、いつもの影も望めたのでしょうが、たまにはこんな光景も良いかもね。
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