非常に強い風が吹く荒れ「春の嵐」の朝になりました。予報によると関東では海上で２３メートル、陸上で２０メートルの強風が吹いているようです。

　あほまろの秘密基地のビルは古いので、風が吹くたびにまるで地震のように揺れているのです。そのたびに部屋の周りに吊した琺瑯看板がカチャカチャ音を立てて揺れるので、ナナちゃんも恐がってますよ。

　この強風による交通機関への影響や、落雷や竜巻などの突風の注意報も出ているようなので、今日の外出は避けた方が良さそうですね。

　昨日は、あほまろの身の回りに奇妙なことが起こる日、いわゆる「凶日」だったよ。

　最初に異変が起こったのは、朝一番に秘密基地のコンピュータのメインマシンのスイッチを入れた瞬間、いつものジャ〜ンという起動音と共にガシャガシャガシャ・・・と共に、ピ〜〜の連続音が続いていたのです。その後、コンピュータは正常に起動したのですが、内蔵ハードディスクの一台が認識されていません。一旦、電源を切って、認識していないハードディスクを取り外して再起動。その後は問題無く作動してくれたのでしたが、調べてみると、日記写真用のハードディスクが壊れていたのです。

　日記写真は毎朝散歩から帰って自宅のパソコンにバックアップをとってから出かけ手来るので、自宅にデーターは残っているんだけど、これをもう一度バックアップしなくちゃいけないのが辛いね。思えば、このハードディスクは昨年から不安定だったので、取り変えなきゃいけないと常々思ってはいたんだけど、壊れてからの対処じゃ後悔先に立たず。

　日記の更新には支障が無いので、とりあえず昨日の日記を書き終え、ウエブにアップし終えたところに、先日、カメラの修理を依頼したプロショップからの携帯電話です。今回の修理費が４５０００円かかるけど大丈夫でしょうかとの連絡でした。それは今まで散歩用として使っていた「EOS 5D Mark II」ですが、先週、新しいカメラ「EOS 5D Mark III」が来たので、使わないといえばそれまでだけど、壊れたままにしておくワケにもいかず、高いけど修理を進めて貰うことにしたのでした。

　そんな用件を終え、来週から始まる写真展の告知をウエブ上に告知して貰いたいとのことを話している最中、突然会話中の携帯電話「iPhone4」の電源が落ちてしまったのです。さっきまで充電をしていたので電池は１００％のはずなのに、何をやっても電源は入る気配無し。別れは突然やって来る。いわゆる壊れてしまったワケなのであります。

　電話が無いと仕事に支障をきたしてしまうし、でも、携帯電話はアンドロイドをもう一台持っているけど、その番号は誰にも知らせていないのでかって来ることも無いのです。もし、これを使っても、あほまろの周りの奴らには、知らない番号には出てくれない連中ばかりで使い物にならない。そんなことより、肝心なのが外出先で電話番号もスケジュールも知ることが出来なくなってしまうのが問題なんだ。

　そう気付くと、ほかのことはさしおいて弟子の古麻呂を引き連れて、近所のソフトバンクに走ったのでありますが、昼時とあって整理番号札は１９番。電光表示板は１４番。これが早いのかどうかは先客次第だけど携帯電話ショップというものは、常にひとりあたりの時間がかかるもの、ま、５名先ならメシ食う時間はありそうだよ。さて何を食うか。

　ところが、普段は自分から好みを言い出すことの無い弟子の古麻呂が、そういえば、例の担々麺は如何でしょう。なんてこと言い出してしまったんだよ。しかたが無い、ちょっと離れているけど、例の担々麺でも食って待つか。

　その担々麺の辛いことこの上無し。それでも口の中の炎上を２０分足らずで終え、再びソフトバンクに飛び込んで電光表示板を見ると、な、なんと２４番になっていやがるの。呼ばれても来なかった番号は無効になってしまうんだってさ。しかたがないので、もういちど整理番号を取ると、再び、な、なんと２４番？　周りにいっぱい人が居るのに、再び々び、な、なんと２４番？じや、俺の番じゃいな。

　テナワケで、壊れた「iPhone4」の修理に２週間でやってられないし、「iPhone5」が出るまでの数十週間なんて絶対に待てられないので、しかたがないので「iPhone4s」買う羽目になってしまったんだよね。

　話は変わって、浅草寺境内の影向堂の入り口にようやく桜が咲きました。でも、この強風でもはや散ってしまった花びらが可愛そう。まるで、昨日のあほまろの心持ち。

　で、お値段は６４０００円也。桜の話じゃ無いよ。新しくなった「iPhone4s」のお値段。あぁ、またまた散財、やっぱり担々麺なんて喰わなきゃ良かったと、誰彼の区別なく当たり散らしたくなってしまったね。

　そして、帰って、面倒くさい仕事を終えて、飲みに行って、くだらない写真を撮って、家に帰って、くだらない写真を見ようとカメラの電源を入れると、動いてくれない。電池を取り替えても、内部でシャカシャカ音がしているだけで、動いてくれない。

　あぁ、 買ったばかりの「FUJIFILM X-Pro 1」も壊れてしまったよ・・・。

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　お仕事写真はお仕事カメラを使ったので、「凶日」でも、ちゃんと写っていたので良かった良かった。

　さて、昨日は、５月からあほまろが発行するフリーペーパー「天空画報」の特集記事のお仕事です。来月で還暦を迎えるおっさんが浅草の飲み屋を巡る旅というか、日常というか、とにかくそんな特集じゃよ。

　どっか良い飲み屋は無いかな・・・。あっちこっち歩き回って、

　浅草のこんなところに辿り着いた頃には夕日にかげりも出てくるし、すっかり疲れてしまったんだよね。

　ふっと、音のする方に振り向けばだよ。紺の暖簾がおいでおいでと、手招きするかのようにはためいているじゃありませんか。

　場所は串揚げ屋さんのようだけど、ちゃんとビールも置いてるし、キャベツばかりをかじってもお題は取らないお店のようだし、とりあえず、Ｂセット１３００円で頼んでみたね。

　とはいえこれで終わらぬ人。

　話が弾んで次から次に飲んで食べて語って笑って、

　お店のメニューに落書き書いたり、

　そんな楽しい「ぶらりひとり飲み」。これが「天空画報」の特集なんて、楽しい仕事じゃ無いですか、ね、なぎら健壱さん。

　この詳細は、５月１日発行の「天空画報」をお楽しみに。

Memo
Canon EOS1DsMk3
Canon EF14mm F2.8L USM
Canon EF16-35mm F2.8L II USM
Canon EF24-70mm F2.8L USM