どんよりと曇った朝になりましたが、さすがに寒さは感じなくなりましたね。境内の桜は散ってしまいましたが、変わりに春の花々が一斉に開花し始め、早咲きのツツジが見頃になりましたよ。

　昨日から統一選後半戦が始まりましたね。あほまろの秘密基地の側にも区議会議員候補の選挙事務所が出来て、うるさくてうるさくて、文章もまとまらないんだよ。この調子で一週間騒がれると仕事が進まないんだよな・・・。今回も、うるさい奴らには絶対に入れてやらないからな（怒）。

　東日本大震災を受け、全国で祭りやイベントの自粛ムードが続いていますね。東京でも桜の季節に、石原知事が「この時期に花見で酒飲んでる時代じゃない」と、花見の名所の上野公園を始め、都営公園に宴会自粛を求める看板を設置しましたが、誰も聞く耳を持たないで騒いでましたよね。

　こうしたなかで、岩手県二戸市の酒造会社「南部美人」の５代目蔵元、久慈浩介さんが「ユーチューブ」に投稿した動画が話題になっています。

　「被災地岩手から『お花見』のお願い」と題し、「このままでは、われわれは経済的な二次被害を大きく受けてしまいます。われわれにとっては、自粛していただくより、お花見をしていただくことの方がありがたい・・・」

　投稿された当初は、反対の意見も書かれていましたが、その後はほとんどが賛同の意見が多く寄せられるようになりました。東京の花見の季節を過ぎてもこの動画は見られ、再生回数は約５０万回に迫ろうとしていますよ。

　花見の予定の無い方でも、この動画を観て花見に繰り出した方も多いことでしょうね。もちろんあほまろも、「南部美人」は手に入らなかったけど、他の飲み物持参で自粛と経済の関係を考えてきましたよ。

　静かに犠牲者を悼みながらも被災者とともにあるという気持ちを抱きつつ、いつも通りの消費をもって復興の後押しをするのも、我々の勉めなんだよね。

　昨日、東日本大震災による福島第一原発事故の収束に向けた作業の工程表が発表になりました。それによると、今後六〜九カ月で第一ステップの三カ月は「放射線量を着実に減少傾向にする」、続く第二ステップの三〜六カ月で「放射性物質の放出を管理し、放射線量を大幅に抑える」ことを目標にしているとか。

　しかし、これも三十キロ圏内で避難されている方々が手放しで喜べる発表では無いようです。六カ月後も放射性物質は残り続けることは明言されてはいないのです。ということは、六カ月経っても、可愛そうだけど自宅には戻れないってことですよね。

　あほまろの事務所には、長年かけた集めたコレクションが山ほど有るのです。もし、東京も避難地域に指定されてしまったら、これらコレクションはいったいどうなってしまうのでしょう。そんなことを考慮に入れると、コレクションの処分方法も考え無ければいけないのでしょうかね・・・。処分となると、二束三文にもならないようなものばっかりなんだけど、あほまろにとっては、お宝の山なんだから。

　今月２３日（土）に、浅草庶民文化資料館「三十坪の秘密基地」がオープンします。ミュージアムグッズとして、たいせつな資料の切り売りも・・・。あぁ、それだけは考えたく無い。