あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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平成23年3月28日(月)
- スリーマイルデー
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日記写真

 西からじょじょに桜の開花の便りが届き始めましたね。東京の開花予想まで後二日、今朝の浅草神社のソメイヨシノの芽もパンパンに膨らんでましたよ。
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 毎年、桜が咲くと一気に陽気な春がやって来るんだけど、大震災で避難している方々のことを考えると、今年は手放しで喜べませんよね・・・。

 それと、東京にも危険が迫っている福島原発事故。「ただちに健康に影響を及ぼすものではない」と、保安院のカツラ男が繰り返し言ってますが、そんな口先だけの保証に何の意味があるのでしょうね・・・。
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 今日は、「スリーマイルデー」です。昭和54(1979)年の今日、アメリカ、ペンシルバニア州のスリーマイル島の原発でメルトダウンが発生し、周辺住民の大規模避難が行われたことを忘れないようにと、教訓とする日なのです。この記念日を前にして、同じ事故が福島原発で起こっているとは、なにか虚しい気持ですよね。
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 「原子力発電所は環境に優しく、最も安全に留意して作られ、万一事故があっても緊急冷却装置が働き、大事故にはつながらない」といわれきました。しかし、アメリカのスリーマイル島原発事故、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故で、その神話が完全に崩れ去り、原子力発電所は危険とされていながら、またまた、福島第一原発事故が起こってしまいました。それも、スリーマイルを超えレベル6に相当するとか。
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 アメリカのウォールストリートジャーナル電子版には、政府と東電の甘すぎる対応を避難し、日本政府は原子炉のぜい弱性に対する指摘を無視してきたことが述べられていました。この原因をつくったのは、原発の運営者である東電と関係当局の不健全な関係があったからだと、きつい論調。
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 それは、政府と保安院のカツラ男が繰り返し言ってる「ただちに健康に影響を及ぼすものではない」の嘘の言葉にすっかり騙されている日本人の危機管理の甘さに警鐘を鳴らしているようにも感じ取れるようです。
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 政府が如何に安全を、現に福島原発の2号機では、水の表面での放射線量が毎時1000ミリシーベルト以上と、一般人の年間被ばく限度の1000倍を1時間で超えてしまうほどの高い値の放射能が検出されて、メルトダウンが進行していることが現実となっているのですから・・・。

 昨日の発表の、「通常の原子炉運転時の冷却水の約1000万倍の放射線レベル」は間違いで、「実際は約10万倍だった」。どっちにしても、人が摂取しても良い数値を限りなく超える放射能レベルであることには違い無いのですよ。

 アメリカのQ&Aサイト「Travel.indie.my」では、福島第一原子力発電所の爆発とメルトダウンで、これから日本はどうなるのかの質問が投げかけられ、

 「避難した人たちは永久に移転させられ、工場やビジネスも閉鎖し、日本経済は急落するだろう。そして全世界に大きく影響するだろうね。だから政府は必死で原子炉を順調にしようとするんだよ・・・」等々の恐い回答が・・・。

 今日の「スリーマイルデー」、日本ではあまり馴染みの無い記念日ではありますが、これからの原発のあり方を考え直すための記念日として定着させたいですよね。
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 伝法院の垂れ桜、もう開花したようです。
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 25日から庭園が一般開放されておりますよ。今月末頃が見頃でしょうね。 
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