ナナちゃんが帰って来た。ヒロちゃん今朝も欄間の上で待っていたよ。 
      
     ナナちゃんお帰りなさい。  
      
     夕べはナナちゃんと一緒におねんねできて、ヒロちゃん嬉しかったよ。 
      
     これから毎日、一緒におねんねしても良いかな・・・。 
      
     ず〜っと、くっついてたんだよね。 
      
     そこにヤマト君が割り込んで来たよ。 
      
     ヤマト君もヒロちゃんとおねんねしたいな・・・。 
      
     ヒロちゃんはヤマト君とは寝られないの。 
      
     だって、ナナちゃんが離してくれないんだから・・・。ヒロちゃんの嘘つき。 
      
     嘘じゃ無いよ、だったらヤマト君も寝室に来てみる? 
      
     寝室は、タマちゃんも一緒なんだよ。 
      
     夕べはヤマト君だけが居間で寝ていたんだよね。 
      
     ヤマト君はひとりで寝たいんだよ。 
      
     みんなと一緒じゃ煩わしいから嫌いだ。 
      
     ヤマト君の負け惜しみ。  
      
     ヒロちゃん、ヤマトは何に負けたっていうんだよ。 
      
     寝るのに勝ち負けなんて無いんだから。みんなに言葉で責められたヒロちゃん東京スカイツリーを眺めてた。 
      
     それじゃ、強情張りって言おうかな・・・。 
      
     ヒロちゃんの方が強情張りじゃないか。 
      
     ナナちゃん、ヒロちゃんはそんなこと無いよね。 
      
     ヒロちゃん、いつも素直だよね。  
      
     ヤマト君も素直になったら可愛いんだけどな・・・。 
      
     わぁ、ヒロちゃん何するんだよ。 
      
     抱っこしてあげようとしただけ。 
      
     男同士だろ、冗談止めてくれよな。 
      
     なんか、ヒロちゃんってオカマみたいだよね。 
      
     ヤマト君はタマ取られてしまったけどオカマじゃ無いぞ。それより、女なのにタマちゃんとはこれ如何に・・・。 
      
     今朝の境内で三毛猫ちゃんが鳴いていた。 
      
     三毛猫ちゃんは寒くて鳴いていたのでしょうかね・・・。 
      
     ホテルの裏には、大きな三毛猫ちゃん。機械の側に居ると暖かいようですね。 
      
     
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