本降りの雨に強い風が吹いているので、傘なんて全く役にたたなかったんだよね。おまけに、突風で傘が壊れてしまったし・・・。そんな訳で、ズブ濡れになりながらも、いつものコースを、いつもの写真を撮りながら歩いてきたのでした。びしょ濡れになってしまったカメラとレンズは乾かしてますが、大丈夫なのかな・・・。

　ズブ濡れになって帰って来たナナちゃん。風邪をひかないように女房がタオルで拭いてましたけど、あほまろだって濡れてるんですけど・・・。

　雷門前のからくり時計でお馴染み「浅草文化観光センター」が取り壊され、現在、新たな地上８階建ての工事が行われているのですが、浅草寺と地元商店街から景観との調和を欠くとして、浅草の町で物議を醸していることは、新聞報道などでご存じですね。

　こちらが台東区が発表した完成予想図（台東区役所提供）です。まるで、平屋を縦に積み重ねたような奇妙な建物、雷門をくぐると、この光景が広がることが懸念されているのです。

　台東区によると、有識者や地元観光関係者、区議らで構成するセンター整備検討委員会が、約３００の応募作品の中から選んだもので、決定をくつがえすことはできないと言い張っていたのですが、妥協策として、高さ２メートル低くする調整案を提示したようですね。浅草寺は、建物の高さを２メートル低くしただけで景観との調和に配慮したとは到底言えないと反発、不信感をあらわにしているのですが、いかがなものでしょう。

　あほまろ個人の意見としては、この奇抜な建物、なんとなく浅草らしくて良いんじゃないの。歴史的にみても、ここ浅草は、浅草十二階など日本一奇抜な建物で観光客の度肝を抜かせながら発展して来た土地柄なんですからね。こんなのが建ったら、ぜったい話題になって、建物を見るだけで集まって来る人も多いでしょうね。

　何はともあれ、千年以上の歴史を持つ浅草寺と台東区の話し合い、早く決着して貰いたいものです。
　こちらが昨日の浅草寺境内からの眺めです。高さがどうのこうのと問題になっているのは、今に始まった訳ではありません。本堂の奥にある浅草ビューホテルだって、設計段階から問題になっていたのですが、結果は予定通り建っちゃった。現在は、その左隣に同じような高さのマンションが建設中。それももめているのです。

　新しい社務所が完成間近の浅草神社です。

　東京スカイツリーだって、高い建物なんで、浅草寺の景観を害することになるのでしょうかね・・・。

　カッパ橋通りから眺めた東京スカイツリー。こうして街の中に溶け込んだら、景観的には悪く無いんだけどね。

　テプコ浅草館で開催していた「明治の美人展」は、昨日で終了しました。明日からは、いよいよ、ナナちゃんとヒロちゃんの写真展｢待ってたよ。」が始まります。今日は、これから展示替えなので、日記は簡単に済ませてしましました。

　ズブ濡れになりながら、ナナちゃんを待っててくれたヒロちゃんです。

　何も、雨の中、無理して待って無くても良いのにね・・・。猫風邪でもひいたら、もう逢えなくなってしまうんですよ。

　今日は、雨のあたらない場所を探して、ヒロちゃんゆっくりお休みください。

　今朝のヤマト君。相変わらず、家の中でダラダラ過ごしています。

　ヤマト君には、雨も気温も関係無いんだよな・・・。

　こいつ、外に放り出したら、一晩で死ぬね。