
ナナちゃ〜ん!にゃ〜ん!いつも、甘えた声で駆け寄って来るヒロちゃん。

おはよ〜!ナナちゃんの胸に飛びつくんだよ。

そして、何度もスリスリ・・・。

続いて、ナナちゃんがヒロちゃんを舐め舐め。

お耳、すっかり治って良かったね・・・。

いや〜ん、くすぐったいよ・・・。

ナナちゃん、今朝はちっちゃい黒ちゃんも来ているんだよ。

にゃ〜ん。にゃかまににゃれてほしいにゃ・・・。

にゃ〜にゃ〜ん、さみしいにゃ〜。

ヒロちゃん、あの子にゃにゃ、いったい何言ってるの。

寂しいって言ってるんだけど、暫く知らんぷりしてみようよ。

にゃんにゃ、にゃににゃてるんにゃ。

にゃにして、にゃして、くれないんにゃ。と、呟くながら近寄って来たよ。

ヒロちゃんとナナちゃんの仲を、邪魔していけない子だね。

ヒロちゃん怒ってしまうよ。にゃ〜んにゃ・・・。

にゃったく、にゃんにゃもしてにゃ〜のににゃ・・・。

にゃんにゃもしてにゃ〜いっていうの。

嘘ついたら、どっかのルーピみたいになっちゃうよ。にゃにゃにゃ、にゃるしてにゃ・・・。

ヒロちゃん、もう許してあげなさい。

にゃったく、にゃっくりしたんにゃ・・・。

この子と逢うのは、三日目だけど、かなりみんなに慣れてしまったようだね。早くお名前を考えてあげなくちゃね。

おや、またまた見かけない猫ちゃんが・・・。上に居るのは、平和地蔵尊の猫ちゃんで、下の子はいったい・・・?

にゃんにゃ、あにゃらしいにゃこにゃ?

ヒロちゃんが様子を見てくるね。

おい、お前は誰だ? にゃ〜ん。

にゃんと、まだこにゃこにゃ・・・。

この子もお目々が大きくて、クリクリ川湯温泉じゃ無くて、かわゆいね・・・。

始めまして、私は迷子の迷子の仔猫ちゃん。おかあさんが見付かるまで、ここに置いてくださいませ。おやおや、ちっちゃい黒ちゃんと違って、しっかり挨拶が出来る仔猫ちゃんですね。たぶん女の子だよね。

にゃんとにゃっても、これいにゃう、にゃこがくると、にゃんにゃのにとにゃ、おいだされにゃいかな・・・。

しんぱいにゃんにゃんだにゃ・・・。

ちっちゃい黒ちゃんだって、まだ、みんなからここに住んでも良いって認められた訳じゃ無いでしょ。

カオルちゃんも逢いに来てくれたね。

あたらしい黒ちゃんのお名前、決めてあげたよ。黒くてお目々クリクリだから、「クリリン」ちゃんにしようよ。

クリリンか・・・、にゃんか、にゃあってるかもにゃ。

決まった。それじゃ、今日から「クリリン」ちゃんだ。にゃ〜んともにゃれにゃいから、にゃずかしいにゃ〜・・・。

ってにゃは、ここにゃいてにゃってことだよにゃ。

名前も決まったし、きかん坊だけど可愛そうだから、ここに置いてあげようか。

ほんにゃに、クリリンここににゃて、にゃ〜んだよにゃ。にゃかったにゃかった、ひとにゃんしん。

ボスのドラちゃん!ちょっとこちに来てちょうだい。新しい仲間を紹介するからさ・・・。

何だよ。ほ〜ぉ、こいつがクリリンか・・・。

まだ、ちっちゃいけど、ヒロちゃんがここの掟をしっかり教えることを条件に、認めてやっても良いよ。

クリリン、ドラちゃんに認めてもらって良かったね。

クリリン、にゃんでもにゃるから、にゃしてにゃだいね。

それは良いとしても、その「にゃ〜」だけは聞きづらいから止してよね。それと・・・、今朝はもう一匹仲間が増えたんだけど、あいつ何処に行ってしまったのかな・・・。
明日もここにやって来たら、仲間として考えてあげようね。それじゃナナちゃんもまた明日ね。バイバイ・・・。

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