お天気は下り坂のようですね・・・。おかげで、今朝の浅草も、ムシムシするような雰囲気に包まれる中、やたらスズメがチュンチュン飛び回っているのです。目の前を飛び回っていた数羽のスズメ、路地裏のアスファルトの割れ目に着地し、地面を突いているのでした。
ナナちゃんも不思議そうに見つめています。梅雨が近づくと、地中から虫たちも顔すのでしょうかね。あまり気に掛けなかったスズメの行動、今朝はやたら目立っていたので、ついつい観察してしまいました。あほまろには、スズメはみんな同じく見えていたのですが、良く見ると模様にも結構個性があるのですね。

スズメの個体差を見ながら、落語の枕に登場するスズメの小話を思い出してしまいました。
お城ヘ出入りしている商人が、中国から来たすずめを六羽手に入れ、大変珍しいので殿さまに献上することにしたのですが、人一倍縁起をかつぐお殿様なので、献上物の数は、七・五・三のどれかでないといけないのです。一羽外して五羽を献上しても良かったのですが、お殿様は殊の外、七の数字が好き、それで、庭のスズメを一羽捕らえて七羽として、殿さまに献上したのでした。
お殿様は、中国のスズメは初見とあって、「おお、これは大変珍しいスズメじゃ」と、ご満悦。一羽一羽、念入りに眺めていると、
「はて、中国のすずめと申しながら、日本のすずめが一羽まじっておるぞ。これはどうした事じゃ?」と、尋ねてきたのです。
「そっ、それは・・・」、商人が返事を出来ずに困っているところに、日本のすずめが小さな口を開け、「お殿さま。わたくしは、通訳でございます・・・」ちゃんちゃん。
今朝は、何の話題も見いだせなかったので、雀の涙ほどの小話で許してね。

観音裏の住民さんより、昨日、天体望遠鏡で捉えた作業中の様子が届きましたので、ご覧ください。
観音裏の住民さんいつもありがとうございます。尚、このサイトは、工事関係者も楽しんでいるとのお便りも寄せられています。梅雨の合間を縫って、これからもよろしくお願いいたします。
----------------------------
今日(12日)から第一展望台の屋根の部分の鉄骨を建て始めたようです。見ていると数十トンの鉄骨をクレーンを使いながら数名の作業員がプラモデルを組み立てるように建てています。非常に速いですね。チームワークの良さに感心してしまいます。
来週からは東京も梅雨に入りそうです。梅雨の期間、撮影できるかどうか分かりませんが、チャンスを狙って頑張りますね。





|