何のパーティなのでしょう。知り合いが集まって騒いでいます。全員あほまろの知り合いですが、あいつとこいつが一緒ってのはいったい・・・、それより、あいつはもう亡くなったはずなんだけど・・・。
枕元の時計を見るとまだ5時前、もうちょっと寝ていられるのかな。そんなことを考えながら、二度寝をして不思議な夢を見てしまったのです。あほまろがこれまで付き合って来た方々を一堂に介し、壇上で挨拶をしているのが高校時代の同級生、それも、若くして亡くなった作曲家の木森俊之君が、あほまろとの思い出を語っているのです。
それをあほまろの両親が最前列で聞いているのです。会場を見渡すと、友人で歯科医だったフトッチョ。かつて、あほまろが製作した映画やCMの制作部を担当していたクリちゃん。カメラマンの吉永さん。衣装部のオジイなどのスタッフに混じって、平成19年にお亡くなりになった浅草国際劇場でSKDの演出を始め数々の舞台の監修・演出を行ってきた中原薫さん。そして、コメディアンの前田隣さんのが握っているリードの先に、モモちゃんまで居るじゃないですか・・・。
天国に行ってしまった方々ばかりの中に、あほまろだけが現実の人。まさか、みんながあほまろを誘いにやって来たんじゃないでしょうね。ちょっと不気味な夢に魘されている最中、女房の声で目覚めたのでした。
慌てて飛び起きて服を着終わった時に、6時の鐘が聞こえてきました。あぁ、二度寝をしてしまったので、変な夢を見てしまいましたよ。普通、夢ってのは、起きた瞬間に忘れてしまうことが多いもの、しかし、今朝の夢は、今でもしっかり記憶に残っているのです。夢の中に登場した連中、いったいあほまろに何を言いたかったのでしょうね。とっても気になったので、個人的な事ですが、昔の仲間たちも読んでくれているので、この日記にも記録しておきます(悪しからず)。
そんなことで、散歩の出発は午前6時5分ちょっと過ぎになってしまいました。外の寒さは緩んだものの、まだ寒い朝です。予報によると、今日から今週いっぱいは雨になるとか。この時期は、雨が降るたびに暖かくなっていくので、雨にも負けず、ナナちゃんとの散歩を続けなくっちゃね。
今朝のお月さまは「二十六夜月」です。逆三日月で明け方上がる月で、この月待ちで願いが叶うともいわれています。時期は異なりますが、旧暦7月23日には、月の出がだんだん遅い時間になるので、「二十六夜待」ともいわれているのです。それで、真夜中に月が出るのを待ちながら、それまで飲んだり食べたりして楽しむ納涼イベントだったようです。
本来は「月待講」の一つで、この夜の月光のなかに阿弥陀(あみだ)、観音(かんのん)、勢至(せいし)の三尊の姿が現れ、それを拝めるという信仰だったことから、江戸庶民は信仰を口実に夜中まで堂々と遊べる夜だったに違いありませんね。
お月さまの中に、阿弥陀三尊が見えるとは、いわゆる「月のウサギ」の想像を変えるだけで三尊に見えますよ。満月になると、あほまろには、ウサギの餅つきよりも阿弥陀三尊の姿を連想するほどですからね。
もしかすると、昨夜は寝ながら「二十六夜月」のことを考えていたので、それが天国の方々に通じたのかな・・・。

淡島堂で開催された「針供養」の様子です。あほまろは、所用のため、弟子の古麻呂が写真を撮ってきました。












Memo
Canon EOS1DsMk3
EF16-35mm F2.8L II USM
EF35-70mm F2.8L USM
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