冷たい北風が吹く朝になりました。写真を撮る指の感覚が寒いを通り越して痛いって感じ、そのうちに痛いって感覚も無くなってしまうほどでしたよ。立春を過ぎても、春はまだ遠いようですね。

とうとう国際宇宙ステーションを見ることに成功しました。宇宙航空研究開発機構のデータを基に、今朝は午前5時前から双眼鏡を持ってベランダで待機したのです。今朝はお天気が良く、普段では見ることの出来ない星までが見えていたので出現間違い無し、寒さに耐えて待つ甲斐があったのですよ。
しかし、出現予定の午前5時4分になっても、現れません。あちこち探し周っていると、思ったよりも高い位置にまるで飛行機のように移動する光を発見、感激の瞬間が到来したのです。さっそく、双眼鏡で光を追って見たのですが、小さすぎて、ただの点にしか見えませんでしたよ。あの中に、宇宙で豆まきをした野口さんも乗っているんだな・・・。そういえば、野口さん、鬼の面を被って「鬼は外!」と、豆まきをしてたよね。よく考えてみなくても、おかしいかも。無重力状態では、鬼と福が混在して浮遊しているのでしょうかね・・・。
目撃時間はそ1分40秒、国際宇宙ステーションは東の雲の中に入ってしまいましたよ。これで、どのような飛び方をするのかが把握できたので、次回は、三脚を使って写真を撮ってみたいですね。撮れたとしても、単なる点の移動にしか見えませんけどね。

上野東照宮の「ぼたん苑」では毎年1月から2月にかけて、 冬
牡丹を公開しています。 約40種類(約600本)の牡丹の花が、雪除けのワラ囲いの中で可憐な花を咲かせているのです。
昨日、友人が初雪の日に雪除けのワラ囲いに積もった牡丹の写真を撮ったと自慢していたのです。そうか、あの日に行けば良かったと後悔先には立ちません。たとえ、雪が無くても、冬の陽射しの中で色とりどりの花を咲かせる牡丹、なんとなく気になって出かけてみました。
今回は、四季のアルバム用に撮って来ましたが、ちょっとだけご覧に入れましょうね。

平日なので、訪れる方が極端に少なく、のんびり観察することが出来ましたよ。雪囲い の変わりに、このような番傘をかけられていた牡丹もありました。それぞれの花に添えられた句にも、番傘を風流に詠うのもありました。

上野東照宮ぼたん苑は昭和55年に、日中友好を記念して開苑しました。 当初は上海及び、洛陽植物園から寄贈された中国牡丹を中心に70品種でしたが、現在では約250品種3200株の日中洋の牡丹があでやかに咲き誇ります。

牡丹には二期咲き(早春と初冬)の性質を持つ品種があり、このうち低温で開花した冬咲きのものが古来より寒牡丹と呼ばれています。

寒牡丹の花はその年の気象に大きく左右され、着花率は二割以下といわれています。

これに雪が・・・、そう考えても雪なんて完全に熔けてしまいましたよね。

それでも、花の少ない冬の花をいっぱい撮ってきましたよ。

東照宮の冬ぼたんは、 1月1日〜2月中旬までご覧になれます。

でも、今が花の旬ですよ。

あっちもこっちも、どれも満開でした。

冬牡丹 咲きし証しの 紅散らす」

東京都心にありながら、江戸の風情を今に残す回遊式牡丹庭苑、どれも丁寧な管理で咲いているのです。

出口付近まで来ると・・・、まだ雪が残っているところがありましたよ。

雪囲いに雪が無いけど、これだけでも冬牡丹の魅力が伝わってきますでしょ。

「そのあたり ほのとぬくしや 寒ぼたん」 高浜虚子

近所に住みながら、東照宮に冬牡丹を見に来たのって、何年ぶりだったでしょうかね・・・。桜の花見で有名な上野公園ですが、この時期の冬牡丹も有名なん公園なのです。

おや、上野東照宮も修復中なんですね。工事の覆いに本堂が描かれていました。手前の門は本物なので、写真に撮っても、違和感無いかもね。

Memo
Hasselblad H3DII-50
HCD 28mm F4 Aspherical
HC 100mm F2.2 Aspherical
HCD 35-90mm F4-5.6 Aspherical
Adobe Lightroom2
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