あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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平成20年5月4日(日) 旧暦3月29日先勝
- もったいない -
日記写真
『今朝の浅草』

 たまには、抱っこをしてあげても自分の足で歩かせようと思って玄関を出たのですが、玄関で自分からカートを見上げています。早く乗せてよとでもいってるかのように。今朝も、カートの中にお座りをし、あっちを見たりこっちを見たり。いつもの用足し場では下りたいと立ち上がり、用が済むと再び乗りたがる。モモちゃんはにすっかり「モモまろビークル」に慣れてしまったのです。
 でも、浅草寺境内でいつものワンちゃんたちがやって来ると、自分も下りて遊びたいというのです。その後は、本堂の階段を駆け上ってお参り。帰りはしっかりとした足取りになって、「モモまろビークル」は無用の長物になってしまうんですよね・・・。モモちゃんが元気なら、それでも良いことにして、明日も「モモまろビークル」で出かけましょうね。 

 大型連休の浅草は人だらけです。おかげで、どこにも出かけられず浅草に籠もって仕事をしているあほまろが一番困るのが昼食時間なのですよ。普段は全く人気の無いお店までが長蛇の列をなしているではありませんか。これじゃ昼飯にも有り付けない状況なのでと、コンビニに入るとこちらも弁当類は総て売り切れになっているのです。しかたがないので昨日の昼食は、インスタント焼きそばで我慢するしかありませんでしたよ。

 食事といえば、またまた船場吉兆がとんでも無いことをやらかしましたね。今度は客の残し物を別の客に使い回していたことが発覚しました。インタビューに応じた料理長は、社長の命令に背けず、使い回しは20年以上前から行われていたとか。更に驚いたのは、店の客が手をつけずに回収された銀ダラやハモ、牛肉などの焼き物を再び調理して折り詰め弁当に入れることもあったそうです。こんなことはほとんど毎日行われ、特に悪質なのが刺し身に使うワサビ、客がはしをつけて残ったしょうゆにも、「ワサビじょうゆ」として別の料理に使っていたなんて、耳を疑いたくなってしまいますよね。それでも客は美味しい美味しいと高級料亭の食べ残しを喜んで食べていたのでしょう。ま、あほまろには高級料亭なんて所は縁の無い存在なので、それでも食いたい方はこれからも船場吉兆をよろしくね。

 客の残したものの使い回し。ごめんなさい。以前にも書いたことが有ったと思いますが、実は、あほまろも同じようなことをやったことが有ったのです。学生時代のことですが、正月が過ぎた頃に友人からスキーに行きたいので深夜喫茶のバイトを変わって欲しいと頼まれたのでした。大きな喫茶店だったので、日中は4〜5名のバイトで切り回していたのですが、深夜は2名だけになってしまうのです。もっとも、12時を過ぎたら酔っぱらいか終電に乗り遅れた連中が仮眠に来るような場所だったので、注文はほとんどコーヒーだけなので、食事は仕込まなくても大丈夫とさぼっていたところに、カップルが入って来てスパゲティを注文しやがったんですよ。材料を見ると、ボールの中にはほぼ一人前しか残っていません。これから茹で上げるのも面倒くさいし・・・、その時、目に入ったのがゴミ箱の中に捨てられたスパゲティだったのがいけませんね。
 客の注文はミートソース。でも、ミートは切れてしまったのでナポリタンなら出来ると注文を変えてもらえばこっちのもの。ゴミ箱に捨てられた、いやゴミ箱に保管していたスパゲティを拾い出し、新しいのと一緒にトマトソースを混ぜてしまえば解りゃしないよね・・・。若い可愛い女の子と中年のおっさん。いちゃつきながら全部食べて帰っていきましたよ。40年近く前のことなのでもう時効ですよね。実は、その弊害が今も続いているのです。実は、それ以来、あほまろはミートソースだけは食べれなくなってしまったのですよ。天罰かな。

 今回の船場吉兆の失態を見て、嫌な過去を思い出してしまったのです。でも、厨房の中ではどこも同じようなことをやっているのかも知れませんよね。そういえば、先日も、友人たちと居酒屋に行った時のことです。相席になった方々が先に帰っり、片付けに来た店員さんが、これ手を付けていないので召し上がりませんかと、焼き目刺し2〜3本とおでんを残していったのです。一瞬、全員で“ありがとう”とは言ったものの、みんなで顔を見合わせてしまいましたよ。ま、隣は女の子を交えた清潔な連中だったので、食っちゃいましたけどね。それと船場吉兆を一緒には出来ませんけど、何でも余してしまう飽食の時代、船場吉兆の社長のお言葉通り、「もったいない」と思う気持ちだけは大切にしたいところですけどね。

『今朝の雷門』

 世の中の連休も終盤を迎えましたね。今朝の境内も家族連れが目立ってました。
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『今朝の宝蔵門』

 
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『今朝の本堂』

 
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『本堂から宝蔵門』 
 
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『本堂から宝蔵門の大提灯』

 前を歩いているのは、リリーちゃんとおばあちゃんのボビちゃんです。
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『今朝の境内』
 新たな屋台が並んだ昼間の境内にも行ってみたいのですが、あの長蛇の人混みを見ると・・・、やっぱり朝だけにしておきましょうね。
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 阿弥陀如来さん。あほまろの守り仏なのです。
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 この木は何というのでしょう。葉の先が赤く染まってきました。 
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 カーブを描くように垂れ下がる銀杏の新葉です。他の枝はまっすぐ伸びているのですが、ここだけがカーブしているのですよ。影向堂のお庭です。
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 今年は梅の実が豊作ですね。昨年は一個も成らなかったのですよ。
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 この梅は食べられないけど、梅酒に最適なのだそうです。一緒に見上げていたおとうさんが教えてくれました。でも、あほまろは梅酒は飲みませんけどね。なんたって、酒止めてるんですから・・・。嘘。
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 ハナミズキも終わってきました。
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 ほとんどのツツジが枯れ始めましたが、この一本だけは遅咲きです。
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 六角堂のシダレザクラ。今朝、あほまろが写真を撮っている後ろで見ていた女性、“わ〜!気持ち悪い!”と逃げ出してしまいましたよ。でしょうね、これって誰が見ても虫に見えますよね。
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 シダレザクラの実はすくすく育っていますが、神社のソメイヨシノの実は全部駄目になってしまいましたね。
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 こちらも虫。
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『今朝の浅草神社』 
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 ソメイヨシノの実の哀れな姿です。最初は真っ赤な色が可愛かったのにね。
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『今朝の一写』 

 お参りをしていたグンちゃんのおばあちゃんに声をかけようと待っていたのですが、いったいどんなお参りをしていたのか、延々続いているのでこの場では声をかけられませんでしたよ。
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『浅草な人』   

 子どもの全身に、ありがたいお線香の煙を頂いています。この煙って御利益があるのでしょうか。単にお参り前に身体を清めるだけとか聞いたことがあるのですけど・・・。
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『今朝のワンちゃん』

 最初にお会いしたのがバビちゃんです。
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 おや、初めてお目にかかるワンちゃんたちですね。カートに乗っているのがフクちゃんで、歩いているのがサクラちゃんです。
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 みんなこのワンちゃんが気になっていたのです。エツコちゃんですよ。
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 サクラちゃんもカートに乗ってしまいましたよ。やっぱりこっちの方が楽ちんだよね。
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 レンゲちゃんのお父さん、子どもたちが散歩してくれないとぼやいてましたよ。お父さんだって連休を楽しみたいのにね。それは、我が家も一緒ですよ。
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 モモちゃんとご挨拶。
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 いつもカメラを向けると、カイカイカイカイのココアちゃん。
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 仏様に向かって瞑想しているようですね。さすがお坊さん家のワンちゃん。
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 モモちゃんも下りておいでよ。バビちゃんが誘ってましたよ。
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 おばあちゃんが帰ってきました。毎朝、雷門を往復している元気なおばあちゃんですよ。
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 来ました。今朝は全員でやって来ました。奥さんが子どものハニーちゃんとダンディ君、おとうさんはアンジェラ君とシータちゃんご夫婦です。
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 モモちゃんどうしたの。シータちゃんが心配そうに見つめていますね。この後、モモちゃんも下りて歩いたのですよ。
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 長いお参りを済ませたグンちゃんのおばあちゃん。
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 レオちゃんはどんどんやんちゃになってきましたよ。
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 こちらのワンちゃんも初めてかな。タクミ君です。
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今朝の写真
CANON EOS-40D,Tamron Zoom AF28-300mm F3.5-6.3 Di VC
Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
撮影枚数209枚
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