彼岸の入りです。お彼岸は春分の日の前3日と後3日の間の7日間の日本独特の仏教行事ですね。お彼岸には先祖の霊を敬い墓参りをする風習がありますが、あほまろ家のお墓は遠く離れた北海道に有るためそう安々とお詣りには行けないのです。でも、仏様は天で繋がっていると信じているあほまろ、毎年、春と秋のお彼岸には、ここ浅草寺でご先祖さまと亡くなった犬たちの冥福をお祈りしているのです。 お彼岸の中日「春分の日」は、太陽が真東から上がって、真西に沈み昼と夜の長さが同じになる日です。このように昼と夜の長さが等しいということは、仏教の説く中道の精神を表し、真西にあるとさあれる涅槃の世界、いわゆる「西方浄土」の考えから、この日に仏様を詣でることで、一切の苦はなく、ただ楽のみがある「極楽浄土」に導いてくれるのです。 今朝のモモちゃんも我が家を出たところから本堂まで全く歩いてくれなかったのですが、一緒に「三界萬霊位牌」が供えられている浅草寺本堂をお詣りし、続いて真西の極楽に往生ができるようにと願った帰りには、とっても元気に歩いてくれましたよ。きっと、モモちゃんも仏様の御利益を感じ取ったのかも知れませんね。階段をまともに下りれなくなって、もたつく足をよろよろしているモモちゃんの姿を見ながら、そろそろ生を終えた後の世界も考えてあげなければいけないのでしょうね・・・。 チャコちゃんのおかあさんの“山桜が満開だったわよ”の言葉が気になって、嫌がるモモちゃんを抱っこして隅田公園まで足を伸ばしてみました。隅田川沿いに数本の山桜が今が盛りと満開の花を見せています。この桜は確か「彼岸桜」とも称され、お彼岸には必ず花を見せてくれる桜なのですよね。ソメイヨシノが咲くまでは隅田公園を訪れる方々の目を楽しませてくれるのです。 また、木蓮の花も咲きましたね。隅田公園の木蓮は「ハクモクレン」といって、真っ白い花を付けるのです。この花の特徴は、花びらが太陽の光を受けて南側がふくらむため、花先は常に北側を指しているので、昔は鬼門を指す花として嫌われていたそうですね。そういえば、「あじゃらか木蓮、テケレッツのパー」で死に神を追い払える呪文、落語の噺にありましたよね。そんなの関係無かったかな。
他人に話しかけるってのが苦手な方が多いようですね。雷門前で写真を撮っていたカップル、お互いに写真を撮り合いながら、時々あほまろの方をチラチラ見ているのです。これは一緒に写真を撮って欲しい願望が見え見え、それを知りながらも知らんぷりでモモちゃんの顔なんか撮っていたのでしたが、“あなたが頼んでよ、いや、お前が頼めよ・・・”、なんとなくそんなそぶりの二人。“撮ってあげましょか”と、あほまろから声をかけてあげると、二人揃って“お願いします!”と、元気なお返事。 最近の若者たちは知らない人との接し方が苦手だ・・・、昨夜のニュース番組で観た通りでしたよ。なんて思いながら、「最近の若者」なんて表現、年寄りの証拠なんですよね。若いから知らない人に声をかけずらいんだよな・・・。あほまろみたいに、平気で誰にでも声をかけてしまうのって、若く無い証拠なんだよね。
バビちゃんが待ってますね。
「三界萬霊位牌」が供えられている浅草寺本堂内です。 浅草春の観光祭で、毎年観光案内所が設置される「桜茶屋」ですが、まだオープンしていないようですね。 三地蔵さんにも、お賽銭をあげてお彼岸のお詣りをしましたよ。 はいポーズ。大香炉前でも若者が写真を撮っていました。ここでもやはり、あほまろの方をチラチラ見てるってことは・・・。はいはい、撮ってあげましたよ。 お彼岸の入りなので、あほまろも総ての堂宇を詣でてきましたよ。 「おもいのまま」も、ほとんどお終いですね。 「おもいのまま」は、昨年は極端に花が少なかったのです。来年も咲いてくれると良いのですけどね・・・。 『今朝の浅草神社』 浅草神社のソメイヨシノ。いよいよ蕾の先端が赤くなってきましたね。 昨年はこの枝が最初に開花したのです。 急に暖かくなってしまったので、この調子でいくと4〜5日で開花かな。
なごみちゃんがワンちゃんを見てますね。暖かくなったら、あんよしてワンちゃんたちと遊びましょうね。モモちゃんもモナカちゃんもこれ以上側に寄らなかったのですよ。きっと、赤ちゃんなので怖がらせたく無いと思っていたのでしょうね。
手水場でじゃれ合っているカップル。とっても背が高い男性だったもので・・・。
ボビちゃんと稲村のおばあちゃん。今朝はもう雷門を往復してしまったそうです。本当にお元気なおばあちゃんですよね。 いつもカイカイのバビちゃんです。 レオちゃん今日も来ましたね。 そ〜っと地面に降ろした瞬間、モモちゃんが近寄っていきましたよ。可愛いね・・・。 まだ赤ちゃんなので、モモちゃんに母性本能が芽生えたのかな。でも、レオちゃんは震えてましたよ。このように徐々に慣らしていきましょうね。 私も遊びたいな・・・。リリーちゃんもじ〜っと見つめていたのですけど、近寄ってこれませんでした。 ココアちゃんも遊びたいのかな。 レオちゃんが抱っこされてしまったので、ふてくされてカイカイするココアちゃん。 私も可愛いでしょ。バビちゃんはワンちゃんよりも人間が大好きなんです。 “私はこのワンちゃんが大好きなんですよ”、稲村のおばあちゃん、いつもモモちゃんがみんなの和の中に入れないのが気の毒だとおっしゃってました。でも、モモちゃんは年だから煩わしいのが嫌いなんですよ。 ナナちゃんが来てもお互いに反対向いて知らんぷり。こんなの、人間の親子姉妹にも有るんですよねぇ。 でも、他のワンちゃんを介しては一緒に遊ぶんですけどね・・・。 小さいワンちゃんたちが帰ったら、やんちゃ者のランディ君の登場です。 観音裏広場でランディ君と一頻り遊んで疲れてしまったモナカちゃん。 遠くにメグちゃんの姿も。今朝は近くでご挨拶できませんでしたね。 チャコちゃんは隅田公園を散歩して来たそうです。おかあさんから山桜が素晴らしかったと教えて貰ったので、足を伸ばしてみたのです。 ボクちゃんと一緒にお帰りです。