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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年8月4日(土) 旧暦6月22日先負

- セミの鳴き声 -

日記写真


『今朝の浅草』
 子供たちにとって夏休みは楽しい反面、自由研究など普段の授業とは異なった宿題を仕上げるのに頭が痛いことでしょう。先日、近所の本屋さんに行ってみると、「自由研究グッズ」コーナーなんてのも設けられています。科学実験・観察・工作・郷土研究等々、様々なジャンルのグッズが並び、特に目を引いたのが「シャボン玉ミラクル実験」というキットです。一般的なシャボン玉とは違って、四角柱,三角柱,四面体などの立体の枠に不 思議なシャボン膜をつくったり、ベース板を使ってシャボン膜で近道探しをする実験をしながら表面張力の秘密に迫るという能書きを見ていると、大人でも買ってみたくなるような内容なのです。
 また、最近の地球温暖化を知るための「地球環境調査セット」とか、スペースシャトルの無重力での観察用にも使われた、「アリの巣の観察セット」、中でも特異なのが実際の12分の1のサイズで作られた「人体解剖モデル」、パズル感覚で人体にはめ込み、それぞれの臓器の名前、形、配置を調べて、食べ物や息がどうやって体の中に取り込まれていくかを調べるという本格的な模型まであるのです。

 価格は「シャボン玉ミラクル実験」が一番安くて1800円、「人体解剖モデル」に関しては標準セットで13000円もしているのでした。子供たちにとっては買えばそれだけで「自由研究」を終えることができるように、実験の内容が事細かく書かれた参考レポートまでが付属し、それをそっくり真似すると完成してしまうのです。便利な世の中になったのは良いのですが、クラス全員がこれらのキットに殺到すると、全く同じ「自由研究」ばかりになってしまうんじゃないのでしょうかね・・・。
 
 あほまろの子供たちが小学生の頃には、せいぜい「昆虫標本セット」、親の方が懐かしくなって買ってしまし、近所の公園に出かけたのでした。しかし、都会で産まれ育った子供たちに昆虫は全く馴染みが無く、ようやく見付けたセミでさえも気持ち悪がって触ろうとしないのです。

 結局、家の中で出来る簡単な工作を手伝ってというか、ほとんど造ってあげて学校に持たせていたのです。それも、毎年ですよ。あの頃に今のような「自由研究グッズ」が有ったら、あほまろは全部買って自分で楽しんでいたかも知れませんね。

 そんなキットに頼る子供たちが多い中、二天門前でお父さんと一緒にお絵かきをしている子供がいましたよ。これが本来の「自由研究」なのですよね。

 ようやく境内でセミが鳴き始めました。でも、セミは停まっている木と保護色なので鳴き声が聞こえてもいったい何処で鳴いているのか解りませんよね。意地になって鳴き声をたどり、ようやく一匹見付けました。でも周りの枝が邪魔でなかなか良いアングルで写真が撮れないのです。それでも、枝をかき分けてなんとか撮影に成功したのもつかの間、あほまろに気付いたセミは逃げ出してしまったのでした。

 あほまろが北海道に住んでいた頃、セミが鳴いていても珍しくも無かったのですが、浅草寺境内で鳴くセミの姿に、幼い頃の夏休みを思い出してしまいました。同じ日本であっても、都会では昆虫のほとんどが絶滅危惧されるものになってしまったのです。人間が自然と共に豊に暮らせる場所、もう一度そんなところで暮らしてみたいな・・・。


『今朝の雷門』
 1円以上の全支出に収支報告書への領収書添付を義務付けようと、規正法再改正に着手したことが話題になっています。時々モモちゃんにお菓子のポーローちゃんをくれる、花川戸の靴屋の社長さん、“冗談じゃないよ。我々零細企業では領収証が無かったら1円すらも経費で落とせないっていうのに、政治家こそ1円でも領収書添付の見本を示してもらわなくちゃいけないよね”、最もですよ。
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『今朝の宝蔵門』
 
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『今朝の浅草寺』  
 
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『本堂から宝蔵門』  
 
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『本堂から宝蔵門の大提灯』  

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『今朝の二天門』  
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『今朝の境内』  
 東京は台風の被害を受けませんとはいえないように、とにかく暑いんです。フェーン現象とかで、やはり台風の影響のようですね。
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 こんな朝はよしず張りの簡易休憩場
が涼しく感じますね。
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 今朝は早めの散歩だったのでまだビビアンちゃんが来ていません。モモちゃんと椅子に座って暫く待ったのでしたが、残念ながらやって来ませんでした。
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 台東薪能の舞台です。
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 観客席に椅子が運び込まれてますね。
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『今朝の一写』
 「苦しいときの神頼み」という諺は、ふだんは神仏との付き合いがない人、自分が困ったときにだけ神仏に助けを求めることをいうのです。同じような諺に、「溺れる者は藁をも掴む」「叶わぬ時の神頼み」「事あるときは仏の足を戴く」などがありますね。でも、浅草に住む方々は「苦しくなくても叶わなくても神頼み」ってのが習慣になっているのですよ。もちろんあほまろとモモちゃんだって、毎日欠かさず「今日も一日元気に暮らせますように」と、参拝をしているのですよ。
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『浅草の人』
 これから野球の試合ですか。お母さんも応援するから頑張ってね。
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 警備員が、鯉に餌を与えたことを咎めていました。“どうしていけないんだよ”、“ちゃんと書いてあるだろ”、確かに「餌をあげないでください」との貼り紙は有るのですけど、スナック菓子などを食べながらこの橋を渡る人、ついついあげてしまいますよね。
 本堂前は自転車進入禁止。それに関して警備員が自転車でやって来る方を咎めている姿は見たことがないっていうのにね・・・。
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 何騒いでいるんでしょうね。本堂の階段に腰をかけ、大声で怒鳴っている警備員を見つめていました。
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『今朝の浅草神社』  
 浅草神社です。

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 浅草の神田です。
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『今朝のワンちゃん』  
 久ちゃんがやってきました。今日はゴロゴロ会館で「ほおずき会」ですね。久ちゃんは小唄で出演するのです。唄っている姿、写真を撮ってあげますね。頑張ってください。
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 ワンちゃんがやって来ると、ハトたちが慌てて飛び立ちます。ワンちゃんは何の悪さもしないのに、きっと、本能で怖いと感じて逃げるのでしょうね。
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 いつも仲見世でボールを追いかけているワンちゃんです。
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 ブルドックは暑さに弱いというので、早めの散歩が良いのでしょうね。
  
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 軽快に足を上げ、独特なスタイルで散歩をしているワンちゃんです。犬にも様々な個性があって楽しいですね。
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 歩きたくないとダダこねているワンちゃんもいますよ。暑いのでしかたがないよね。
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 モモちゃんが気になって、何度も何度も振り返りながら歩いていきました。
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『今朝の自転車』  
 今日はボーイスカートの行事があるのですね。大きなリック、いったい何が入っているのでしょう。訓練では一定の重量にするために重りを入れて歩くこともあるようですね。
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 こちらの坊やも野球大会に出かけるのかな。
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 自転車一台づつのコメントは省略しますね。
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 好きで撮ってるコレクションなもので・・・。
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 通りずらいでしょうけど、しかたがないんですよ。通っちゃいけないのですから。
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『今朝の街並』
 雷門通りにはサンバカーニバルの提灯が並びました。  

   
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 今朝も「デコトラの鷲」の撮影が行われていました。場外馬券場が混雑する前に撮影を済ませてしまおうとしているそうでした。
   
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 かつての浅草十二階下にあった「子安観音」何代目の観音様なのかは知れませんが、これも倒されたのか胴体が割れていますね。
   
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 ここに十二階「凌雲閣」が聳えていたのです。
   
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 かつての十二階下には、焼き肉屋さんがひしめいています。
   
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 こんなのも残ってますよ。この家、誰も住まなくなって久しいんですけどね・・・。
   
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今朝の写真
CANON EOS-30D,Tamron Zoom AF18-250 3.5-6.3
撮影枚数134枚
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