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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年10月27日 (金) 旧暦9月6日友引

- 読書週間 -

日記


『今朝の浅草』
 家を出ると明け方に雨が降ったようで路面がちょっと濡れています。そして今も霧雨のようなのがカメラに点々と付いてくるのですが、わざわざ傘を取りに帰るまでも無いような、そのまま散歩を続けてしまいました。
 浅草の表通りでは11月3日の文化の日に開催される「東京時代祭」の飾り付けが行われています。雷門通りには提灯が並び、これから街中に赤い幟が取り付けられるのです。作業を担当する新門さんの資材置き場には数百本の幟が出番を待っているのでした。これも、どこの位置にはどこの広告入りと、設置場所が決められているそうです。より広告効果の有る場所を指定して寄付を集めているからには、間違いは許されません。大量の幟の地区分別の作業、毎年のこととはいえご苦労さんですね。
 幟の設置は、今日中に終えるそうです。明日の雷門前には赤い幟がいっぱいはためいているのでしょうね。

 今朝もあほまろとモモちゃんがちょっと早く散歩に出かけたのですが、いつも写真と撮ったり、近所の方や観光客とのお喋りで、後から出かけてくる女房とナナちゃんに境内で追いつかれてしまうのです。いつものようにナナちゃんが喜んでモモちゃんに飛びついて来るのですが、モモちゃんは嫌がるのです。なんとか二匹が仲良くなってくれると良いのですが、頑固な年になってしまったモモちゃんには煩わしいのでしょうね・・・。
   
『終戦まもない昭和22年、まだ戦火の傷痕が至るところに残っているなかで「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という決意のもと、出版社・取次会社・書店と公共図書館、そして新聞・放送のマスコミ機関も加わって、11月17日から、第1回「読書週間」が開催されました。
 そのときの反響はすばらしく、翌年の第2回からは期間も10月27日〜11月9日(文化の日を中心にした2週間)と定められ、この運動は全国に拡がっていきました。
 そして『読書週間』は、日本の国民的行事として定着し、日本は世界有数の「本を読む国民の国」になりました。
 いま、電子メディアの発達によって、世界の情報伝達の流れは、大きく変容しようとしています。しかし、その使い手が人間であるかぎり、その本体の人間性を育て、かたちづくるのに、「本」が重要な役割を果たすことはかわりありません。
 暮らしのスタイルに、人生設計のなかに、新しい感覚での「本とのつきあい方」をとりいれていきませんか。
(読書推進運動競技会HPより転載)
 
 今日から「読書週間
が始まりますね。みなさんは本を読んでいますか。あほまろは毎日本に囲まれた生活をしているので、毎日が「読書週間のような生活を送っているのです。でも、最近は秘密基地のリクライニングシートに横になって読書をしていると、必ずといって良いほど眠たくなってしまうのです。そして数十分間のお昼寝も日課かな。
 若い頃は眠たい目を擦りながら読書をしていたというのに、最近は眠気を誘うために読書をする、本末転倒になってしまったようですね。とはいえ、読みたい本はどんなに眠たくなっても、ぜったいに読んでしまう。今年の読書週間のポスターのように、「しおりいらずの一気読み」でね。いっておきますが、あほまろの読書は決してマンガじゃ無いよ。最近は小説も読まず、ほとんどがコレクションや浅草の参考文献が多くなったのです。
   
 
「読書週間のポスター、今年は始めてCGで描かれたようです。これからの読書もどんどん電子メディアになってしまうのでしょうね。そのうちに紙に印刷する本その物が絶滅危惧される日も近いのでしょう。
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『今朝の雷門』
 雷門前で、ちょっと小雨が降ってきました。ここまで来て戻るわけにもいかず、そのまま散歩を続けてしまいました。結果、雨はここまででしたよ。明日はこの位置に「東京時代祭」の赤い幟が並ぶのでしょうね。
    
   
  
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『今朝の一写』
 境内で遊ぶ犬の中には、リード無しで遊んでいるワンちゃんも居ますよ。このワンちゃんはモモちゃんのところにも遊んで欲しいと近付いてくるのですが、相変わらず他の犬には興味を示さないのです。このように一緒に遊んであげると良いのにね。
  
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『今朝の境内』
 修復工事中の宝蔵門の囲いから本堂を見たところです。白い鉄板の写りが面白いですね。映画「地下鉄(メトロ)に乗って」のように、囲いを潜るとそこは戦前の浅草寺境内だった。なんてこと起こると楽しいだろうな・・・。
   
 囲いを抜けると、何の変哲も無い今日の浅草寺でした。
    
 こんな大きな堂宇の中に、僅か1寸8分の観音様が安置されているのですね。
   
 浅草神社をお詣りして帰ってきた、女房とナナちゃんです。
   
 あほまろが定点観測をしている「菊花展」の懸崖。
   
 昨日よりちょっと蕾が開いてきましたね。
   
 宝蔵門前の菊花展テーマ展示場です。
   
 受賞した菊花は早々に切り取られて花瓶の中に入れられてしまいました。まるで処刑場で打ち首が曝されているようで、ちょっと可愛そうですね。
   

 おっとお嬢さん、携帯電話をかけながらの自転車は危険ですよ。自転車も自動車と同様に取り締まりの対象になっているのですからね。
   
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。

『今朝の余談』

 毎月一度は我が師匠である、三遊亭圓歌師と遊ぶ会「歌友会」に参加するようになって10年以上経ちますかね・・・。昨夜は、神楽坂の「別亭鳥茶屋」での開催です。
   
 師匠のお隣は講談の定席で有名な、上野の「本牧亭」のおかみさんです。「本牧亭」は、落語や講談の中心地として人々に親しまれ、来年は創業150周年を迎えるのです。創業はなんと安政元年ですよ。来年は師匠の発案で、何か行事を行いたいですね。
   
 みんなで名物の鳥なべです。ここのなべにはまるでお餅のように大きいうどんが入っているのです。なべをつついているのは、師匠の奥様の礼子さんです。
   
 おやおや師匠、モテモテですね。彼女は「歌友会」の会員の息子さんなのです。男の子が欲しくて延々産み続けてようやく6人目にして男の子が出来て喜んでいたというにの、こんなんなっちゃって・・・。でも、とっても仲の良い親子なのです。彼女(彼氏)は、池上の本門寺境内で和食屋さんを営んでいるのです。
   


今朝の写真
Panasonic DMC-L1 LEICA D VARIO-ELMARIT F2.8-3.5 14-50mm
OLYMPUS ZUIKO Digital 7-14mm F4 / 50-200mm F2.8-3.5
撮影枚数58枚

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