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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年10月7日 (土) 旧暦8月16日大安

- 嵐の跡 -

日記


『今朝の浅草』
 台風崩れで発達中の熱帯性低気圧が荒れ狂った昨日、外で荒れ狂う宇風雨の音が恐いくらいでしたね。そんなひどい日にも関わらず、あほまろは病院だの何だかんだと外に出歩かなければいけない用事が続き、最悪の一日でした。とはいえ、モモちゃんの用足しだけはサボルことが出来ないのです。モモちゃんもそれを知ってはいるのでしょうけど、歩いていても飛ばされそうになる強風と雨の中、なかなか用を足せないのです。おかげで、全身ずぶ濡れで帰って来たのでした。
 まずは濡れた衣類を脱ぎ捨てようと・・・、おや脱げない? ずぶ濡れで肌にまとわりついたワイシャツを脱ごうと前のボタンを外し一気に背中から抜こうとした瞬間、両腕のボタンを外すのを忘れていたってこと。さて、それからが大変なんです。両袖が完全に裏返しになっている状態ではボタンを外せないのです。かといって、思いっきり引っ張って抜こうとしたら絶対にボタンが飛んでしまう。しかたがないので、片腕づつ元に戻し・・・。
 あ〜、あほまろはとうとうボケてしまったよ。なんて真剣に考えてしまいました。でもね、こんな経験ってみなさんも有るでしょう?
 
 せっかくの中秋の名月も見ることが出来ずに嵐の一夜が明けると、昨夜の雨がウソのような晴天になりました。久しぶりに我が家から富士山も霞んで見えています。でも、風はまだ強いようですが雨じゃ無いのでとっても楽な散歩、モモちゃんも安心して昨夜と同じ場所で用を足していましたよ。
 
今朝の散歩で目についたのは、あちこちで剥がれそうになってくっついているポスターや貼り紙類、倒れた放置自転車や看板、それと街の至るところに投げ捨てられている壊れた傘。昨日のテレビニュースで流れていた光景そのままなのです。気の毒なのは、河川敷や公園で暮らす世捨て人たち。ほとんどの青テントが飛ばされてしまって、みなさん惨めな状態で後片付けをしていましたよ。台風のたびに同じことを繰り返すと知りながらも、この方達はよっぽど隅田川で暮らしたいのでしょうね・・・。
 昨日の大雨や強風の影響で、関東地方ではけが人が相次いだとニュースで騒いでいます。その中で、多摩川の河川敷に暮らす世捨て人の救出作戦が伝えられていました。救出のため大勢の方が、ヘリコプターまで飛ばしての救出作戦、贅沢にも
世捨て人ヘリコプターが嫌だと船を要求したのでした。危険な場所にテントを張って暮らしていたのは事前に判っていたはず。もう少し早く警告してあげたら良かったのにね。
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『今朝の雷門』
 嵐の後なので、観光客がいっぱい戻ってきました。今朝の観光客は台湾からの団体です。みなさん中国語で語っていましたが、年輩の方々は仲間内でも日本語で会話しているのです。戦後60年以上も経っているというのに、まだ占領当時の暗い過去が残っているんですね。
    
   
  
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『今朝の一写』
 浅草寺幼稚園では、今日が運動会の日です。あちこちから、敷物やお弁当を持ってお出かけする姿を見かけました。本当にお天気になって良かったですね。
  
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『今朝の境内』
 幼稚園の前には、場所取りのために早朝から大勢の父兄が並んでいましたよ。中に知り合いの方もちらほら。中止にならなくて良かった良かった。
   
 連休中は屋台が並びます。菊花展の展示場が出来たため、いつもの屋台の方は裏に回されてしまったと嘆いてましたよ。 
   
 巳の日は弁天堂が開帳されます。恋愛の神様ですけど、巳の日に夫婦や恋人と一緒にお詣りすると、必ず別れるとも言われてますよ。お気を付けてね。
   
 
   
 台湾からいらっしゃったクーニャン三人組み。モモちゃんが可愛いと近付いてきましたよ。柴犬のような犬は、台湾では食用なのですよね。と訪ねてみたかったのですが、下手な中国語は通じなかったよ。
   
 浅草神社にもいつもより大勢の参拝客がいらしてました。
   
 昨夜の強風で浅草の神田は倒れた稲も目立ちますね。
   
   
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。

『今朝の余談』

 
 余談ですが、昨日の日記に書いた旧暦の8月15日は必ず仏滅になるという、簡単な算数の計算式に関して、間違っているんじゃ無いかとのメールを頂きました。それも三人の方から同じような内容だったもので、ここでもう一度解説しておきますね。

 (8+15)÷6=3 余り 5 

 この余りの5に割り当てられているのが仏滅ってことですが、これ、間違ってますか。
“答えが3.83333.....で5では無い”お怒りのようですけど、小数点以下の数字と余りとは全く別の数字なのです。
 ちなみに助手の古麻呂に余りを出してみなさいと計算させたところ、やっぱり電卓と同じく横に数字を並べて不思議がっているのです。それじゃと、算数の計算を、
 
 でも、考えてみたら電卓生活に慣れてしまった我々、余りなんて数字、最近は全く考えたことありませんね。余りはあまりにも難しい
のかも。

 猿若町165年の記念行事が張りだされていました。みんなで芝居の街を歩こうとの企画のようですが、現在ではかつての名残は猿若三座の石碑が残っているだけなのですけどね。
   


今朝の写真
Panasonic DMC-L1 LEICA D VARIO-ELMARIT F2.8-3.5 14-50mm
OLYMPUS ZUIKO Digital 7-14mm F4 / 50-200mm F2.8-3.5
撮影枚数58枚

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