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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年9月18日 (月) 旧暦閏7月26日友引

- 敬老の日 -

日記


『今朝の浅草』
  せっかくの連休だというのに雨は嫌ですね。今朝も雨が上がったのを見計らって散歩に出かけたのですが、結局途中で降られてしまいました。それもかなり激しい雨になってしまったのです。でも、備えあれば憂い無し、ちゃんと傘を持って出かけましたよ。

 こんな雨の休日ですが、浅草寺境内ではイベントの準備が行われています。今日は「老人の日」最近横行している振り込め詐欺への注意を呼びかけるイベント、「悪質、巧妙化する振り込め詐欺や、後を絶たない悪質商法から高齢者を守る」犯罪防止キャンペーンが行われるのです。
 振り込め詐欺だけじゃ無く、高齢者の健康不安につけ込み、高価な商品を言葉巧みに売りつける「催眠商法」の被害も急増しているようです。お友達の少ない老人たちを、地域の集会場に集め、日用品などを無料で配って人を呼び込み、健康に関する講演をしながら高額な布団やリホームの契約を結ばせる−という従来のやり方に加え、最近では、商店の新規開店を装って食料品を格安で販売するといって、人集めをする手口も出てきたそうです。「タダ同然の商品に誘惑されず、不審に思ったらすぐにクーリングオフの手続きを」、こんなことを呼びかけるキャンペーンなのです。こんなことまでしなくてはいけなくなってしまった日本、嫌な国になってしまったものですね。

 イベントは、午後12時半からキャンペーンのオープニングセレモニーとして、江戸芸かっぽれを先頭に、雷門から仲見世を練り歩くのです。その後、浅草寺境内の特設会場で日本古来の伝統芸能、なんきん玉すだれ、大神楽などが披露される予定ですが、なんといってもこの雨です。仲見世のパレードは屋根があるのでなんとかなるでしょうが、屋外のステージは無事に終えることができるのでしょうかね・・・。

 今日は月曜日ですが、競馬が開催されるようですね。六区には勝利を夢見るギャンブル狂が大勢集まってましたよ。
 
 秋祭の季節ですね。昨日、助手の古麻呂の実家が氏子の碑文谷八幡例大祭、目黒原町西町会
の御神輿渡御に行ってきました。ここの御神輿は昨年4月に新調した御神輿で、碑文谷八幡の氏子町会の中でも一際輝いています。昨年は、この御神輿のお披露目の撮影に行ったのですが、例大祭には行けず、お祭りで御神輿が渡御する光景を見るのは始めてなのです。しかし生憎の雨、担ぎ手のみなさんはそんな雨にも負けず、ずぶ濡れになりながらも年に一度の例大祭を楽しんでいたのです。
 他の地のお祭りの仕来りで気づいたのは、休憩の多いことです。だいたい20分に一度休憩場で、お茶と食べ物、更にはビールやお酒を振る舞うのです。三社祭の休憩といえばお昼のお弁当くいらいかな。休憩場で生まれる新しい友達なんてもの、若者にとっては楽しいことなのかも知れませんね。
 
雨でとっても疲れましたが、楽しい一日を過ごしてまいりました。また来年もお邪魔しますよ。
 碑文谷八幡例大祭の写真、近日中にあほまろ写真館で公開いたします。
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『今朝の雷門』
 雷門までは雨が上がっていたのですが、この直後に降られてしまいました。休日であっても、こんな日には観光客の姿は見えないですね。
   
 
   
  
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『今朝の一写』
 鳶とはしごは付きものです。とはいえはしご乗りの演技を披露するために運んでいるんじゃ無いのです。観音堂の前に架かっている御布の架け替え作業をするためにこんな長いはしごが必要なのです。
 でもね、普通の工事で使用するはしごは総てが近代的なアルミ製です。このような竹のはしごで作業をするっての、鳶頭連中の誇りなのか、浅草らしさというのか、粋ですね。
  
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『今朝の境内』
 雨の中にもかかわらず、今日のイベント会場設置の準備をしています。
   
 毎月18日は観音縁日です。縁日にはこのような提灯が飾られますよ。今日お詣りをした方には、普段の倍の御利益が授かるそうですよ。
   
 仲見世の表通りのシャッター絵がどんどん無くなってしまいましたが、このようなシリーズ物とは別の絵も取り替えるのでしょうかね・・・。
   
 何だか訳の解らない連中が、ホームビデオでへんてこな撮影を行っていました。そこに警備員が・・・。境内で許可の無い撮影は禁じられているのですよ。
   
 毎日、何の変わりも無い浅草神社を撮り続けています。さて、いつまで続くのでしょう。
   
 浅草の神田。
   
 頭が下がってきましたよ。
   
 燈籠会も雨に濡れて可愛そうですね。
   
   
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。

『今朝の余談』
 
碑文谷八幡例大祭の原町西町会の御神輿の宮入です。ここの町会は、神社の参道入口から次の鳥居までは女性だけで担ぐのを仕来りとしているのです。黄色い声が両側を縁日の屋台に挟まれた狭い参道に響き渡っていました。
   

 この頃から雨が降ってきました。途中から男性も加わって宮入をする御神輿です。
   
 御神輿は神楽殿の前に集まって神主さんからお祓いを受けます。ここの地面は雨でどろどろで滑りやすい状態だというのに、みんさん滑ることもなく頑張ってましたよ。
   
 一時は土砂降りの雨になっても、御神輿が止まることはありません。ずぶ濡れになっても熱気が伝わって来るでしょう。
   
 濡れネズミでも楽しそうですね。
   
 お祭りの最後は御酒所入り。これで今年のお祭りも終わってしまう一抹の寂しさで、御神輿は御酒所の前を、行ったり来たり何度も何度も繰り返えすのでした。
   
 碑文谷八幡連大祭、原町西町会の御神輿渡御の様子は、近日中に写真館でも公開いたします。


今朝の写真
Panasonic DMC-L1 LEICA D VARIO-ELMARIT F2.8-3.5 14-50mm
OLYMPUS ZUIKO Digital 7-14mm F4 / 50-200mm F2.8-3.5

撮影枚数72枚

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