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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年9月16日 (土) 旧暦閏7月24日赤口

- 記念日に想う -

日記


『今朝の浅草』
 久しぶりに良いお天気の朝になりました。こんな朝はちょっと遠出でも、なんて思って隅田川の方に行こうとしたのですが、モモちゃんが嫌がるのです。いつものコースを行こうよと言わんばかりに、あほまろを引っ張ってお決まりの最短コースに導くのでした。
 最近のモモちゃんはとってもお疲れ気味、今までなら早く行こうよと騒いでいるのですが、今朝はリードを付けても動こうとしないんです。強引に引っ張ると、嫌々玄関に向かうのです。それとも
節々が痛いのか、ちょっと触っただけでもキャンって鳴くんです。人間同様、年をとると動くのも嫌になるのでしょうね。これからどんどん寒くなってくると、更に動くのがかったるくなってしまうのでしょうかね・・・。
 その点、若いナナちゃんは元気いっぱい、今朝も女房と共に吉原の方まで歩いて来たといってました。それでもまだ元気が溢れているようです。
 昨日、秘密基地の床に点々と血の痕が付いているのです。いつも、わがままなナナちゃん、モモちゃんの居場所を占領したり、エサを盗ったりしてモモちゃんに叱られているので、もしやどこか囓られたのでは、と思って調べたのですが何処も異常が無いんです。ところが驚き、ナナちゃんが初潮を迎えていたのです。生後半年足らず、早いものでもう一人前の女性になってしまったんですね。まさかおむつをさせるわけにもいかず、これからの散歩、他の犬に近寄らないようにさせないといけないんでしょうね・・・。

 雷門前に、「お仏壇開眼供養式」の看板が設置されています。毎年、この時期に観音裏で仏壇業者が新しい仏壇を売るためのイベントを開催しているのです。看板によると、第23回目になるようです。そもそも、古い仏壇をお炊きあげし、新しい仏壇の開眼を行うといって、仏壇の賞味期限はいったい何年なのでしょう。これも、最新式の仏壇を売り込むため体裁を繕う販促の一環なのでしょうね。「早く新しい仏壇に変えなければご先祖様がうかばれませんよ」なんて言いぐさに騙されないようにね。
 
 今日は何の日を見ると、「マッチの日」とあります。その由来は、「1948年(昭和23年)のこの日、それまで配給制だったマッチの自由販売が認められたこと」と書かれています。マッチレッテルコレクターのあほまろが知る「マッチの日」は、国産マッチの開祖、金沢藩士であった清水誠が、マッチ製造を学習するためにフランス留学で横浜港を出航した日の「5月12日」と思いこんでいたのですが、いったいどっちが正しいのでしょう。(社)日本燐寸工業会ホームページを調べてみると、やはり「マッチの日」は清水誠が横浜港から旅立った「5月12日」となっているようです。
 毎日が何かの記念日になっています。このような記念日って、いったい誰が認定するのでしょう。国が定めた記念日は広報に掲載されるのですが、民間が勝手に決めた記念日なんてのは公にされず、会社の創業記念日や個人の誕生日となんら換わることが無いのでしょうね。
 最近では、民間の「日本記念日協会」なんてのが勝手に手数料を取って認定書を発行することも行われています。ちなみに、登録料は1件につき5万円で、だれでも申請できるそうです。いい加減な記念日に騙されないようにしましょうね。

 参考までにWikipediaの記念日の定義。

 「記念日には、誕生日・結婚記念日・忌日などの個人的な記念日のほか、公的な機関が定めた記念日、企業や商店が商品の販売促進のために制定した記念日などがある。
近年、販売促進のための記念日が急増しており、その中には、制定だけして翌年からは全く実施されなくなる記念日も少なくない。また、特定の企業や商店がそこで取扱う商品の記念日を作ってしまうと、同業他社がその記念日を使えなくなるとの意見もある」

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『今朝の雷門』
 「お仏壇開眼供養式」の看板が
設置された雷門です。それにそれにしても、お墓を持たない浅草寺が仏壇屋に協力するってのも不思議な話ですね・・・。
   
 今朝は青空ですよ。
   
  
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『今朝の一写』
 週末の六区は場外馬券場に来る方で賑わいます。シャッターが開いて、さて、これから警備員の登場です。中から、大勢の警備員が出てきました。
  
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『今朝の境内』
 抜けるように秋晴れの土曜日ですが、台風13号が迫っている影響で三連休の晴れ間も今日だけのようです。明日は碑文谷のお祭りに行こうと思っているのですが、雨にならなければ良いのですが・・・。
   
 太陽が眩しい朝の境内、平和地蔵尊の囲いの石柱もいつになく輝いていました。
   
 完成した排水溝です。これで、菊花展は水に濡れずに見ることができますね。
   
 影向堂は、十二支生まれ年守り本尊のお堂です。平成6年に浅草寺中興開山慈覚大師ご生誕千二百年を記念して建立された浅草寺で一番新しいお堂なのです。
   
 浅草神社の社殿は徳川家光の寄進で慶安2年(1649年)に完成したもので、昭和36年に拝殿・幣殿・本殿が国の重要文化財に指定されています。
   
 浅草の神田は、お米を育てる田圃なのです。
   
 13個のプランター総てに穂が出てきましたよ。その中の一個、奇妙な色の穂が出てきました。これは古代米とか、普通の米とは違う種類なのでしょうかね。

   
 週末は競馬の場外で賑わう六区です。先週はここでも1600万馬券が一枚出たそうですよ。
   
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。

『今朝の余談』
 今、最も身近な健康管理としてウォーキングが注目されていますね。浅草寺の境内でも毎朝大勢の方が歩いています。それも、私はウオーキングをやってますと言わんばかりにみなさんトレーニングウエアで歩いているので、当たり前ですが、すぐにそれと解るんです。夏の暑い時は辛いでしょうけど、この時期は爽やかで心身共に健康になりそうなウォーキングですね。
 境内では、たまにブランド物のウエアを身につけて歩いている方も見かけますが、特別なこだわりがない限りごくわずかな費用(ウエア)ではじめられるのですよ。
 あほまろは毎朝、モモちゃんと一緒にウォーキングしてますけど、スポーツウエアは持っていないので、普段着ですけどね。
 
ウォーキングによって日常のストレスから来る不調が改善されているのですよ。
   


今朝の写真
Panasonic DMC-L1 LEICA D VARIO-ELMARIT F2.8-3.5 14-50mm
OLYMPUS ZUIKO Digital 7-14mm F4 / 50-200mm F2.8-3.5

撮影枚数70枚

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