あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年8月6日 (日) 旧暦7月13日先勝

- 打ち水大作戦 -

日記


『今朝の浅草』
 
広島で被爆した方々のご冥福をお祈り申し上げます。
 世界初の原子爆弾が投下され熱線と衝撃波によって約14万人が即死した広島。その後、現在までに原爆症等で亡くなった犠牲者を含めると25万人以上にのぼるのです。こんな暑い時期に更に熱い熱風を浴びせられた被害者のみなさまのことを考えると、平和に犬の散歩をが出来る今の世の中に感謝しなければいけませんね。これもひとえに、先の大戦で被害に遭われた方々が守ってくれたおかげなのです。

 毎年この日が近づくとテレビで繰り返し流される原爆の映像。あれから61年、我が国は世界屈指の高齢化社会になっているとはいえ、あの忌まわしい戦争を語ることができる老人は少なくなっているのです。
 世界のどこかでは今も戦火の絶えない国があります。日本だけじゃなく、世界中が平和になることを祈って止みません。

 毎朝、平和な日本の平和な浅草を愛犬モモちゃんと一緒に散歩をしているあほまろ、幸せ者ではありますが、この幸せにも限りが来るのでしょう。最近のモモちゃんはめっきり足腰が弱くなってしまいました。歩きが遅くなったのは良いとしても、観音様の本堂の階段を上る足もとがおぼつかなくなってしまったのです。
 時々境内を散歩する19才の柴犬よりも老けてしまったようにも見えてしますのです。疲れると地面に座り込んで歩こうとはせず、時々あほまろを困らせるのです。今朝も、観音様のお詣りを済ませると、階段の上で動かなくなってしまいました。しかたがないので、抱っこして残り半分のコースを歩いたのですが、30度を超している炎天下に、モモちゃんの7キロの身体は応えましたよ。もう、汗だくを通り越して土砂降りの雨にでも遭遇したかのように全身ずぶ濡れになってしまいました。
 モモちゃんと一緒に幸せに暮らせるのは、あとどのくらいなのでしょうね・・・。今朝は、広島のことを考えると同時に、モモちゃんの老後も心配になってしまいましたよ。

 打ち水をすると外気温が2度下がる。昨日も書きましたが、この時期に打ち水をされた場所に入ると本当に涼しさを感じますね。昨日は伝法院通りで「打ち水大作戦」が行われたのでしたが、折りからの猛暑にはたいした効果が現れず、水を撒く前後の気温の変化は僅か0.3度でしたよ。それでも、訪れたみなさんは、無邪気に水遊びを楽しんでいました。詳細は「昨日の行事」をご覧ください。
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『今朝の雷門』
 熱帯夜で眠れなかったので、いつもより1時間以上も寝坊をしてしまいました。でもまだかなり寝不足気味で、毎日欠かさず定点で2箇所から撮影をしている雷門だというのに、今朝は向かいの並木通りからのショットを忘れてしまいました。決して二日酔いでは無いのですが、こんな失敗始めてですよ。それも、帰って写真を見て気付いたほどでしたからね。バカなアホですね。
   
 雷門の裏は定点にはしていないので、時々忘れてしまうのです。
   
  
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『今朝の一写』
  はいチーズ。オーストラリアからの観光客が記念写真を撮ってもらってますよ。数年前まで、こんな状況で撮るカメラは使い捨てカメラと相場が決まっていたのですが、最近は老若男女を問わず、みなさんデジカメになってしまいましたね。ということは、ストレージ用のパソコンも持って旅行をしているのでしょうかね・・・。
 あほまろの常識として、デジカメとパソコンは一体と考えているのですが、そんな考えも古くなってしまったのかな・・・。
  
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『今朝の境内』
 弁天山の弁天堂。いつもより遅い散歩だったので、いつも朝は遭わない方々との遭遇です。みなさん、今朝は遅いですね。“日記も遅れるのかな”、心配してくれました。
   
 伝法院の玄関の側溝設置作業、簡単そうに見えますが結構時間がかかるものですね。
   
 韓国からの団体です。たまたまいらしたもので撮ってみました。同じ東洋人でありながら、こうして見るとやっぱどこか日本人と違ってみえますよね。 
     
 世界平和をお願いしているのかな。勝手に考えたりして。
   
 商売繁盛をお願いしているのかな。勝手に考えたりして。  
   
 
豊年満作をお祈りしているのかな。そんな勝手な考え無いよね。
   
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『昨日の行事』
 伝法院通りで、お江戸浅草「打ち水大作戦」が開催されました。本来は省エネのために、お風呂の残り水を使うのが理想との能書きが書かれた紙が桶の中に浮いています。でも、イベントにはバッチイので再生水を使ってましたよ。これも、今年は水不足じゃ無いから出来る行事なのでしょうね。
   
 正午のカウントダウンと共に参加者全員で水を撒いたのです。でもね、カウントダウンの青年の腕時計2分以上も遅れていたんですよ。なんたって、あほまろは安物の電波時計をしているのですから。そんなの関係ないけどね。
 この時期、正午のこの場所は浅草公会堂の影で覆われてしまう時間なのです。水打ちをするなら、午前中もしくは、公会堂の影が抜ける午後2時頃からの方が炎天下で効果絶大だと思うのですけど・・・、松○さん。
   
 こちらはフジテレビのヤラセ。テレビ報道としては、こっちの方が絵になるのでしょうね。
   
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。

『今朝の余談』
 昨日、NPO法人「隅田川・江戸文化観光振興会」と墨田区の主催で、両国夕涼み「ゆかたDEガイドツアー」が開催されました。参加された外国人はみなさんゆかたに着替えて日本文化の体験です。
このツアーに応募された外国人は約50名ほどでしたが、当日の参加は僅か19名、スタッフの方が圧倒的に多い状態での開催となってしまいました。
 一行は国技館の相撲博物館を見学し、お隣の安田庭園で開催されている「納涼の夕べ」では、墨田区長、ミス隅田と隅田観光協会のみなさんのお出迎えを受け、折り紙の体験講座と野点を楽しんだのでした。
   

 今回参加した外国人には、アメリカ人は一人も居なく、エストニア、リトアニアなど旧ロシアから独立した国を始め、ドイツ、香港、韓国などの方々が多かったようです。外人といえばほとんどがアメリカ人だった時代しか知らないあほまろにとって、ちょっとカルチャーショックだったかな。
   
 ツアーの最後は両国二丁目の盆踊りに参加です。この盆取りは、町会のイベントにもかかわらず、国技館通りを回向院から両国駅までの間を通行止めにするという、とっても規模の大きい盆踊りなのです。これも、町会長が旧総理大臣と大学の同級生だったことで可能になったそうです。そんな関係で便宜をはかってもらう世界、まだ有ったのですね。
   
 外人さんが踊っていても違和感を感じませんね。
   

 東京都の観光部長さんもゆかたで踊りに参加されました。
   


今朝の写真
CANON EOS-30D,CANON ZOOM EFS10-22 F3.5-4.5 / EFS17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数45枚