『今朝の浅草』
　♪笹のはさらさら・・・、七夕の節句は、新暦・旧暦・月遅れと地方によって異なっておりますけど一般的なのはやっぱし七月七日。江戸時代の正式な式日の五節供の一つで、節供としての名前は七夕と書いて「シチセキ」と読んでいたのです。それと、七夕のお祝いは。七月六日の夜から七日の朝にかけて祝うのが本来の姿なんですって。
　昨日から入谷の鬼子母神で「朝顔市」が始まりました。毎年この日は、鬼子母神の近所に住む友人夫婦と「朝顔まつり」で盛り上がるのです。とはいっても、朝顔を眺めながら風流するってわけじゃなく、入谷のお寿司屋さんで世間話で飲んだくれるだけですけど、のんべで有名な三組の夫婦が集まるとそりゃ大変なことになってしまうんですよ。まずはビールでもう一杯ビールを飲んで、入手困難なお酒として有名な菊姫の大吟醸はかなり甘口、のんべはもっと辛いのを好むんですよ、なんて言いながらあれやこれやの大騒ぎ。結局いったい何杯飲んだか判りません。ただ、朝になったら家で寝ていたってのだけは確かですけど、記録テープが絡まって巻き戻せ無いんですよ。

　ボーっとした頭で、ボーっと散歩。モモちゃんもつられて気のない歩き方。端で見ている人たちには老人が老犬を連れてノロノロ歩いている姿に見えていたでしょうね。あ〜、どうしていつも飲み過ぎてしまうのでしょう。どうして人間は酒を好むのでしょう。酒の無い国に住みたい、こんな朝はいつもそんなことを考えるのですけど・・・。
　酒、やめましょうね。
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『今朝の雷門』
　ボーっとした頭でボーっと撮った雷門です。今朝は仲見世のあちこちでシャッターの修理が行われていましたよ。新しくなったシャッターには当然絵は無く、有名なシャッター絵もすこしずつ消えていくのですよ。シャッター絵はシールで出来ているので、予備を作っておけば良かったのにね。
　　　
　ボーっとした頭でボーっと撮った雷門の裏側です。
　　　
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『今朝の一写』
　今日は影向堂の縁日です。午前１０時より大法要が開催されます。今朝も住職からお誘いを受けたのですが、あほまろはお仕事が入っているので参加は出来ませんね。朱色のお堂に緑のまが木、そこに吊された掛け軸様の案内がとっても目立っていたので、今朝の一写。
　　
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『今朝の境内』
　明後日から始まる「ほおづき市」の屋台の線引きが完成しました。宝蔵門はこんな状況ですが、この前にほおづき売りの屋台が並ぶと雰囲気は盛り上がるのでしょうね。
　　　
　電気に配線も総て終わったようです。通路の真ん中に掲げられている横断幕には、「ほうづき市案内センター」と書かれていますよ。
　　　
　雷避けのお守りを後ろから見たところです。モックアップであっても、ちゃんと後の模様も再現しているようです。
　　　
　浅草神社の境内にも、屋台の線引きが行われました。こちらはほうづき売りの屋台じゃなくてお馴染みの縁日が並ぶのですよ。
　　　
　「神田」の成長が判るように、無理して下から撮ってみました。結構長くなってきましたね。
　　　
　こちらは梅の実、今朝気付いたのですが、梅の実って枝の付け根から熟していくのですね。枝から離れるに従ってまだ実は青いのです。
　　　
　いつものアホとモモちゃんです。この場所にも屋台の線引きが行われてますよ。ただ、それを見せたかっただけ。
　　　
　花やしき前の古着屋さんの三階を改装するようです。階段が荷物で覆われているので、クレーンで中の物を出しているようでした。
　　　
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　浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』　　
　昨日の日記で、朝顔の値段が２５００円と誤記してましたね。実は、２０００円だったのです。２５００円は、ほおづき市で売られるほおづきの値段でした。
　みなさん、奇麗な花が咲きそうな鉢を選んでいるのですが、この時間は当然花は咲いてませんよ。“どうして咲いて無いの”なんてバカな質問に、“朝咲くから朝顔なんだよ”って怒られてましたよ。
　　　
　“写真撮らせてください”、一声かけるとみなさん喜んで応じてくれます。“買ってくれますか？”、“ごめんなさい、荷物になるから帰りにね”、これお互いの常套句。
　　　
　あほまろがカメラを構えて何度も行ったり来たりしているうちに右側のお姉ちゃんとお友達になってしまいました。朝顔の前掛けはこのお店の特注品なのです。
　　　
　午後５時から言問通りが歩行者天国になります。さっきのお姉ちゃんも大声を張り上げて朝顔を売ってましたよ。朝顔の花の良い鉢を持たせて写真を撮っていると、この後、大勢のカメラを持った方々に取り囲まれてしまいました。
　みなさん良いカメラを持ってうろちょろし、他人が撮っているところをチャンスと寄ってくるのは、みなさん恥ずかしいのか、売り子に声をかけることをしないからなのです。良い写真を撮りたかったら被写体とのコミュニケーションが一番重要なのですよ。あほまろはいつでも誰にでも気軽に声をかけてしまうんですよ。
　　　
　このお姉ちゃん“はずかしいは”、って言いながらも花の色別に鉢を並べていました。“今年はどれも花の形が良いですね”、良く判らないけど、“そうですね”って答えておきました・