あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年6月3日 (土) 旧暦5月8日赤口

写真館で三社祭公開中!
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 観光客の流れ -

日記


『今朝の浅草』
 肌寒く雲行きの怪しい朝になりましたが、雨は無いようです。モモちゃんもナナちゃんも暑い朝よりは快適なのか、いつになく気分がハイなのです。その証拠に、普段はナナちゃんのこと全く気にせず歩いているモモちゃんが、何かにつけて歩いているナナちゃんにちょっかいを出しています。最初ナナちゃんは嬉しそうにじゃれていたのですが、そのうちいつもの囓り癖が。囓られて驚いたモモちゃん、“ダメ!”って言ってるかのようにナナちゃんを吠えたのです。それ以降、怖がってモモちゃんの側に寄らなくなってしまったんですよ。
 下の写真は、モモちゃんに叱られて仲見世の途中で座り込んで歩かなくなってしまったナナちゃんです。こうなってしまったら抱くしか無いのです。今はさほど重たくは無いのですが、日増しに増える体重。これからは女房の手に負えなくなってくるのでしょうね。かなりわがままになってしまったナナちゃんですよ。
   
 浅草の通り総てに名前(愛称)が付いているのをご存じですか。誰もが知る雷門の仲見世通りの一本東側(隅田川寄り)に「観音通」「メトロ通」があります。以前は、有名な地下鉄ビルが有って、地下鉄の入口の通りですが、なぜかそこは「観音通」で、新仲見世をはさんだその延長が「メトロ通」なのです。
 地下鉄(メトロ)に近い方が「観音通」で、観音様に近い方が「メトロ通」りという、とっても変わった通り名ですね。観光客にとってはそんなことはどうでも良いのでしょうけど、住んでいる方々がお互いに拘っている証拠なのでしょうかね。
 この「メトロ通」では、毎週末になると路上パホーマンスが行われております。今週は、浅草雑伎団の大道芸と、似顔絵描きがやって来るそうです。浅草に来るたび何かやっている街にしたい。通りの関係者が言ってましたが、そのためには宣伝が足りないのではないでしょうか。「偶然通って何かやっていたので観てしまった」そんな人が、家に帰ってから、あれは楽しかったけど、いったい浅草の何処だったのかな。なんて思い出せないようじゃ意味がありませんね。
 「毎週末には路上ライブが行われるメトロ通」を印象付ける看板とかポスターで、観光客にも認知させなければいけないでしょう。少なくても、浅草に行ったら絶対に通ってみたくなる通りと認知されるまではね。
 浅草の街並みの成功例として、浅草六区通りの芸人さんの写真が飾られた通りと、それに続く江戸の街並み伝法院通り、ようやく観光客にも認知されてきたようです。この二つの通りが出来てから、確実に観光客の流れが変わったのです。
 以前は、雷門から仲見世を通って、観音様にお参りをしてそのまま仲見世を引き返すパターンか、観音様から左に曲がって西参道、もしくは花やしき通りから六区。その二つのパターンが大半であったことが旅行代理店の調査にも書かれていました。
 それが今では、雷門から仲見世を通って、観音様にお参りをして再び仲見世を伝法院通りまで戻って六区通りに入る。まじ、こんな流れになってしまったのです。昨年8月から開通したつくばエクスプレスでいらっしゃるお客さんは、駅を出て、六区通りから伝法院通り、そして仲見世というパターンもあります。こうなったら、仲見世でお客さんの足を曲げずに、もうちょっと柳通りまで足を向けさせるってことも考えたいですよね。
 そのためには、伝法院通りから仲見世を飛び越えて「目立つ何か」が必要なのでしょう。たとえば、伝法院通りの真っ正面に高崎の巨大な観音像のようなものがそびえていたとしたら、誰もが引きつけられるでしょう。それは無理としても、混雑する休日に、伝法院通りから東側を眺めると、人の流れしか見えていない。見えているのは、柳通りの空の空間だけ。いっそのこと、明治大正浪漫の通りとして、浅草十二階を再現しては如何でしょう。
それが無理でも、アドバルーンや、風船で浅草十二階を表現することだって可能なのですよ。どんなに混雑する日でも、いつも空だけは空いてるのですから。
 柳通りとメトロ通りの関係者のみなさん。この通が好きなあほまろの戯言と思って、勝手な想像を、お許しください。
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『今朝の雷門』
 仲見世の奥に、何かの横断幕が掲げられていますね。「明治神宮崇敬会」を歓迎する物のようです。お寺が神社を歓迎している、ま、良いか。
   

   

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『今朝の一写』
 今年も浅草神社の境内に米が植えられました。この行事は今年で三年目になりますね。最初の時は神社本殿の横で日当たりが悪かったのか、それとも根付かなかったのか、一粒の米も採れなかったようです。
 昨年は、日当たりの良いエンジュの木の下に場所を変えたおかげで、見事に実ったのdした。今年はその数も増え、昨年同様たわわに実った米を見ることが出来るのでしょう。浅草神社のホームページでは、「稲作日記」が始まりましたよ。
  

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『今朝の境内』
 三社祭の名残が何も無くなってしまった浅草神社境内です。上の写真の稲作は、右奥のエンジュの木の下になります。
   
 仲見世の屋根が取り付けられ、サイドには日除けの簾も付きました。
   
 工事中の宝蔵門
   
   
   
 弁天山の梅の実です。まだ目に見える変化無し。
   
 影向堂の向前の庭。ツツジも終わり次はどんな花が咲くのでしょうね。
   
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
 特に話題の無い朝なので。モモちゃんとナナちゃんの写真でもご覧ください。
   
   
       
 若者が短期間で大金を入手することができる現在の錬金術。なんでそんなことがまかり通るのか、マスコミの騒動を半信半疑で見ていたのですが、やはり裏の演出があったのですね。ホリエモンもムラカミさんも、そんなに稼いで、いったいその金どうするの?


今朝の写真
CANON EOS-30D,CANON ZOOM EFS10-22 F3.5-4.5 / EFS17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数55枚