あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年5月13日 (土) 旧暦4月16日先勝

- 愛犬の日 -

日記


『今朝の浅草』
 また雨になってしまいました。しかも結構強い雨なのです。このところの霧雨の朝の散歩は、先日400円も出して買ってしまった軽いビニールの100円傘を持って行くことが多かったのですが、今朝は本格的な降りになってしまったようで、コンビニで500円で売っているのと同じような高級感を醸し出す大き目な100円ショップで買った傘を持って出かけたのですが、この傘の南天はのど飴、漢字変換って時々変な文字を出してくるんですね。あほまろはちょうど喉が痛いのマックは知ってたのかな。じゃ無くて、難点は、普通に持つと、傘を仕舞っておくためホックの付いたヒモがちょうどカメラの真ん前に飛び出しているのです。それで、撮影時は傘の持ち手の先が「し」になっている先端の方を持って撮らなければいけないのです。やっぱ、散歩は多少濡れるのを覚悟で、足下を見て高く買わされてしまった400円の100円傘の方が良いようですね。

 あ〜、何か朝っぱらから頭の回転が悪いのか、回っていないのか、何も考えずに思ったことを何でもかんでもキーボードに叩きつけているようですね。それも、このところ風邪をひいた訳じゃ無いのに、扁桃腺が腫れ、鼻水が出、咳も止まらないのです。昨日は、締め切りはとっくに終わってしまって、やんやの催促をされている原稿を描き上げた安堵感で、思いっきりコーヒーを飲みながら咳き込んでしまいました。おかげで、キーボードはコーヒー漬けになってしまったのです。それでなくても、マックのキーボードは、まるで“ゴミでも水でもお好きなだけ溜まってちょうだい”。そんな格好なのです。デザイン優先は決して機能的じゃないっての、わかんないのかな・・・。
 
 あ〜やっぱりおかしい。三社祭も近付いているのですから、気を取り直して真面目に日記を仕上げなくっちゃ。
 さて、今日はご存じ「愛犬の日」です。人と犬との共生を念願し、ドッグショーの開催や全国の愛犬家に対しさまざまな啓蒙・普及活動を行っているジャパンケンネルクラブが1994年(平成6年)に制定した記念日なのです。
 あほまろ家は、ジャパンケンネルクラブには加盟しておりませんが、愛犬家は間接的にこの団体にお金を支払っているのです。そう、この団体は愛犬の血糖証明書を発行している団体なのですよ。先日、テレビのドキュメンタリー番組で、この血統書の問題点を取り上げていましたね。所詮犬ごときの血統なんて、完璧に管理されている訳はないでしょう。ってのが結論だったようです。でしょうね、我が家の犬たちも一応血統書なるものが付いてきますが、それがどんな意味を持つのか、過去に一度もその御利益に預かったことは無いのです。最も、我が家の犬は出産をしたことがないので、必要が無いのかもしれません。血統が正しい犬でも、雑種であっても、飼い主にとって癒しの存在であればそれで良いのです。
 犬をコンテストに出場させるとか、訓練所に出すとかっての、犬にとっては大変なストレスになるそうなので、我が家は自然のままというか、成るがまま。そこらへんでお漏らしなんて日常茶飯事なのですから。それで、叩いたりしたら可愛そうなのでね。

   
 写真は、我が家の5匹の犬たちです。全員女性で出産経験無しなので、行かず後家というか、行けず後家かな。ハニーちゃんは昨年末から乳ガンの腫瘍が出来、どんどん大きくなっているのですが、僅か2キロの超小型ヨークシャテリアなので、手術は無理と言われてしまいました。このまま、我が家で生涯を終わらせてあげることにしたのです。でも、まだ食欲も旺盛で元気ですよ。モモちゃんよりも1日早くやって来たので、長女なのです。
 そうそう、今朝は久しぶりに奥山のお蕎麦屋さんに行ったのですが、スズメのピーちゃん、まだ我々を忘れていなかったようです。ちゃんと側に寄ってきて昔のようにおねだりするのですよ。可愛いね。
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『今朝の雷門』
 浅草寺の境内を散歩する犬はいったい何匹になるのでしょう。平日の朝、本堂前で数えたところ、朝の7時から8時までの一時間で、本堂前を横切る犬が28匹、本堂内部まで入って来るのが11匹、合計39匹でした。それが、日曜日になると、なぜか一気に数を減らすのです。理由は、休日くらいは寝坊をしてゆっくり散歩をしようということで、普段より遅めの散歩になるのです。
 あほまろがちょっとでも寝坊をすると、書斎でモモちゃんが騒ぐ声がベッドまで聞こえてくるのです。ですから、寝坊はできません。また、出かける用事がある時など、かなり早めの散歩になることがあります。そんな時のモモちゃんは、嫌々寝ぼけ顔で着いてくるのです。犬だって、ちゃんとリズムを持って生活しているのですよね。
   

 今朝は、ちょっと遅めだったので、いつもの犬たちの散歩は終わってしまったのかな。全く見かけないってのも珍しいのですよ。
   
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『今朝の一写』
 三社祭の提灯が吊され始めました。この時期は雨が多いので、ビニールに包まれたまま吊されています。この提灯のほとんどが印刷ですが、一部の町会では手書きで飾るところも有るようです。三社の氏子四十四町会総てが飾るので、その数、いったい何個になるのでしょうね。あほまろは、毎年我がマンションに飾られた提灯を頂き、秘密基地にぶら下げているのです。今年もそろそろ玄関にぶら下げなくっちゃね。

  
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『今朝の境内』
 どうですか、この不気味な空。雨は見えてはいませんが、これでも結構降っていましたよ。
   
 浅草神社から二天門にかけて、奉納提灯が出揃いました。今年の宮出しも、正面のビルの屋上から撮影しますよ。
   
 浅草神社境内の桟敷席は、まだ工事中です。
   
 御神輿で仏像類を壊されないためなのか、影向堂の周りにもテントが張られました。これも三社祭の風物詩なのです。
   
 二尊仏の後ろの銀杏の葉が迫っています。この位置からの写真、銀杏の木によって、春夏秋冬様々な顔を見せてくれるのですよ。
   
 伝法院通りに例え造花でもあっても、緑は似合いますね。
   
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
 薔薇笑亭SKD10周年記念ー春公演『夢愛翔(ゆめとあいでしょう)』の公演が終了しますた。昨夜は、この舞台の監修をなされる中原薫氏から誘われて、千秋楽の舞台を拝見させていただきました。
 町屋のムーブホールで開催されたのですが、踊り子さんが20名も登場すると見ている方にもその窮屈さを感じさせるような、かつてのSKDとは大違いのとっても狭いステージでした。ここで、演じられるのは、懐かしの「浅草国際劇場」で開催されていた、SKDの季節の踊りや東京踊りです。場面場面で当時の面影を感じるのですが、もっと大きな舞台でのびのびと踊らせてあげたいですね。
 「浅草国際劇場」が閉じて20年。元SKDのみなさんもどんどんお年を召してまいりました。でも、かつて東京で一番の歌劇団としてその名を馳せたSKD(松竹歌劇団)の伝統を、若い連中に伝え残さなければいけない使命を持っているのです。
 春日宏美さんが中心になって活躍する、今回の「薔薇笑亭SKD」。それに、千羽ちどりさんが中心となって活躍されている「STAS」。この二つの団体が共同でレビューを魅せてくれる舞台も観てみたいですね。
   
   
   
 名物ラインダンス。かつては、150〜200名が並んで足を上げたのですよ。
   
   
 フィナーレは春日宏美さんを中心にカーテンコール2回ほど。これも寂しい。
   


今朝の写真
CANON EOS-30D,CANON ZOOM EFS10-22 F3.5-4.5 / EFS17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数76枚