『今朝の浅草』
写真でもお判りの通り、今朝は、東京から西にかけて、どんよりと低く垂れ下がった雲に覆われています。しかし、北の方角は晴れているようで、我が家から筑波山の山並みが奇麗に見えていましたよ。
おまけに、昨日までの暖かさをは打って変わって、とっても冷え込んだ朝になってしまいました。寒いから可愛そうと、ポーちゃんの散歩をず〜っとさぼっていた女房でしたが、心境の変化か、あほまろが雷門付近で写真を撮っているところにポーちゃんを連れてやって来たのです。久しぶりに仲見世を歩くポーちゃん、後ろから見ていると、かなり太ってしまったようです。家の中だけじゃ運動不足になってしまうのでしょう。寒い中でも楽しそうに歩いてましたよ。
寒くてもちょっとだけでも外を歩くことによって、血行も良くなり、身体も温まります。寒い寒いと家の中に閉じこもっていたんじゃ健康に良くないのです。犬たちにも時々散歩をさせてあげなくっちゃね。太った身体でちょこまか歩くポーちゃん、写真を撮ってあげたのですが、カメラを向けると嫌がって逃げ廻ります。おかげで写真はブレブレ。あ〜あほまろも腕が落ちたね・・・。
今朝の東京新聞に、東武鉄道の駅長と一緒に「隅田川沿い寺社巡り」。そんな記事が載っています。東武鉄道の浅草駅長と助役が道案内役になって、東武伊勢崎線・堀切駅から浅草・隅田公園まで約七キロを歩く予定です。
現在、参加者を募っていますよ。散歩コースは、多門寺、隅田川神社、白鬚神社、長命寺、弘福寺、今戸神社、待乳山聖天をめぐり、ゴールは隅田公園です。所要時間は二時間半から三時間程度とちょうど良い運動になりますね。
開催は、今度の土曜日、21日。先着千人に粗品がプレゼントされるそうです。申し込みは当日受け付け。お問い合わせは東武鉄道開発宣伝課 03（3621）5208まで。
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『今朝の雷門』
江戸時代の大火「振袖火事」ってご存じですか。本郷丸山の本妙寺から出火した火災が、江戸城天守閣と市街のほとんどを焼失し、ここ浅草も浅草寺本堂を始め、雷門までが総てが焼け落ちた大火でした。「万石以上の御屋敷五百余宇、御旗本七百七十余宇、堂社三百五十余宇、町屋四百町、焼死十万七千四十六人といへり」（武江年表）、江戸三大大火の中でも最大級の大火だったことがうかがえます。
それが明暦３年１月１８日（当然旧暦ですが）でした。この火事を教訓の江戸街消防組織、いろは四十八組が組織され、現在もその名残として江戸消防記念会が火消しの伝統を守っているのです。「振袖火事」記念日、出初め式のように、江戸消防記念会でも何か防災イベントをやってくれたら楽しいでしょうね。
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『今朝の一写』
花やしき付近の路地には、高圧線、低圧線、電話線、光線など無数の電線が張り巡らされています。最近では、浅草でも徐々に地下に埋設する工事が行われるようになってきましたが、まだまだこんな状況は街のあちこちに見られます。現在のような情報社会、銀行を始め警察や消防の機能も総て電線と通じて交信する情報でコントロールされているのです。そんな大切な電線、このようにむき出し状態で構わないのでしょうか。たとえ、それが情報の線じゃ無かったとしても、電源を供給する元を断たれてしまうことによって、総ての情報が遮断されてしまう。
むき出しの状態に有る電線。ちょっと恐い状況にも思えませんか。
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『今朝の境内』
朝の境内はとっても静かです。静かなことを良いことに、本堂の前でアベックがいちゃついています。観音様の真ん前で抱き合ってチュ〜とかやっているんだよね。まったく罰当たりが・・・。なんて、観音様に背を向けて羨ましそうにカメラを向けるあほまろの方が罰当だったかな・・・。
観音縁日の今日は、温座秘法陀羅尼会が行われます。
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浅草に直接関係の無いお話。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
浅草で最後になってしまったロードショー劇場「東宝」も、今月いっぱいで閉鎖されてしまいます。これで、１１０年続いた浅草の映画公開の歴史にも幕が閉じられるってことです。とはいえ、まだ過去の映画三本立てとか、ロマンポルノ三本立てを見せてくれる映画館は二棟に４館は続けていくようです。
あほまろがこの映画館で最初に見たのが、加山雄三の若大将シリーズ、「アルプスの若大将」でした。映画を観た帰りに、若大将の実家として登場する飯田蝶子さんが女将さんを演じる老舗のすきやき屋「田能久」、そのロケ地になった、ひさご通りの「米久」を見てきたのです。もっとも、当時はお金も無く、入ることは出来ませんでしたけどね。
そして最後が、「ＡＬＷＡＹＳ 三丁目の夕日」です。北海道出身のあほまろにとって、東京の上野駅という場所は、故郷とつながった場所、その延長がここ浅草なのです。東宝映画館の見納め記念として、とっても良い思い出になりました。青春の思い出をありがとう「東宝劇場」。
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