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　暖かいというよりも、歩いていると汗ばむほどの陽気になりました。ついこの
あいだまで寒い寒いと震え上がっていたのが嘘のようですね。浅草寺境内の母子
地蔵さんも暑苦しい毛糸の着物と帽子に変わって春物のカーディガンに着せ替え
られましたよ。時節に合わせて着せ替えてくれる方がいらっしゃるのでしょうね
、親子そろってとっても快適そうでしたよ。
　一方我がモモちゃんは快適じゃないんですよ。浅草寺の階段上から足を踏ん張
って降りようとしないんです。しかたがないので、だっこして階段を下ろしてあ
げたのですが、今度は歩こうとしないんです。まったく最近のモモちゃんどうな
ってしまったんでしょう。１３年間も一緒に暮らしていると、たいがいのことは
態度で判るのですが、今回のこの態度は今まで無かった行為なのです。困った困
った、また病気じゃなければ良いが・・・。
　花屋敷の工事中の機材が恐いのか、ず〜っとだっこされて満足そうにあほまろ
の顔を見上げているモモちゃん、あほまろはますます汗ばんできましたよ。
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　浅草寺周辺１５カ所にユビキタスのガイドが取り付けられました。それら総て
が浅草寺と浅草神社関連の施設の開設だけなんです。浅草といえば、六区の興業
街や往年の演芸人を飾る浅草六区通りなんてのも観光ポイント、画期的な観光ガ
イドとして鳴り物入りで始まったユビキタス、もっと利用者の立場も考えてみて
は如何でしょうか。
　浅草観光にはお食事が付きものですね。週末になると有名店の前には大勢の人
が並んでいます。こんなのだって、情報端末を活用した整理番号を配るだけで、
並んで待っている時間をもっと有効に使えるのじゃないでしょうかね。玄関先で
、整理券を貰う変わりに情報端末でチェック、５分前になると呼び出し音で教え
てくれる、そんなサービスは観光ガイドよりも有効じゃないでしょうかね。でも
、国土交通省の実証実験なので個々のお店の宣伝になる行為はやってくれないで
しょう。もっと、民間の知恵も取り入れた実験をして貰いたいです。今まで、お
役所仕事でうまくいった試しなんて無いんですから。
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　あほまろは毎朝とある洋装店のシャッターの中に配達された新聞を楽しんでい
ます。ほとんどこれによって、トップニュースが知れるんですよ。シャッター越
しでは詳細は判りませんが、ヘッドラインははっきりと読み取れるんですよこれ
が、時々裏返しになっていることも有りますが、十中八九表なんです。なんとな
くせこくて惨めっぽいんですが、いつもまにかこれが楽しくなってしまったんで
すよ。雨の日も雪の日ももちろん今朝のように暖かい日も、シャッター越しのニ
ュースを楽しんでいるあほまろ、やっぱりどこか変わっているのかな。
　今朝のヘッドラインは、どの新聞もフジテレビとライブドアの和解ですね。何
が目的だったのか判らない乗っ取り作戦、この騒動で変わったのは、ライブドア
のおかげで、ニッポン放送とフジテレビの親会社子会社の立場が逆転したことだ
けだったのでしょうかね。
　ライブドアの堀江モンは、「通信と放送の融合による新しいビジネスモデルを
つくることは十年前からの目標。ワクワクしている」なんて語ってましたが、そ
んな構想が有るのなら、なぜもっと早く発表しなかったのでしょうか。そしたら
社会はもっと認めてくれたかもよ。早くワクワクしている事業展開を教えてくだ
さい、今回の騒動で社会を騒がせた責任が有るのですから。
　大きく掲載された写真をシャッター越しに見ていると、何か全員が檻の中に居
るように見えてくるのです。六百七十億円で買収とか、ライブドア側に支払う千
三十億円なんて数字だけを見ても庶民には無関係なこと、手が届かない数字なの
で、このように檻の中に有るんでしょうね・・・。