いよいよ今年最後の日となりましたね。今年はモモちゃんが手術しなければい
けないってこともありましたが、なんとか無事に過ごせたことを観音様や三社様
に感謝してまいりました。思えば、あほまろも一昨年、昨年と続けて入院なんて
嫌なことが有ったので、“今年こそは健康に留意して過ごそう”、初詣で真剣に
誓ったことが達成されたようです。とはいっても、神仏がそうさせてくれたって
訳じゃ無いのですよ。
　先日、偉いお坊さんが言ってました。「神仏の偶像を崇め奉るのではありませ
ん。偶像を介して真剣にお祈りしている自分の心に、願いが現実に成るように努
力しますと誓っているだけなのです。偶像は職人が造った木片に過ぎないのです
から」、毎日浅草寺と三社様をお参りしているあほまろにとって、ちょっとショ
ックな発言でしたが、考えてみれば全くその通りですよね。神仏に願っている事
柄は、自分で努力をしなければ達成できないのですから。
　これからも命が続く限り、毎朝神仏を介して自分の生きる道を探っていきたと
思います。あほまろがお参りしている時のモモちゃん、横でお座りして待ってい
るのです。きっと、心の中でお祈りしているのでしょうね。
------○------
　大晦日だからといって特に変わったところはありません。なんて言ったらおか
しいでしょうが、１２月に入ってから毎朝行われていた正月の準備を見飽きてし
まったからなのでしょうね。ただ変わったといえば、浅草寺境内に七草まで開い
ている屋台が並んだことでしょう。
　それ以外には、弁天山の鐘楼で今夜行われる「除夜の鐘」の案内幕が張られた
ことですね。この「除夜の鐘」は百八回撞くと決められているので、誰もが撞け
る訳じゃないようです。浅草のお偉い方を中心に、事前の申し込みをした人だけ
がこれを撞けるそうですが、これも高額なお布施を納めた方だけなのだとか。数
年前、あほまろにも誘いが有ったのですが断ったことがあります。これ以外にも
、節分の豆撒きなんかにも高額なお布施が必用なんですよ。正に「仏の沙汰も金
次第」ですよね。
　前にも書きましたが、神仏の偶像をお祈りする訳じゃ無いのです。高額なお布
施をすることによって願いが叶うのだったら、金持ちはみんな百まで生きてもお
かしく無いんですけどね。
------○------
　ネットで「除夜の鐘」を調べてみました。
「除」という文字は「除く、押しのける」という意味が有り、「除夜」は「古い
年を押しのけて，新年を迎える夜」のことなのです。除夕（じょせき）・除日（
じょじつ）・年の夜・年越しともいいます。ちなみに、“除夜”の解釈として、
「夜を除く」と説明することもあります。そのため、大晦日の夜は眠らずに元旦
の朝まで起きている風習があるのだとされています。
　そんな説明が有りました。そういえば、子供の頃の大晦日には除夜の鐘を聞く
まで起きていようと真剣に目を開けていた記憶がありますが、確かいつも途中で
挫折し、気が付くと朝だったってことありましたよ。大晦日の夜を徹夜したって
のは、学生時代でしたよ、それもマージャンでね。
------○------
　何はともあれ今年が終わります。昨日は我が家の恒例になっている年末の行事
を無事こなしてきました。あほまろが東京の越して来た２２年間毎年欠かさず続
いている行事なのです。
　そんなこと書いたら、みなさんはきっと何処かのお寺でお清めの水をかぶると
か、東京タワーの大展望台で記念写真を・・・、なんてこと考えるかも知れませ
んよね、一般的には・・・。
　違うんです、“横浜の中華街で昼食を食べ、年末年始用のお総菜を仕入れて帰
る”たったそれだけなんですよ。久しぶりに息子の運転でした。でも、考えてみ
たら、我が家の車に乗るのも毎年この時だけなんです。この行事が無かったら、
一生我が家の車に乗る機会が無いっての、始めて感じてしまいました。子供たち
はしょっちゅう使っているっていうのに・・・。
　息子が、そろそろ買い換えないかとか・・・、なんてバカなこと言ってますけ
ど、年に一度しか乗れない車に金を出すつもりは無いね、悪いけど・・・。
------○------
　さて、本年も「モモちゃんとあほまろの日記」にお付き合いいただき、ありが
とうございます。この日記を始めて来年で５年目に入ります。過去の日記も総て
残っているのですが、今の形体では読みにくいとのご意見も多く頂いておりまし
て、ようやくこの三年分の日記だけですが別枠でご覧になれるように加工し、本
日中に公開できることになりました。
　内容はともかくとして、続けている努力が報いたのか、今年の一月に５０万回
だったアクセスカウンター、夏には６０万回を記念するオフ会も開催させて頂き
ました。そして先日、ついに７０万回を超えてしまい、今年は２０万回以上も見
て頂いたことになるのです。
　来年も再来年も懲りずに書き続ける気力は充分なのですが、あほまろとモモち
ゃんの体力が持ちますかね・・・。そんなこと昨年も書きましたね、でも、絶対
に続けるぞ！！！
　“それではみなさま、良いお年を”　　　　　　　　　　　　　　亜寳麿裕寳