浅草は抜けるような青空が続いてます。寒いのですが風は無く、日向では暖か
さも感じるようです。月曜日とあって観光客が誰も居ない仲見世から境内にかけ
て、いつもよりのんびりと散歩をしてきましたよ。何故かというと、あっちキョ
ロキョロ、こっちキョロキョロ、モモちゃんは急ごうとしないのです。何が有っ
たのかのんびりと歩きたい心境なのでしょうね。でも、決して身体の調子が悪い
訳じゃないのですよ。しんみりと迫り来る師走を感じているのかも。
　あと２日で師走の１２月になってしまいますね。師走になると、毎年仲見世沿
道にお正月飾りが飾られます。それも、明日の夜から飾り付け、１２月１日の朝
には総てが完成しているのが恒例なのです。ただ一度だけ例外として一週間遅れ
で飾られたことがありました。一昨年のＮＨＫ連続テレビ小説のロケ時で、まだ
夏の雰囲気を撮影しなければならなかったのだとか。そういえば、あの年は１０
月の寒い夜に三社祭の撮影など浅草がとっても賑わっていたっけ。
　そんな訳で、今朝の写真のように仲見世の空が抜けているのは今日で見納めか
もしれませんね。明日の朝から飾りの準備でロープが張り巡らされるのです。
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　このように、とっても爽やかだった昨日の日曜日、まだ靴擦れの痛い足を引き
ずりながら秋葉原まで散歩をしてきました。秋葉原には別に用事は無かったので
すが、女房と先日この日記で取り上げた蕎麦屋さんの話題をしていた中で思い出
したお店が、秋葉原のラオックスコンピューター館の隣に有るお蕎麦屋さん「志
な乃」です。
　ここのお蕎麦はもちろん美味しいのですが、それよりもこの時期の「鍋焼きう
どん」が最高なのです。このお店を見付けてから２０年以上も通っていますが、
味はもちろん、佇まいもサービスも昔のままなのも嬉しいんですよ。座る席でい
ろいろな思い出も蘇ってくるのです。この席は子供達と一緒にファミコンのソフ
トを買いに来た帰りに座った席で、あの席は、ソニーが始めて発売したポータブ
ルＣＤウォークマン「Ｄ５０」を買った帰り、みんなで開けてみたっけ・・・。
　田舎風の鉄鍋に昆布の出汁を入れ、最初は具だけを煮込み、途中で茹で上げた
てのうどんを入れる。玉子を一個落として火を止め、最後にパリッと揚がった海
老の天麩羅を乗せて出来上がり。待つこと２０分。薄味ですがしっかりと出汁が
効いた独特な「鍋焼きうどん」の出来上がりです。
　最初は蓮花で出汁の具合を試し、フウフウ冷ましながらうどんを一本。この瞬
間がたまらない郷愁を感じる瞬間なのです。信州特産の辛口一味をお好みで調整
し、後は汗だくになりながら一気に最後の一滴まで頬張り込んでしまう。
　あ〜満足。これだけが食べたくて寒くなると、時々秋葉原まで出向いてしまう
のです。肝心のお値段ですが、ちょっと高目で１７００円だったかな。
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　食べ物にこだわる人は水にもこだわる。よくそんなこと言われますが、それが
何処のどんな水で造られたなんてこと感じながら食事を楽しんだことって有りま
すか。せいぜい、冷たい水を飲む時にカルキの味が有るか無いか程度でしょう。
　先日、浅草寺境内に出来た「島そば」なるお店の横に、奇妙な事を書いた看板
が出されました。「由緒ある井戸水」なんて書かれています。
　「徳川家康」が江戸幕府を開いてから、江戸の人口が増え、浅草寺への参拝客
も一層賑わい出しました。この頃、仲見世が始まりました。当時この一帯は、水
茶屋があり、その時から続く由緒ある井戸水です」
　看板の下には、ノブが取れた蛇口が有りその下には手水鉢が置かれています。
でも、確かこの蛇口はこのお蕎麦屋さんが出来る前から散水用に有った蛇口です
よ。それが何時から由緒ある井戸水に変わってしまったのでしょうかね。
　このお店、本日の出汁は何処何処産の昆布と、何処何処産の塩、等々素材にこ
だわっているようなので、その一環として水にも拘っているのだって所を見せた
かったのかもね。でも、この水道の蛇口を知っている者は騙せないですよ。
　蕎麦屋といえば、何処でも必ず確かめてみるあほまろ。先週の日曜日にはちゃ
んと試食済み。あえてコメントは避けておきましょう。でも、場所が浅草寺境内
と立地条件が良いので、繁盛しているようですよ。
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　「まぼろし探偵」当初は、少年探偵王のタイトルで連載開始されておりました
ね。ラジオ放送では「赤胴鈴之助」の後番組として昭和３４年より放送されまし
た。その後の昭和３４年にはテレビでも放映されたのです。
　なぜ、突然「まぼろし探偵」なのかというと、昨日秋葉原のＤＶＤショップで
当時のビデオが売り出されていたのです。吉野博士の孫「さくら」として登場す
る、今とは違ってとっても可愛いかった吉永小百合ちゃん。ついつい衝動買い・
・・、でも売り切れなんですって。
　良くそんな映像残っていましたね。あほまろの面子でさえも朽ち果てそうにな
っているっていうのに・・・。