平成16年(2004)11月14日 日曜日

- 二の酉 -

 ころころ変わる秋の空、今朝はどんよりと曇って今にも雨が降り出しそうです
よ。こんな日は散歩はそこそこに、いつもの西参道の入り口にあるお蕎麦屋さん
で暖かいのを頂いてきました。いつもお蕎麦屋さんのおばちゃんがモモちゃん大
好物のナルトをたくさん入れてくれます。その味にひかれたモモちゃんは、毎朝
お蕎麦屋さんの方に引っ張っていくのですよ。でも、午前8時前の散歩ではまだ
開いていないので、シャッターの周りをクンクンしながら残念がるモモちゃんな
のです。
 今朝もシャッターが閉まっていて、残念そうなモモちゃん。諦めて帰ろうとし
たその瞬間、ガラガラガラ・・、シャッターが開いたのです。喜んだモモちゃん
が飛んでいくましたよ。もちろんあほまろも喜んだのですけどね。
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 こんな寒い朝、まるで焚き火のように舞い上がる湯気の中に顔を突っ込んで食
べるような暖かいお蕎麦って、良いですね。このお店は立ち食い蕎麦のお店です
が、麺も出汁もとっても良いんです。西参道の入り口で商売をして30年、今で
はちょっと耳が遠くなっただけで、とっても元気なおばちゃん一人でやっている
のですが、日中は近所に住む娘さんやお孫さんがお手伝いをしてくれるのです。
 今日はお酉さまなので、きっと忙しいよ・・・、そんなことを話している矢先
に熊手を担いだお客さんが入ってきました。“家が商売してるので、毎年二の酉
に熊手をやっているんだよ”、柔らかな江戸弁で話すおじさん、墨田区で明治時
代から親子3代畳屋さんをやっており、最近は昭和レトロブームの影響なのか、
新築マンションでも昔のアパート感覚のワンルーム和室がブームとなって、張り
替えが効く本格畳の要望も多くなりとっても忙しいのだとか。
 本当の畳って良いですよね、あほまろの家のマンションはハリボテ畳、裏を返
すこともできない偽もの、“本当の畳に取り替えなくっちゃ”、その時はお願い
しますね。朝のお蕎麦屋さん、あほまろはお客さんたちとの会話も楽しみの一つ
なのです。
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 お蕎麦屋さんのカウンターに、見慣れないキャラクターが描かれたパンフレッ
トが置かれています。よく見ると「愛知万博」のパンフレットなのです。そうい
えば、「愛知万博」って、来年春から開催されるのですよね。
 「愛知万博」のキャラクターってご存じですか。「モリゾー&キッコロ」とい
って、自然とエコロジーをテーマにして創られたキャラクターなのだそうです。
パンフレットには、“愛・地球博として旗揚げした時から「愛知万博」の宣伝マ
ンとして世界中を飛び回っている・・・”、そんなこと書かれていますが、こん
なキャラクター知ってましたか。
 帰ってから「愛知万博」をネットで調べてみると、タイムリーにも今朝の朝日
コムの中にも載ってましたよ。
『愛知万博への関心高まらず 「開催知らない」が44%』、開幕を4カ月後に
控えた愛知万博のPR不足が浮き彫りになった格好だとも書かれています。また
、内閣府が13日付で発表した世論調査では、すでに発売されている前売り入場
券を「知らない」とする人も8割近くもいたそうですよ。
 万博といえば「大阪万博」以外万博じゃ無いなんて思っているあほまろ、「愛
知万博」なんてまがい物のようにも思えるのですよ。そういえば、浜名湖の花博
って万博も有ったような・・・、もう終わったのかな。
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 明日15日が七五三ですが、平日なので今日がお参りのピークになるのでしょ
う。浅草神社では参拝客のために仮のテントも張られ子供用の風船も用意されて
おります。これから晴れ着を着た子ども達が大勢押しかけるのでしょうね。
 二の酉の撮影と合わせて、そんな子供たちの様子も残しておきましょうかね。

今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数34枚