平成16年(2004)11月12日 金曜日

- 旬の味覚 -

 嫌な雨の朝です。今日は早めの用事があるので、時間が気になって4時頃から
なんとなく起きているのか、二度寝しているのか頭がボーっとなってますよ。そ
んな訳で、久々にとっても早いお散歩ですが、肝心のモモちゃんもまだ寝ぼけて
なかなか用を足してくれないんですよ。雨は降ってるし、急いでいるっていうし
・・・。
 雨のおかげで外はまだ薄ぼんやりとしています。こんなお天気にもかかわらず
、雷門前では台湾の放送局が観光客の取材を行っていますが、こんな時間にお客
がいるわけないでしょう。あほまろにも声をかけてきたのですが、観光じゃ無い
し急いでいるので、無視ですよ。
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 江戸の下町を舞台にした「鬼平犯科帳」など、時代小説の傑作を産みだした作
家、池波正太郎記念文庫をご存じですか。西浅草3丁目、台東区生涯学習センタ
ーの1階に有るのです。
 池波正太郎さんは浅草聖天町の生まれで、作家になる前は台東区役所の職員を
していたのです。日曜日に生涯学習センターで開催されたエコフェスタの会場で
、池波正太郎さんと区役所で一緒に仕事をされていた同僚の方にお逢いすること
が出来ました。彼が持って来た手帳には、一緒に旅行をした時に池波さんに描い
てもらったという「松茸」が描かれていました。旬の松茸と上海蟹を一緒に食べ
たのを今でも懐かしく思い出すそうですよ。
 時代小説、旅、人生、食、映画、様々幅広いエッセイを残している池波正太郎
さんのもう一つのお得意のスケッチ画、これがまた独特な魅力を持っているので
す。現在、池波正太郎記念文庫では、池波正太郎が生前親交のあった方々に贈っ
た色紙や書簡・絵手紙などが公開展示されております。その中にも、お礼のはが
きに書かれた、あのおじさんの手帳とそっくりな「松茸」の絵も展示されており
ました。さすがに食通だけあって、とっても美味しそうに描かれてますよ。
 池波正太郎記念文庫三周年記念、「池波正太郎の色紙・書簡展」は、12月1
5日まで開催されております。
 『天は二物を与えず』一人の人間には、そう幾つもの才能や長所を持てるもの
では無い。そんなことわざも有るのですが、天にも勝る彼の才能、ため息の出る
思いでしたよ。
 みなさんも、秋はやっぱり「文化の秋」、浅草は浅草寺の仲見世だけじゃ無い
んですよ〜〜〜。格調高い秋を満喫してみませんか〜〜〜。 
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 紅の豚になりたいですか。新聞によると、宮崎駿監督のスタジオジブリがファ
ッション界に進出したそうですよ。アニメ「紅の豚」の主人公ポルコ・ロッソが
イメージモデルとなって、映画と同じ(?)「カッコイイとは、こういうことさ
」をキャッチコピーに。基本的日本人の“胴長短足世代に似合う服”を考えたの
だそうです。お求めになりたい方は、今月17日から新宿の伊勢丹でコートやシ
ャツなどを26種売り出すそうです。また、来春以降は店舗や商品をどんどん増
やし、近い将来は子供や女性向けにも進出するのだそうです。
 そのうち、渋谷や新宿の繁華街には「千と千尋の神隠し」の主人公と「紅の豚
」がデートしているかも、それを見ている「もののけ姫」と「天空の城ラピュタ
」のカップル・・・。町中に氾濫してしまったら楽しいでしょうかね。
 商品のお届けは「魔女の宅急便」をご利用くださいね。
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 あっ、午前8時になってしまった、急がなくっちゃ・・・・。

今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数38枚