平成16年(2004)7月28日 水曜日

- 菜っ葉の日 -

 久しぶりでとっても爽やかな朝になりました。外に出るとまるで炎天下で汗だ
くの身体で、いきなりクーラーがギンギン効いた銀行のロビーに入ったって感じ
なんですよ。それも、クーラーの吹き出し口の側の前に居るように爽やかな風も
吹いてくるのです。
 そう、寝苦しかった我が家の中とは大違いなのです。これも、今日本に近づい
ている台風の影響なのでしょうね。この台風もかなりの勢力を保ちながらやって
くるようで、またまた被害をもたらさなければ良いのですが、台風が上陸しそう
な西日本のみなさん、充分注意してくださいね。
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 爽やかな朝とあって、浅草寺の境内もいつもより訪れる人が多いようです。そ
ういえば、観光で来る連中も、暑いとバスの中で待機しているって人も多いとガ
イドさんが言ってたことがありました。今朝は爽やかなのでみなさんが出て来た
のでしょう。境内は中国語と韓国語が入り乱れていましたよ。
 韓国といえば、韓国人が経営するお店が軒を連ねる浅草の公園通り商店街の骨
董屋さんの上に、韓国人専用の民宿ができたようです。この通りは韓国風居酒屋
さんと、韓国食品のお店でいつも賑わっている通りなのです。あほまろの家でも
、ビビンバを作る時は、ここの食料品店でナムルやキムチを買うのですよ。なん
たって本場の味なんですから。
 そんな通りに、韓国語で「パラダイス民泊」と書かれた大きな看板が掲げられ
たのです。それに料金はなんと一泊2000円と激安。いつも、浅草寺に観光客
を連れてくる韓国人ガイドの方にこの民宿のことを聞いてみると、浅草という観
光地のど真ん中に開業したことが功を奏して、韓国内のインターネットで話題に
なり、テレビでも紹介されたのだそうです。おかげで、この夏は予約でいっぱい
、韓国では有名な民宿なのだそうです。
 凄いですね、ここは浅草のど真ん中なんですからね。ここが成功しているって
ことは、これから軒並み同じような民宿が登場するのかも知れませんね。朝から
ニンニクの焼ける臭いが漂ってました。きっと朝食から焼き肉なのでしょうね。
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 今日は、葉物の野菜を食べて夏バテを防ごうという魂胆から、青果商関係者が
むりやり制定したといわれる「菜っ葉の日」だそうです。
 “7”、“2”、“8”なので、“ナ”、“ッ”、“パ”の語呂合わせ。まる
で落語のようですね。落語の方といえばおなじみの「青菜」の一節を思い出して
しまいましたよ。
 炎天下のお屋敷の庭で植木の手入れをしていた植木屋さん、ちょっと一服、煙
草をすいながら 庭を眺めていた。そこに屋敷のご主人が現われて植木屋さんにご
馳走でもしようという。それも、庶民の口にはめったに入らない「鯉のあらい」
なんて食べ物。おまけに氷の上に盛られた「柳陰」といわれるお酒。仕事で体の
火照っている植木屋さんすっかり舞い上がってしまった・・・。 
 ところで植木屋さんは菜をおあがりか。へぃ、あっしは菜のおしたしなんての
が大好きで・・・。
 アクの少ない青菜をたっぷり使っての卵寄せなんての、夏ばてに効果があるそ
うですね。また、ほうれん草のおしたしなんてのは、ビタミンいっぱいの食べ物
ですよ。でも、あほまろはご幼少の頃、青菜が大嫌いだったんですよ。何故かと
いうと、食卓の皿の上のほうれん草に、ナメクジが這っていたんです。あ〜、あ
の光景を思い出すと今でも背筋が寒くなるんですよ。
 出来るだけ当時を思い出さないようにして、今は食べますよ。「菜っ葉の日」
、こんな記念日が有っても良いですね。ちなみに、韓国の青菜の日は、秋のキム
チを漬ける時期なのだそうですよ。

今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数33枚