平成16年(2004)7月3日 土曜日
- 新子 -

 浅草でも七夕の飾りが目立つようになってまいりました。七夕といえば東西の
2大巨匠平塚と仙台ですね。平塚の知り合いが言うには、平塚の七夕は仙台の倍
以上の規模だというし、仙台の友人は仙台が日本一だと言っているし、浅草の合
羽橋商店街の方々は東洋一って表現しているし・・・。西洋にも七夕飾りっての
が有るのでしょうかね?それにしても、全長1キロにも及ぶ合羽橋の七夕飾りは
壮観ですよ。平塚仙台両巨頭にも劣るとも勝らない・・・。
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 暑くもなく寒くもなく、またちょうど良くもなく・・・、どっちつかずのお天
気というよりもちょっと気分の良いような、悪いようなあほまろです。実は昨夜
嬉しいことが有って飲み過ぎてしまったようなのです。
 旬の魚といえば、“コハダの稚魚”、そう近所の寿司屋さんからシンコが入り
ましたよとの情報を受けて飛んでいきました。っていっても鉄人28号のように
背中にしょったエンジンが火を噴いて飛んだ訳じゃなく、地に足が着いたまま飛
んでいったのです。ん〜表現が難しい・・・、なんていうか、嬉しくて喜び勇ん
でって行動を表現したかっただけ。
 あほまろは毎年この時期が一番好きなのです。シンコが入ると有るだけ食って
しまうあほまろに警戒してか、寿司屋さんも奥に隠してその全体像を見せてくれ
ませんが、でも、最初と有って24匹も食べさせてくれましたよ。
 光り物の代表格といえばやっぱり小鰭(コハダ)ですね。かつての江戸っ子に
とっての小鰭はすっきりとあか抜けした感じ、つまり“粋”を象徴するさかなだ
ったのです。その小鰭の幼魚で、9月頃から東京湾で獲れるものをとくに新子と
いって珍重されたのですが、最近では東京湾に小鰭なんてのが上がって来なくな
り、7〜8月にかけて九州方面で獲れたものがこの時期やってくるのです 。
 江戸っ子は先を争ってこの新子の鮨を賞味したそうです。新子の大きさは3〜
6センチ、頭をとって開き中骨も抜いて酢でしめれば、そのまま一貫漬けの握り
鮨となります。
 新子はやがて成長して小鰭となり、さらに成魚に成長すると鮗(このしろ)と
呼ばれます。鮗は「この城」に通じます。昔の武士にとって「この城を食う」と
か「この城を焼く」などはとんでもないことだったのでしょう、縁起をかついで
決して食べませんでした。そのために腹切り魚として、切腹の際に用いられるこ
とになっていたという話もあります。また、鮗は「子の代」つまり子の代わりだ
として、子供を丈夫に育てるためにコノシロを土中に埋めるという習わしもあっ
たそうです。また鮗は「魚編に祭」と書く字もあり、お祭りやおまじないにも用
いられたとか。ただし、シンコ、コハダ、コノシロと名前を変えるからといって
出世魚とは呼ばないようです。
 あー、こんなこと書いていると、今夜もまた食べたくなってしまったよぉ〜。
でも、あほまろは酒止めたんだっけ・・・。
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 浅草の国際通りにあほまろの秘密基地のようなお好み焼き屋さんがあります。
まだ入ったことはありませんが、お店の前はしょっちゅう通っております。お店
の前に置かれたショーケースの中には、ちょっと昔のファミコンやゲームウォッ
チ、ソフビの人形、ケロリンの風呂桶など所狭しというか、無造作というかまる
で子供のおもちゃ箱の中を見ているように並んでおります。
 ここの宣伝ビラは旭日に「かばや」なんとなく、不思議な雰囲気のお店ですが
、なかなか入るのに勇気がいりそうなお店なのです。今度どなたかご一緒しませ
んか。ドアを開けると別世界・・・、かもね。
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 あほまろのホームページ60万ヒット記念「六十万人のアホ」感謝祭を開催す
ることになりました。開催日時は今月18日(日曜日)午後6時からを予定して
おりますが、五十八万回をゲットされたハンペンのパパさんが幹事となって、現
在会場探しに奔走しております。どっちにしても浅草周辺で会場を探します。追
ってお知らせしたいと思います。
 先日より掲示板で参加を呼びかけたところ、現在までに8名の方の参加を確認
しております。最終締め切りは今月15日とさせていただきますので、お早めに
メールでお知らせくださいね。
 今回は、町田忍氏も参加されることになっており、彼の著作本がサイン付きで
当たる大抽選会などなど、更に素敵な参加者を予定しており、楽しい企画もいっ
ぱいですよ。
 あほまろのホームページのキリ番をゲットされた方々、遠くの方が多いのです
けど、仙台のキタロウさん、表門の京須さん、今戸の住人MMちゃん、お祭り大
好きさん、みなさんもいらっしゃいませんか。

今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数31枚