平成16年(2004)1月14日 水曜日
- 早く帰ろうよ -
 寒いですねぇ、天気予報によると、北日本と北陸は暴風と大しけが続き、東北
、北陸の日本海側の山沿いで大雪となっているようです。関東も強い風としけに
見舞われており、山沿いでは雪が降っているとか。浅草は晴天ですが、北風が強
く、歩いていても耳がちぎれそうに冷たいのですよ。モモちゃんも寒そうです。
こんな日は、いつもの用足しが終わると、“早く帰ろうよ”とでも、言いたげに
家の方向に引っ張ろうとするのです。
 そうは問屋が卸さない。寒くっても朝の散歩コースを止める訳にはいかないの
だよ。あきらめたのか、嫌々付いてくるモモちゃんです。
 冬になると、モモちゃんが丸々と太ったような体型になります。寒さを凌ぐた
めに毛が増えるので太ったように見えるようです。春を過ぎるころからこの毛が
抜けだし、一回りも二回りも細くなっていくのです。自然に温度管理が行われて
いる、とっても便利な体なのです。こんな機能は、人間に似たお猿さんにも有る
そうですよ。人間は衣服という発明によって、そんな機能が退化してしまったの
でしょうかね。あほまろの頭だけでも、復活して欲しいかも。
 浅草公園通り商店街の35周年を記念して、五重塔通りの両側に新しい門がで
きるそうです。すでに昨年末に浅草寺側の門は完成しており、今朝は六区側の門
が建てられました。今は、ただ白い鉄骨だけの門ですが、これに何かの装飾でも
行うのでしょうか。これだけじゃ門が有ることにも気づかずに通り過ぎてしまう
人も多いかも・・・。
 浅草寺日記によると、上野側からの参道にも雷門のような立派な門が有り、そ
の名を「新門」と称していたとの記載がありますが、その門は西参道の入り口に
有った門のこと。新しく造られた門の名称は何になるのでしょうね。浅草の新し
い名所とは、成れそうも無い門ですが、常磐新線が完成した暁には、この門を通
って観音様を参拝する人も増えることでしょう。
 浅草寺境内に最後まで残っていた参拝経路の横断幕と浅草寺本堂の出口表示な
どのお正月の名残が取り外されていました。また、植え込みの中のツツジの枝を
真っ白く染めていた“おみくじの花”の取り外し作業も行われております。これ
で今年のお正月が、すべて終了って訳。次ににぎわうのは、節分の豆撒きです。
 「真身絶表象雲霞画出補陀山」
  豊道春海書
 浅草寺本堂の柱に、こんな看板が貼られました。書のことは詳しく無いのです
が、正面石段の2本の柱に聯が掛かっています。それを書いた人なのだとか。
 右には、「実相非荘厳金碧装成安楽刹」“実相(じっそう)は荘厳(そうごん)
に非(あら)ざれども金碧(こんぺき)装(よそお)いを成す安楽刹(あんら
くせつ)”
 左には、「真身絶表象雲霞画出補陀山」“真身(しんじん)は表象(ひょうそ
う)を絶(ぜっ)すれども雲霞画(うんかえが)き出(いだ)す補陀山(ほださ
ん)”、こんな文字が書かれています。
難しくて、あほまろには理解できないし・・・。
今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数30枚