2003年8月28日 木曜日


今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数27枚
昨夜の写真
チンドン大会
KONICA KD-500Z
撮影枚数19枚
火星大接近
CANON EOS-1 Ds,CANON ZOOM 35-350F3.5-5.6
Kenko 10x Adapter
撮影枚数26枚
M16

昨夜の出来事

 ようやく痛風も治り、まともに歩ける
ようになりました。今回は、僅か3日間
の発作で済んだのですが、以前は一週間
以上も動けなかったこともあるのです。
そのため、家と会社には、松葉杖と車椅
子を常備しているのですよ。昨日まで車
椅子で歩いていた者が、翌日は走り回る
・・、みんなに驚かれたこともあるので
す。痛風って本当に奇妙な病気ですね。
 本日11時から、浅草寺裏広場におい
て、平成中村座の地鎮祭が執り行われる
ようです。サンバカーニバルの準備用の
区割りが引かれた広場のど真ん中に、紅
白の幕で囲まれた式場。係りのお坊さん
達が、祭壇の設置を行っておりました。
 今年は浅草寺本堂の西側一帯に江戸の
町並みを再現して開催される、“大浅草
まつり・浅草奥山風景”の中に、平成中
村座が登場するということで、劇場に行
く道すがら、江戸情緒を楽しめる趣向に
なっています。今回も一枚300円で両替
できる浅草小判も発行され、奥山風景内
の露店などで通貨として使用できる仕組
み。江戸時代の雰囲気が一気に盛り上が
りそうですね。2年ぶりの平成中村座・
東京公演は、江戸開府400年の記念行
事として、浅草をあげての一大イベント
となりそうです。
 さて、昨日は色々ありました。まず、
楽しみにしていた“全国チンドン博覧会
”ですが、午後7時からの公演を観よう
と、6時過ぎに会場の木馬亭に行ってビ
ックリ。すでに、当日券も立ち見席の券
も売り切れ、札止め。木馬亭の玄関前に
は中に入れない大勢のお客様に、出演者
一同外に出て平謝りなのです。
 木馬亭といえば、御存知の方も多いと
思いますが、百名で満席っていうとって
も狭い小屋なのです。そんなところでこ
んな大きなイベントを開催しようとした
主催者がいけないのでしょうね。せっか
く全国から有名チンドン屋さんが集まる
のですから、浅草には、浅草公会堂って
いう大きなホールも有ったのに・・・。
 チンドン屋さんって、全国にいったい
幾つの団体が有るのでしょう。調べてみ
ると、東京「柳家」「喜楽家喜楽」「菊
乃家」「五朗八社中」、神戸「福助宣伝
社」、九州「菊乃家」名跡「喜楽家」を
受け継ぐ「アイデアチンドン」等々、百
を越える団体が現役で活躍しているそう
です。
 中でも、チンドン御三家と呼ばれる、
「小鶴家」「みどりや」「瀧乃家一二三
」が有名で、最近ではチンドン屋に憧れ
る若者も多くなったと、以前対談でお逢
いした「チンドンクラブ」の座長さんが
言っていました。
 子供の頃はみんな将来の夢が有りまし
た。男の子だったら、大きくなったら野
球選手になろう。女の子はスチュワーデ
ス(ちょっと古いかな)。でも、座長が
言うには、“家のガキは幼稚園の頃から
、大きくなったらチンドン屋になるって
言っていたよ。おかげで、音楽大学で吹
奏楽を習って、今では立派なチンドン屋
として若者の育成も行っている”。
 そうなんです、今の若者にとって、チ
ンドン屋も芸能人と同じなのですよ。な
ぜかというと、大勢の追っかけを従えて
練り歩く有名人も居るからです。伝統的
なチンドンの技術を受け継ぎながら、マ
スコミ出演、海外進出、ライブ出演など
、時代にあわせた新しいパホーマンスな
のでしょう。
 今の子供達が、将来の夢を“チンドン
屋”と堂々と、語れるようになる世の中
が到来するのかも知れませんよ。みんな
が明るくなるような、チンドン景気なん
てのも創って欲しいですね。
 昨夜は、6万年ぶりに火星が地球に大
接近しました。大接近といっても、地球
に約5576万キロまで近づいたってこ
とで、ニアミスとまではいかないのです
が、他の星に比べても、すぐにその存在
が解るほど大きく輝いているのです。
 大接近は、午後11時頃だったそうで
すが、その時間の東京は雲に覆われてし
まい、観ることが出来なかったのです。
しかし、8時から9時半頃にかけて、雲
の切れ間から我が家のベランダでも観測
することが出来ました。
 天体望遠鏡を持っていないので、カメ
ラの350ミリの望遠レンズに、今回の
ために衝動買いをした、安物の10倍の
アダプターを取りつけて撮影をしてみま
した。かなり明るいので、絞り値を最大
のF36まで絞り込み、シャッター速度
は30秒。地球の自転に合わせてゆっく
りと南西に移動する火星の姿を捕らえる
ことが出来たのです。(証明書を頂きま
した。)
 オレンジ色に輝く大きな火星の姿は、
10月始めまで、明るさはほとんど変わ
りなく楽しめるそうです。それまでに、
もう一度、今度は静止画像撮影に挑戦し
てみることにします。
 もしかすると、あと6万年は生きられ
ないかもしれないので・・・。
(注:この下の数字は毎日確実に減って
いきますが、他意はありません。単なる
メモと思ってください。)