本格的な夏の暑さも昨日までの４日間
だけでしたね。今朝はまた、どんよりと
曇った涼しい朝になりました。クソ暑い
より、この方が散歩には快適です。
　せっかく気持ちの良い朝だっていうの
に、昨夜から、久しぶりにあほまろの持
病が出てしまいました。“痛風”の発作
なのです。
　痛風というのは、風が吹いただけでも
痛いというのが、病名の由来だといわれ
ております。しかしやはり、最も辛いの
は、痛くても、その足で歩かなければな
らないことなのです。発作が起こらない
ように、尿酸値を下げる薬を毎日飲んで
いるのですが、なぜか夏になると定期的
にやってくるのですよ。
　しかし、経験上、痛いからといってジ
ーッとしていてはかえって痛みが悪化し
てしまうのです。常時足を動かしている
ことで、自然に治ってしまうのですが、
完全に痛みが取れるまで１週間程度時間
を要することもあるのです。
　突然の発作に備えて、松葉杖も用意し
ているのですが、今回はそこまで重傷で
はなく、痛さを堪えてモモちゃんと、い
つものコースをのんびり歩いて来ました
。モモちゃんも、あほまろの様子がいつ
もと違っているのを感じ、始終こっちの
様子を伺いながら、同じペースで歩いて
くれました。たまに来る発作を解ってく
れているのですね。
　昨夜は、浅草公会堂で開催された“浅
草ニューオリンズ・フェスティバル”に
行ってきました。毎年、浅草おかみさん
会の主催で開催されるこのイベント、今
年で１７回目となるのです。
　毎年、デキシーの本場、ニューオリン
ズから、ウェンデル・ブルニアス率いる
「ニューオリンズジャズオールスターズ
」がやって来ます。二日間で４回の公演
ですが、公会堂を満席にしてしまうほど
の盛況。若者はあまり興味が無いジャン
ルの音楽なので、会場のお客さんのほと
んどはいわゆる中年以上。それでも、若
い頃を思い出し、ノリノリで声援を送っ
ておりました。
　あほまろはカントリー音楽が好きで、
アメリカで仕事をしていた時は、週末を
利用して、何度も、テネシー州ナッシュ
ビルのグランド・オール・オプリーを見
に行ったのです。しかし、ルイジアナ州
のニューオリンズは、社員旅行で１度し
か行ったことがありませんし、嫌な思い
出の街でもあるのです。
　サンフランシスコからの機内で、突然
痛風の発作が襲ってきたのです。おかげ
で、アメリカ人の同僚におんぶされての
市内観光など、楽しいはずがある訳無い
ですよね。ミシシッピー川のデルタ地帯
観光も、有名な夜のバーボンストリート
も、全く記憶の外なのです。
　でも、デキシーランド・ジャズは好き
で、ホテルのテレビで観た、バーボンス
トリートライブ放送だけは、鮮明に覚え
ているのです。
　きっと、あほまろにとって、デキシー
ランド・ジャズと痛風の発作ってのには
、何かの因果関係が有るのかもしれませ
んね。
　こんな状況であっても、今夜は、木馬
亭で開催される全国チンドン大会を見に
行く予定なのですが・・・。
（注：この下の数字は毎日確実に減って
いきますが、他意はありません。単なる
メモと思ってください。）