2003年2月20日 木曜日

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数21枚

再現日本史

 寒さがぶり返してきました。今朝は霧
雨で風も強く、とっても寒いんです。
昨日までの陽気はいったい何だったので
しょうね。予報によると、今日はこれか
ら雨または雪なんていってますよ。嫌で
すね〜!
 あと3ケ月で三社祭がやってくるので
す。その前に示現会で本社の神輿がお披
露目されます。毎年この時期になると浅
草の噂は御神輿一色って感じなのです。
とりあえず、来月行われる示現会では、
江戸開府四百年記念行事の一環として、
浅草寺本堂から堂下げ後、二天門を出て
昔の一之権現社であった江戸通りの角か
ら駒形堂まで歩くそうです。そこから雷
門までは全員で担いで渡御を行うのだと
か。そして、雷門からは台車で宝蔵門ま
でと言う、江戸時代の船渡御にならった
コースで練り歩くそうですよ。
 しかし、氏子間ではこの三年間まるで
思い付きのように、年々変わる神事の進
行に、不平不満も多いようです。明日行
われる予定の奉賛会総町会の会議でこれ
らの内容が決まるようです。結果は、現
場の代表をしている草刈童さんがこの掲
示板で詳細を書いてくれるそうですよ。
お楽しみに。
 何はともあれ、本社の神輿の登場とな
ると血の気の多い若者達が盛り上がるの
は、今に始まったことじゃないんですね
。なにしろ七世紀からから受け継がれて
きた大切な伝統なのですからね。
 講談社が毎週発行している「再現日本
史」の今週号にも三社神輿が登場しまし
た。「江戸神輿」復元!と題されたこの
特集は、三社神輿の制作元である「宮元
」の制作現場を取材した内容です。第二
次世界大戦で焼かれてしまった本社神輿
の復元の苦労話しなど、神輿好きにはた
まらない特集ですよ。ちなみに、この特
集で使用された写真は、昨年の時代祭で
あほまろが撮ったものが使われました。
明治時代、枕橋附近から撮影された浅草
寺を望む手彩色絵はがきに、船に乗せら
れた一之宮を引っ張る若者達を合成し、
当時の舟渡御の様子を再現しているので
す。この明治時代の写真に写っている、
五重塔手前の大銀杏。戦後五重塔の位置
は変わったとはいえ、戦火に耐えて未だ
に黒こげの肌を残しながら生きているの
です。江戸時代からす〜っと三社祭の賑
わいとここを訪れる人達の変貌を、見つ
め続けているのでしょうね。
 あほまろは、講談社の回し者じゃない
のですがこの「再現日本史」は、一冊5
60円です。今回のテーマは、”浅間山
大噴火”なので、真っ赤に燃える浅間山
が表紙になったいます。結構楽しめる内
容ですよ。一応稿料を貰った手前、宣伝
しておきます。 浅草では売り切れてしま
ったりして・・・・。