2003年1月20日 月曜日

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数23枚

雨があがって

 昨夜激しく降った雨もあがり爽やかな
天気になりましたが、相変わらず寒いで
す。でも、モモちゃんはとっても元気な
んです。モモちゃんが疲れたとか、調子
が悪い時、あのくるっと丸まった特徴あ
る尻尾が垂れ下がりまるで狐のような格
好になってしまうんですが、夏のクソ暑
い日より、寒い方が元気なようです。
 今日のように陽射しの強い日には、公
園本通りの空き地に停めている車の屋根
に、この辺の飼い猫と思われる数匹の猫
が日向ぼっこをしています。今朝も、屋
根の上に三匹、ボンネットの上に一匹。
モモちゃんを見ても微動だにせず、って
いうか相手にもせずうずくまっていまし
た。
 「ゆきやこんこん」の童謡の歌詞に、
”犬は喜び庭駆け回り 猫はコタツで丸
くなる”ってフレーズがありますが、モ
モちゃんは雪の日がとっても嫌いなんで
す。玄関を出た途端、家に戻ろうとする
んですよ。そんな日でも、ここの猫たち
だけは、塀の上とか車の屋根の上でうず
くまってるのです。雪の降らない地方で
は、童謡と反対の光景を目の当たりにす
ることも屡々。
 そんな平和な朝の浅草寺境内には、い
つもの台湾観光団が居なく、その変わり
盛岡からの修学旅行の高校生がいっぱい
元気に騒いでました。女性のほとんどが
素足で、寒くないのって聞いたら、東京
は盛岡の春より暖かいんですって。ちな
みに今朝の外気温は6℃ですよ。連日氷
点下の盛岡に比べると暖かいのは判るん
ですけど、暖かいって表現はちょっと・
・・ね。
 浅草寺本堂に節分大祈祷会執行の看板
が取り付けられました。豆撒きの会場に
なる本堂の踊り場はまだ新年奉納祝樽の
棚が飾られていますが、そろそろこれも
片付けられ、豆撒きの会場造りが始まる
のでしょうね。今朝は、浅草神社の横に
、奉納提灯を取り付ける柱の組み立て作
業が行われておりました。
 あほまろは昨夜、歌舞伎座で新春大歌
舞伎を楽しんできました。お目当ては、
市川団十郎の「助六由縁江戸桜」。正月
はこの狂言が派手でお目出たくて幸せに
なりますね。三年前の正月は新橋演舞場
で団十郎さんの長男の新之助君がお家芸
であるこの狂言に挑戦して話題になりま
した。また、一昨年の年末の京都南座で
は、坂東八十助の襲名興行で市川家のお
家芸を八十助が演じたのも良かったです
よ。この狂言に登場する”通人”は、江
戸時代から歌舞伎の伝統を無視し、世評
を台詞に折り込んでも良いことになって
おり、これもまた楽しいのです。昨日は
、団十郎の助六にむかって、”あんたN
HK大河ドラマのムサシにそっくり、で
すよ。ちょうど今、楽屋でテレビ観てた
んですから・・”とか、携帯電話を出し
て、助六と一緒に写メールを撮したり。
こんなのも助六由縁・・の楽しみなんで
すよ。
 世間では、お正月のムードもすっかり
無くなってしまいましたが、こんなお芝
居を観ていると、まだ一月なんだよな〜
って再認識するんです。
でも、もうすぐ春ですね!