2002年12月8日 日曜日       

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数30枚

懐かしい気分
 テレビの天気予報で、この冬一番の冷え込みと言
っている。玄関を開けると、まるで冷蔵庫のドアー
を開けたような冷気。おまけに小雨まで降っている
。こりゃ大変だ、戻って傘を持ってこなくっちゃと
も思ったのですが、面倒くさいね。寒さついでにモ
モちゃんと濡れて行こう。
 まだ12月に入ったばかりだというのに、気の早
いお正月飾りが目立ってきました。新仲見世には、
賀正の看板も取り付けられ、気分はすでにお正月で
す。こんなのを見ると、ついついお正月の歌なんか
を口ずさんでしまいますよ。
 ”♪ もういくつねるとお正月 お正月には凧上
げて こまをまわして遊びましょう 早く来い来い
お正月 ♪ もういくつねるとお正月 お正月には
まりついて おいばねついて遊びましょう 早く来
い来いお正月”、この「お正月」は、明治34年に
発行された「幼稚園唱歌」に掲載されました。作詞
者の「東くめ」は子どもに分かりやすい言葉の歌を
与えるべきだという考えでこの詩を書き、滝廉太郎
が曲をつけたそうです。この「幼稚園唱歌」は滝廉
太郎が編集にあたり、日本で初めて伴奏付きの音楽
本として出版された記念すべき存在なのだそうです
。今では。この歌に出てくるお正月光景は全く見ら
れなくなってしまいましたね。でも、この曲を口ず
さむと、なんかとっても懐かしい気がして心が和み
ます。
 また、写真屋さんの店頭では、お馴染みの”♪ 
お正月を撮そう フジカラー・・・”のポスターが
、このCMが流れると、いよいよ今年も終わるんだ
なって実感するのですよ。この曲も、なんかとって
も懐かしい気分になってしまうのは、年中流れてい
ない曲だからでしょうね。クリスマスが近づくと必
ずどっかから流れてくる、JR西日本のテーマ曲と
おんなじですね。ところで、JR西日本のテーマ曲
は、有名な歌手が歌ってる曲らしいのですが、いっ
たい何ていう曲なんでしょう。
 ノーベル物理学賞を受賞する東京大名誉教授小柴
昌俊さんと、ノーベル化学賞の田中耕一さんが7日
午後4時(日本時間8日午前0時)過ぎから、スト
ックホルム王立科学アカデミーでの共同記者会見の
様子が報道されています。司会者から若者へ向けた
言葉を聞かれ、小柴さんは「夢を持つこと。持ち続
ければ達成できる」と、”夢”を語ったのに対し、
田中さんは「失敗をしてもちゅうちょしないこと。
他の人の意見に従わないこと」、なんとも田中さん
らしい答えですね。特に、”他の人の意見に従わな
いこと”なんてには、あほまろの生き方そのものな
んですよ。また、失敗は失敗と思わないのも一緒で
す。一緒は一緒でも、あほまろはノーベル賞の域に
は、ほど遠いんですけどね。
 また、今回の記者会見で面白かったのは、田中さ
んが「ドクター」と紹介されると、”アイム・ノッ
ト・ア・ドクター”と独り言のように発言し、会場
の記者たちを湧かせたことが、最も田中さんらしい
くて安心しましたよ。これが、こんな日本人らしさ
も、とっても懐かしい気分にさせてもらいました。