2002年11月17日 日曜日       

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数35枚

夜明けの行灯
 珍しく朝っぱら早くの散歩になってしまいまし
た。今日はこれからちょっとお出かけなのです。
朝6時、モモちゃんもまだ眠たそうでフラフラし
ているのです。勿論、あほまろもボーっとした頭
で、思考能力も運動神経もまだ起きていません。
こんな時って、車が来てもとっさの判断が出来ず
に事故に遭ってしまうことがあるのでしょうね。
マンションの玄関を出てすぐ、猛スピードで一方
通行を逆走してきた車に、あやうくひかれそうに
なってしまいました。            
 あほまろの近所の雷門通りは、土曜日の深夜か
ら日曜日の早朝まで、暴走族のような連中が、し
ょっちゅう暴れ回っているんですよ。まさか、一
方通行を逆走してくるとは考えてもいませんでし
たよ。こんな連中を”夜明けの行灯”っていうん
でしょうね。                
 浅草寺境内では、毎朝6時からの朝のお勤めの
読経が響いています。普段なら、この時間はもう
明るくなっているのですが、今日はどんよりと曇
った天気なので、辺りはまだ薄暗いのです。秋の
菊祭りは終わってしまったのですが、奉納提灯だ
けがまだ残されています。それも、灯りが点って
いるのです。これぞ正しく、”夜明けの行灯”な
んですよね。                
 夜明けを表した言葉って、他に、夜明けの明星
、夜明け烏、夜明け方、夜明し等、みんなボケー
っとしたイメージが多いですね。頭の働きが一番
鈍いのが夜明けなのでしょう。だから、毎朝、も
うちょっと、あと一分と思いながら、寝坊をして
しまうんでしょうね。            
 浅草寺宝蔵門に吊り下げられた大ワラジ。これ
は、山形県村山市より、ほぼ10年ごとに寄贈さ
れております。そんな関係で、毎年11月の菊祭
りが終わった頃の日曜日、境内で、村山市の観光
物産展が開催されるのです。また、地元のお祭り
、”徳内ばやし”も披露されます。ちょうど、今
日がその日らしく、境内では、テント張りの準備
が行われていました。この”徳内ばやし”って踊
りは、今、全国各地に広まっている、高知県の、
”よさこい踊”を原点とした踊りで、みんなが鳴
子を持って踊るのです。本来の鳴子は、田畑を荒
らす鳥をおどし追うのに用いる道具ですが、まさ
か踊りの道具として、全国に広まるとは思っても
いなかったでしょうね。勇壮な踊りを楽しめるの
ですが、あほまろは、今日これからお出かけしな
ければいけないのです。残念、残念。     
 今、7時半ですが、まだ頭の中は、”夜明けの
行灯”。こんな状態で書いた文章って、後で見る
と、きっと恥ずかしくなるんでしょうね。では、
今日はこれからお出かけで〜す。バイバイ!