2002年10月25日 金曜日       

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数23枚

おみやげ
 本当に寒くなりましたね。昨日もこの秋一番の
冷え込みを記録したそうですが、これから日増し
に記録更新の毎日なのでしょう。今朝の仲見世に
は、ざっと数えて10校以上の修学旅行生が訪れ
ている。汗ばんで走ってきた男子学生が、モモち
ゃんを見付けて可愛いねと寄ってきた。東京は暑
いねなんて言ってるよ。聞いてみると、北海道の
旭川から来たという。旭川ではすでに初雪も終わ
り、本格的な雪の到来を待っているそうです。寒
い地方の身体に馴れてしまうと、東京は本当に暑
いんでしょうね。ちなみに、”東京のおみやげは
いったい何を買ったの”、”親には雷おこし、姉
ちゃんには招き猫、弟には浅草の提灯・・・・”
。東京みやげって、そんなのしか無いんでしょう
かね。旭川でも売ってるような物でも、はるばる
東京で買ったってのが価値なんでしょうね。どこ
の観光地でも売られている、ご当地物の提灯、人
形、ピンバッチ等は、同じ会社が取り扱っている
そうです。それもほとんどが中国で生産されて輸
入されているとのこと。知り合いのおみやげ屋さ
んもそんな商社から仕入れているのですが、先日
浅草提灯セットの中に、”安芸の宮島”なんて書
かれた提灯が混じっていたそうです。面白いので
店頭にぶら下げておいたら、売れてしまったよ、
と笑ってました。人が集まる所では、不思議と何
でも売れてしまうんですね。         
 最近では流行らなくなったおみやげに、”ご当
地ペナント”なんてのも懐かしいですね。あれだ
って、みんな同じ工場で造られていたんでしょう
ね。あほまろの高校時代、”SAPPORO”っ
てペナントが、貼られていたのを記憶してます。
誰かから貰ったような、昔の写真にいつも写って
いるんですよね。        
 仲見世に酉の市の看板が掲げられました。酉の
市の起源は日本武尊が勅命を受けての東征の途中
、ちょうど酉の日に焼津で火攻めにあい、草薙剣
をふるって火難を防いだ神事が大鳥神社に伝えら
れ、酉の市になったと言われています。11月の
酉の日にしか行われないので、毎年、開催する日
にちや回数は異なります。今年は1日が一の酉、
13日が二の酉、25日が三の酉というように、
3回行われます。時間は朝8時から夜12時まで
。その間、鷲(オオトリ)神社内には熊手を売る
屋台が百軒以上、火打石や三本締めで、それを買
った人の家内安全や商売繁盛などを願います。ま
た、市の日だけに売られる、“八つ頭の芋”は、
「頭になる」「子が殖える」などの縁起から、あわも
ち、切山椒なども夫久縁起をかつぎ、昔から販売
され愛用されているのです。酉の市が始まると、
東京の寒さも一段と厳しくなってくるんですよ。
 菊花の定点観測:花の色が益々鮮やかになって
きました。桜でいうと、6〜7分咲きってところ
でしょうかね。早くから先端で咲いていた花はそ
ろそろ萎んでしまいそうなのが、ちょっと心配で
す。係りの人の話しでは、今度の日曜日に総てが
開くでしょうと言ってましたよ。皆さんも是非浅
草で、綺麗な菊花見物をおみやげにしませんか。