2002年6月2日 日曜日       

今朝の写真
CANON EOS-D60
TAMRON SP ZOOM 24-135 F3.5-5.6
撮影枚数31枚

かっぽれ

 「かっぽれ、かっぽれ、ヨーイ、トナ、ヨイヨ
イ」。御存知江戸芸「かっぽれ」は、文化・文政
期、大阪、堺にある、住吉大社の住吉踊りに源を
発しているといわれている。ここ浅草では、初代
豊年斎梅坊主が創作した「かっぽれ」を伝承する
、初代櫻川ぴん助こと豊年斎五代目家元が活躍し
ている。ぴん助といっても、当代は女性。彼女は
、かっぽれの原点である大道芸・大衆芸である、
江戸「かっぽれ」を残すべく活動しているという
。その櫻川ぴん助が本日、浅草神社境内にて、奉
納かっぽれを行う。正午より、仲見世をかっぽれ
を踊りながらのお練りを行うらしいが、あほまろ
は何故か、今までお目にかかった事がない。今日
は、じっくり江戸芸とやらを拝見させてもらうこ
とにしよう。  
 毎年、今は亡き古今亭志ん朝が、浅草演芸ホー
ルの夏休み企画で、落語家や色物師による「納涼
住吉おどり」を行っていたが、志ん朝師亡き後も
これを続けるらしい。この「住吉おどり」、一昨
年はハワイアンのかっぽれ、昨年は、ロック風か
っぽれ等、毎年おどりのテーマと曲風を変えなが
ら、人気を博している。しかし、如何に曲風を変
えようとも基本はいっしょ。”指を思いっきり開
き、親指と手首を90°に曲げ、足は、かかとを
つけて90°に開く。ちょうど、ざぶとんのかど
っこに、足をくっつける感じが正解。そして、片
足で立つポーズは両足で「Z」を描くようにする
と良い・・”などなど、難しいことは抜きにして
江戸芸かっぽれは、わいわい楽しめば良いのだ。
 かっぽれ、かっぽれ、ヨーイ、トナ、ヨイヨイ
 沖の暗いのに白帆がサァァ         
 見ゆるヨイトコリャサ、          
 あれは紀伊国ヤレコノコレワイサ、ヨイト、サ
 ッサッサ、
 
 日曜日の浅草は、競馬の場外馬券場に向かう人
が多い中、花やしき遊園地に向かう家族連れも多
く見かける。日曜日の境内を散歩していると、か
ならず問われるのが、場外馬券場と、花やしきの
場所なのだ。今朝も、いつものように、聞かれる
は、聞かれるは・・、場外馬券場に向かう人達は
みんな競馬新聞を読みながら歩いているので、そ
れを見れば判るだろうが。でも、とあるオッサン
、場所を聞くのを口実に、”今、閃いた番号は何
番?”ってな事を聞いてきた。あほまろは、とっ
さに”ゼロ”って答えてしまった。そのオッサン
、”そうか、10番か・・”だって。こんな事で
、競馬に的中する訳ないよね。でも、先週の小泉
首相も26日だから、2・6と購入して、当たっ
たとか。以外とそんなものかもしれない。でも、
そんな山勘で日本の国を動かすことだけは止めて
欲しいですよ。国民全員が、貴方の音頭で「かっ
ぽれ」を踊らされるのは嫌ですからね。    
 シャル・ウィ・ダンス 江戸の踊りはかっぽれ
だ!! 和風エアロビクスで、激しい運動がない
踊りなので、老若男女を問わずみんなで楽しみま
しょう。今日は、浅草かっぽれ大会の日ですよ。