2002年5月14日 火曜日       

今朝の写真
CANON EOS-D60
TAMRON SP ZOOM 24-135 F3.5-5.6
撮影枚数29枚

正夢
 三社祭まであと4日と迫ってきた。町のあちこ
ちで神酒所やお囃子の舞台等の設置が佳境に入っ
てきたようだ。今朝は浅草公会堂の前に、お囃子
の舞台が設置された。国際通りの沿道には祭提灯
も飾られ、いよいよ浅草最大のお祭りの到来を告
げている。浅草寺境内では、お祭りの準備という
よりも、バリケード、スピーカー等々、警備を中
心に準備がされているようだ。”東京都公安条例
違反で検挙する!”毎年そんな怒鳴り声を耳にす
るが、警察官が祭りの進行に直接関与することは
ない単なるジェスチャーなのだったが、今年はち
ょっと荒れる様子が聞き伝わってくるのだ。いっ
たい今年の宮出しはどうなるのだろうね。 
 境内でガイドブックを読んでいたアメリカ人、
”三社祭のハイライトはこの辺りですか?”と問
いかけてきた。彼は、大学で心理学を教える教授
で、世界中のお祭りで、人間の、”ふるい立った
意気ごみ(英語で、理解出来ないところがあるが
そんな感じ)”を観察して論文を書いているそう
だ。昨年アメリカのテレビで紹介された日本のお
祭りの映像が頭から離れない。命をかけてまで競
い合う日本人のお祭感を、直接肌で感じたいく飛
んできた。先週は下谷神社のお祭りを観たのだが
、思った熱気は感じられなく、ガッカリした。し
かし、今度の三社祭はちょっと違うような”夢”
を見たので、もう少し滞在を延ばしたという。”
夢”のお告げで滞在を延ばしたなんてのは、さす
がに心理学者の言うことだよね。三社祭の熱気に
、必ず満足して帰国できるでしょうね。    
 夢のお告げとか、正夢ってのが本当に存在する
ってことを先日テレビの番組で特集していた。あ
のニューヨークの事件を数ヶ月前に夢に見て、そ
の様子をスケッチブックに書き留めていたおばさ
ん。関西大震災も夢で見ていたそうだ。”夢のよ
うな出来事”、”夢にまで見た・・”、”夢でも
良いから”、等々人間には希望という名の”夢”
が存在する一方、”夢は五臓の疲れ”とも言われ
、夢を見るのは、五臓の疲労により、多く夢見の
悪い時のなぐさめとも言われている。あほまろも
時々鮮明な夢を見る。今回中国の日本領事館で起
こった亡命劇も数週間前、大勢の取り巻きに囲ま
れた中で、泣け叫ぶ子供を虐待する軍服の男達の
夢を見た。それが何なのかは判らず、夜中に目が
覚めて寝られなくなったことがあった。これって
正夢だったのだろうか。昨夜も、変な夢を見て目
が覚めてしまった。夢の中で、テレビを観ている
。中近東の何処かで激しい暴動が起こり、取材し
ていた報道人にも危害が及ぶ。その瞬間、臨時ニ
ュースに映像が切り替わり、今度はヨーロッパの
どこかの国で、何かのパレード中に隊列を組んで
いた馬達が突然暴れだし、沿道の観客をなぎ倒し
て大勢の怪我人が出たような・・・。そんな鮮明
な夢だった。正夢に成らなければ良いが・・。 
 浅草観光センターの前に、やっと”レンタサイ
クル”の看板が取り付けられた。これって、以前
より我々「みんなの自転車」の会が、提案してき
たことなのだ。せっかく”レンタサイクル”が用
意されているのに、場所が判らなくて借りる人も
居ない。ただ、毎日数人の係員が借りに来る人を
のんびり待っている状態。我々の提案は、”係員
が、雷門前に「レンタサイクル有ます!」って幟
を持って案内するだけで、稼働率が上がる”、そ
んな要望がようやく叶ったのだが、係員を動かす
ことは出来なかったのでしょうかね。やっぱり、
人間が直接案内したほうが、行政のイメージが向
上すると思うんですけどね。これって”夢”じゃ
ないんですよ。