2002年3月2日 土曜日       

今朝の写真 
CANON EOS-D30,CANON ZOOM 24-85 F3.5-4.5
撮影枚数27枚

記録
 3月2日は、ゴロ合わせで小さいものとかミニ
チュアのものを愛そうという日らしい。ミニチュ
アというと、一般に模型を思い出すが、事の始ま
りは16世紀のヨーロッパで流行したドールハウ
スを言ったのが始まりとか。またそのド−ルハウ
スを直訳すれば「人形の家」。しかし人形が主語
となり人形がいなければド−ルハウスと言えない
のかと言うとそうではなく、これはド−ルを人形
と訳した誤解によるものなのだろう。この場合の
ド−ルは「小さい」ことの比喩に使われているの
だ。従ってド−ルハウスはあくまで家が主体で人
形は脇役なのだろうな。ヨ−ロッパでド−ルハウ
スが生まれた一つの理由には貴族が自分の肖像画
を飾る位の気持ちで屋敷のミニチュアを作らせた
ことが発端とされる。これは一種の美術工芸品と
言える。また、記録に残る最初の家は「娘の為に
作らせた」との逸話も有る事から、早い時期から
教育玩具、或いは日本の雛道具の様な祝い事の道
具としての用途もあったと思われる。明日はひな
祭り。日本のド−ルハウス、ひな人形の主役は古
来から変わらない。  
 『気をつけて はじめはすべて 小さな火』を
統一標語として、今年も春季全国火災予防運動が
今日から7日間にわたって実施される。浅草寺境
内仲見世には「火の用心」の旗が掲げられ、浅草
神社の狛犬にも「火の用心」の襷がかけられた。
この運動は、火災が発生しやすい気候となる時季
を迎えるに当たり、火災予防思想の一層の普及を
図り、もって火災の発生を防止し、死傷事故や財
産の損失を防ぐことを目的として毎年実施される
。日本では毎年約6万件の火災が発生し、およそ
2千人の方が亡くなっていますが、この火災の原
因をみると、大半が失火によるものといわれ、み
んながちょっとだけ注意をすることによって防げ
るのだ。この運動を機会に「火の用心」に心がけ
ましょう。(いつもになく真面目に書いていしま
った)                   
 この所の暖かさで、あほまろの桜標本木に触っ
てみると、昨日よりちょっと柔らかくなってきた
ようだ。この調子ではもうすぐほころんでくれる
だろう。ちなみに昨年この標本木の開花は3月1
8日、示現会が行われる日だった。今年は大きな
雪も無くて過ごしやすい冬だったが、時々春の大
雪ってのもあるので、まだまだ油断はできないね
。ちなみに近所の家の盆栽に植えられた桜はすで
に満開になっているが、これは電気で強制的に土
を暖めているのだとか。そういえば、日本にも古
来より、盆栽というミニチュアが有ったんだ。ど
この国でもミニチュアに対する憧れはいっしょな
んだね。盆栽・ミニクラフト・ミニカー・ミニチ
ュアカメラ・ミニボトル・ミニ提灯・ドールハウ
ス・鉄道模型等々、最近では、想い出のランドセ
ルをそっくりそのままの形でミニチュアにしてく
れる業者も話題になっている。およそ世の中に存
在する総てのものにミニチュアが存在しているよ
うだ。それもそのはず、地球のミニチュア、地球
儀があるくらいだからね。          
 同じミニでも、あほまろはミニスカートが好き
だよ・・。でも、ミニスカートってのは模型じゃ
なかったね。