2002年1月3日 木曜日       

今朝の写真
CANON EOS-D30
CANON ZOOM 17-35 F2.8
撮影枚数33枚

宗教って?

 冬晴れの良い天気。我が家から今年始めての富
士山を望む。あほまろは富士を信仰している訳で
はないが、こんな時はついつい手を合わせ今年一
年の安泰を祈願するのだった。        
 あほまろは毎年正月3日は札幌の新年会に出席
していた。この日は日本航空の始発で行き、最終
便で帰るってのが恒例だった。しかし、不況が原
因で今年はそれも無くなり、20年ぶりに東京で
過ごす正月3日となってしまった。朝から酒を飲
み、仲間と北海道神宮に参拝し干支の絵馬とお札
を買い、帰りには大量の毛ガニを抱えて帰るって
ことだったが、また景気が良くなったら続けたい
な〜と、ちょっと寂しい気分。        
 おみくじの花が咲いた浅草寺境内の木々。ハト
と戯れる子供達。正月も三日となると、朝の参拝
客はかなり少なくなるのだが、まだまだ普段と比
べようもないほどだ。浅草寺本堂前の賽銭箱は、
正月三が日だけは外される。賽銭箱の下には大き
な丸い穴が開いている。そうなのだ、ここに投げ
入れられた賽銭は、この穴を通って下に落ちる仕
組みになっているのだ。オートマチック賽銭箱っ
て寸法だ。これじゃ夜中に訪れる賽銭泥棒様もお
手上げだね。仏の沙汰も金次第、ありがたい賽銭
を下で数えてほくそ笑む係りの坊さん達、今年の
景気はいかがですか〜!           
 初詣客の便宜をはかって、正月三が日の午後か
ら雷門通りは歩行者天国になる。そこでは、餅つ
き大会や、振る舞い酒などで正月ムードを盛り上
げているのだが、大勢の人出を利用したキリスト
教団の宣伝がやかましい。古来から日本人は神と
仏を一色端に信仰する。これが日本独特な風習で
、いわば日本教とも称されているのだ。そんな中
、新年の決意を胸に神仏にお詣りしようとする連
中に向かって”キリストを信じない者は天国に行
けない”とか、”救われない”などと、でっかい
音量で流している。連中は真面目にそんなこと考
えて行動しているのだろうか、またはアルバイト
なのかもしれないが、他人の宗教儀式のために集
まった連中に向かって失礼な行動とは思っていな
いのだろうか。押しつけの宗教なんてのは絶対に
破滅するってのは、歴史の流れが証明しているん
だよ。こんな連中は浅草だけじゃ無く、明治神宮
前や川崎大師前でも同じ事やって騒いでいる。日
本の警察も規制は出来ないのだろうか。騒音防止
条例に違反しているって、訴える人が出てきたら
警察も取り締まってくれるのだろうか。警察も手
を出せないキリストって、お釈迦様より偉いのか
な〜。もしオーム教がこんな活動をしたらすぐに
捕まるだろうが、キリストも同じじゃないの?