|
台東区は、放置自転車対策として、駐輪場の設置、違法駐輪車の取り締まり、
広報活動など積極的に行ってきた.。
しかし、今までの放置自転車対策の視点を変え、自転車の特長を充分踏ま
え、自転車の持つ、健康性、排気ガス等環境汚染の点から、むしろ積極的に
自転車を活用するような思いきった施策を実行してみたらどうかと考える。
そこで、仮称『幸せの黄色い自転車』と題し、自転車の持つ、機能、利便
性、長所を、徹底的に追求して、活用を図ってみてはどうかと思います。
今までは、多額な資金で駐輪場建設、あるいは、放置自転車を取り締まる
等、利用者を束縛することに努力してきたが、逆発想の展開で、区の所有す
る自転車を、むしろ、モラルの重要さを徹底的に理解して頂く事に努め、放
置させることである。
つまり、区の所有する自転車は台東区内なら、どこえ乗って行ってもよい
事とし、利用者のモラルを信頼し、利用者自ら迷惑のかからない場所に、放
置させることである。
すなわち、自転車の持つ、特長と、利便性を奪い取るのではなく、自転車
の特異性を、追求することによって、その自転車の、乗車時間が増し、放置
の時間が減少するものと思われる。
平成3年度の台東区の調査では、127.784台区内にあると言われて
いる。自転車乗車可能者が1人1台所有していることになり、仮に、1人1
日30分乗車したとして、1日あたり23時間30分間その自転車は、どこ
かに置かれていることになる。
この案件の実施により、緩やかに放置自転車が減少することと思われる。
今までの行政は、法律、条例、規則を順守することのみを再優先させてきた
ため、それは法治国家である以上、公務員として、当然正しく立派なことで
あるが、過剰に思いを致すと、自然と人間を束縛する施策に知らず知らずつ
ながり、逆発想の施策は行政マンにとってはしにくく、公務員の間では、愚
考といわれやすい体質を持っていくことになると思います。
人間の信頼を再優先させた、角度を変えた視点での、寛大な行政運営も時
として試行してはいかがと思います。自転車の持つ、特長と、利便性を追求
することによって、台東区民と来街者にモラルの高揚を求め、便利さを提供
する事によって、快適な生活を送れる事につながると思います。
|