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幸せの黄色い自転車
1998年10月10日より1998年11月20日まで40日間、世間に向けて、
新しい発想のメッセージを提供する為と、調査研究のため台東区議会議
員の有志が実施した、無料貸出し自転車(幸せの黄色い自転車)は関係
各方面に多大な影響を与え、実施に向けて期待されている胎動を感じる。
今後どのように取組んでいったら良いか
以下思いのまま書き記した。
自動車と自転車 (レスター ブラウン)より
自動車は未曾有の機動性を、長距離にわたり自由に移動する能力を約束した。
そして,道路のある田園が大部分を占める裕福な社会では、その約束どおり
果たされた。だが、自動車と都市の間には本来的な対立があり、それが、渋
滞と汚染と欲求不満を導く,近年、この相克は極めて目立つものになってき
た。現代のロンドンにおける自動車の平均速度は,一世紀前の馬車の速度と
ほぼ同じである。昨年,バンコックの平均的な自動車運転者は,どこも進まない
車の中で、労働時間に換算して44日分を過ごした。何かが間違っている。
先進工業国でも途上国でも、都市行政当局は,都市交通を自動車に大きく依
存するのはトラブルの元だと、悟り始めている。問題は,大気汚染を作り出す事
なしに機動性をもたらすような都市交通システムを,どう設計するかにある.
これは特に自転車に優しい交通システムを創出する事を意味する.それは、
自転車を都市交通システムの不可欠の一部とするものである。都市における
自動車の代替物として、自転車は幾つかの点で魅力がある。渋滞を緩和し、
大気汚染を軽減し、個人的な機動性を提供し、そして運動の機会となる。自
転車が渋滞を緩和するのは,要するに路上で自動車一台が必要とするスペー
スに、自転車なら10台入る事が可能だかである。また、自動車に必要な大
きな駐車スペースも,渋滞の促進要因となっている.
環境の都市化がますます進行すれば、そこで机に縛り付けれて働く人々にと
って,自転車はますます魅力的な運動源となる。仕事場に自転車で通うほど
近接して住む人にとって、それは日常生活に運動を組織的に組み込む手段と
なる。
世界が都市化し続ける時、自動車は機動性を提供するという約束を果たせな
くなる.効率で清潔で安全な都市交通システムとは、自転車の驚くべき可能
性を十二分に活用したものである。至る所で,国家や地方自治体は、その事
を悟り始めている。ますます都市化する世界において,自転車は,未来の乗
り物なのである。
台東区では独自の様々な多くの問題を抱えている,路上生活者問題も、その
典型といえる。
これらの問題を解決していくためには議会の果たす役割はきわめて重要で
、現在の議会の体質では解決にあたって困難と考える。
その原因の一部は、議会における人事構成の過程でも見うけられる。
議員はもともと政策を掲げて区民に支持され、議会に乗りこみ、その政策を
ぶっけあってより良い政策を作り上げ実行していく事にあるはずである。各
議員が、どんな政策を掲げどのような政策を重要視しているか、明確にされ
る議論はいまだに不明確である。
したがって、人事構成を決める過程でも,政策主義がまるで反映されていな
い。政策を纏め上げるリーダーの創出に勤めないで、人脈,多会派、年功序
列、当選回数等、考慮に入れて,選出されているのが実態である.長い間の
慣例で、それを替えるにはきわめて困難であると考える。
しかし、根本は区民の幸せを希求するための議員を自覚し、政策作りが、し
やすい環境を作り上げる努力をしていかなければならない。
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