<オロナイン軟膏 50年の歴史>
 「オロナイン(R)軟膏」は、1952年に
アメリカのオロナイトケミカル社が開発し
た殺菌消毒剤の原液を軟膏化したもので、
1953年に発売されました。1972年に主
剤をグルコン酸クロルヘキシジンに変更を
行ない、現在の「オロナイン(R)H軟膏」
として販売しています。
「オロナイン(R)H軟膏」の名前は、オ
ロナイトケミカル社の社名と、主剤のグ
ルコン酸クロルヘキシジンの頭文字に由
来しています。
 発売当初は、販売促進活動として、19
53年に看護婦の方に参加いただき「ミス
・ナースコンテスト」を実施、「オロナ
イン(R)軟膏」の認知につとめました。
また、当時では珍しかった宣伝カーを使
い全国で販売促進活動を行いました。
 発売当初の宣伝活動では、当時、一世
を風靡したラジオドラマ 『君の名は』
に出演した佐田啓二さん・岸恵子さんに
、”君の名はオロナイン”のキャッチコ
ピーで新聞・雑誌の広告に登場していた
だきました。また、ラジオ番組では、
「ダイマルラケットのお笑い街頭録音」
で、漫才の中田ダイマルさん・中田ラケ
ットさんの軽妙なやりとりが話題になり
ました。
 以後、「オロナイン(R)軟膏」の宣
伝では、「とんま天狗」の大村崑さんや
「琴姫七変化」の松山容子さん、更に、
香山美子さん、名取裕子さん、純名里紗
さんなどに出演いただき、テレビコマー
シ ャルを制作しました。
 また、1963年頃からは、浪花千栄子
さんのホーロー看板が全国で見られまし
た。
 「オロナインH(R)軟膏」は、発売当
初から変わらないパッケージで現在に至
っています。
 2002年9月「オロナイン(R)H軟膏」
50周年記念増量品の説明書きより転載。

オロナイン軟膏
大塚製薬株式会社のホームページ
浪花千栄子さんのプロフィール
 明治40年11月19日 南口卯太郎の長女として大阪府南河内郡大伴村板持に生まれる。
 苦節の少女期の体験から、やさしさの底に凜然とした強さを持ち、天性の芸才とたえま
ない修練とによって、他の追随を許さない独得の芸域をつくりあげた。
 映画では「二十四の瞳」、「夫婦善哉」、「女の園」、「大阪物語」、テレビでは、
NHK大河ドラマ「太閤記」など数多く活躍し、自伝で「水のように」がある。
(上方芸能人顕彰より)

 こんなガセネタも見付けましたけど・・・。

 この看板は、壁に対して垂直に取り付けるフランジサインで、表裏のデザインは同一
の物が使用されております。(マウスで画像に触れると裏面もご覧になれます。)

HP0216 普通品