お天気が良いので、久しぶりに江ノ電を撮りに鎌倉でしたが、週末であじさい満開の時期と相まった鎌倉駅は観光客で超混雑、JRから通じる江ノ電乗り場は大行列で、改札口を簡単に出ることもできないほどです。

　当初は、江ノ電の鎌倉駅から極楽寺まで江ノ電に乗って、そこから腰越駅まで歩いて鎌倉まで戻って来る予定を諦め、とりあえず歩いて目的地に向かいました。炎天下で熱中症になりそうだったので、途中で水分を補給しながら長谷駅から御霊神社までの歩道は、観光ガイドの旗を先頭に、まるで観光ツアー道中のようでしたね。

　御霊神社を過ぎると上り坂なので、歩く人も居なく、ちょうどピンクや紫色の紫陽花の花が咲き乱れ、とっても綺麗だったのに、観光客はなぜ多くの人が詰め掛けてる混雑する場所の紫陽花に群がっているのでしょう。もうちょっと足を伸ばせば良いのにと、内心はほっとしながら紫陽花の花楽しんでいたのです。

　そんなことで、結局鎌倉駅から江ノ島まで歩き昼食をとってから、再び、腰越駅付近の道路併走路線まで戻って、源義経ゆかりの満福寺を詣でて帰ってまいりました。最近は江ノ電そのものが人気観光地化してしまったので、沿線住民らの日常生活にも影響が出ているようですね。それを解消するため、先月は住民が優先的に入場できる社会実験を行ったようでしたが、鎌倉駅構外に行列ができた場合に限りの実施だったため、結果は普段と同じ状況だったとか。江ノ電は、あほまろのように、歩いて楽しむ電車になってしまったのですね。

　おかげで健康ですよ。歩きは２５８７９歩。消費カロリー９７２キロカロリーでした。


　　鎌倉駅ホームを降りるとご覧の通りの混雑でした。このほとんどの方が長谷の大仏さま目指して、江ノ電乗り場に行列をつくるのであります。

　おかげで目的地まで江ノ電を諦め、炎天下を延々歩いたのでありました。


　有名撮影スポットは、どこもカメラを構えた連中で混雑していたので、あほまろは住宅街を縫って走る江ノ電らしい光景を求めて沿線を歩き回ったのでありました。


　線路に面した住宅に行くには、踏切の無い線路を渡らなくちゃいけないのも江ノ電らしい光景。

　どの電車も車内はすし詰め状態のようですね。


　御霊神社、通称権五郎神社も参拝客で長蛇の列、境内からは鳥居の向こう側を軒先かすめて走る江ノ電を撮ることができません。

　とりあえず、線路沿いに紫陽花が咲いているところでも。


　極楽寺付近のトンネル。



　極楽寺駅。当初の予定では、この駅まで乗って来るはずだったのです。





　七里ヶ浜駅に向かう国道と並行するポイントも有名なので、ここにもカメラの行列が出来てましたが、みなさんちゃんと撮り鉄のルールを守ってはみ出さなかったので、全編成を撮ることができました。






　音無橋の通過。




　七里ヶ浜駅の手前には、キャンプカー前臨時停留所がありますが、稼働しておりませんでした。左奥に見えるのが、江ノ島です。

　海を取るか電車を取るか悩む場所ですが、あえて海を外して撮ってみました。

　本当はどっちも入れたいところですが、道路が大渋滞していたのでおもしろくなかったのです。









　電車を待っていると、今時珍しいシャコタンアメ車が、ロックンロールをボリューム一杯に国道を通過して行きました。







　鎌倉高校駅ホームの対面は国道を挟んで湘南の青い海が広がっています。


　萬福寺踏切を狙う場所には、撮り鉄がいっぱい。


　江ノ島まで歩き、一服してから、一般道と並行する路面区間を狙って、腰越駅より超満員の江ノ電に押し込まれて帰ってまいりました。

　藤沢駅到着。6時間以上も歩き回って、最後のわずか１０分間の江ノ電乗車が、昨日の旅で一番疲れた瞬間でありました。江ノ電を撮るなら、連休と夏冬休みを避け、何のイベントも無い平日に限りますね。

Memo
SONY α9
ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical III
Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS
Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS
SONY FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS