今日も札幌でお目覚めです。ナナちゃんが居ない朝の散歩は寂しいけど、いつもの時間に起きてしまうので、昔を偲びながら切ない散歩をしてきましたよ。

　いまの北海道は夏真っ盛りで、連日良いお天気が続いていますがエアコン無しでも快適ですね。朝晩はちょっと冷え込んでいますけどね。

　今日の札幌は曇り空、もしかしたら雨になるかも知れませんが、東京の梅雨と違ってカラッと爽やかな雨になることでしょう。

　あほまろが３０代の頃に暮らしていた街、当時より新しい建物は増えましたが、子ども達と遊んだかつての姿は、まだまだ残っているのが思い深いですね。

　あほまろが東京に引っ越す前に住んでいたアパートも、息子が遊んだうんちの滑り台も健在。芝生に座ってしばし感傷、なぜか涙が。

　あほまろが出かけた日に、ナナちゃんの調子が悪くなったようで女房が病院に連れて行ったようです。

　今朝、お散歩が出来たとのメールが届いて一安心。でも、階段を怖がって降りれなかったとか。きっと、ナナちゃんも寂しいのでしょう。早く帰りたいけど、あほまろのお仕事がまだ二日間も残っているので月曜日まで我慢してね。日記を書いている最中に女房が写真を送ってくれたので載せておきますね。

　ひとりでぶらつく時は、いつも変わった光景を探しながらの散歩が好きなのです。こちらは、なぜか塞がれてしまった窓。

　実家の近所の交差点、なぜ表示が隠れてしまいました。

　反対側の表示も同様で、表示が確認できません。

　交差点の反対側に近づいてみると、表示板のど真ん中に穴を開けて結束バンドのような金属板で縛っているだけ。どうしてこうなるのでしょう。

　この信号三箇所全ての表示が確認出来なくなっていました。これも縦割り行政の弊害なのでしょうかね・・・。

---------------------------------------------------
　昨日の公演が午後７時からなので、日中は札幌の山田さんにお願いをして、故郷まで墓参りのドライブでした。

　中山峠から望む故郷の山羊蹄山。ふるさとの山に向ひて言ふことがいっぱいあるのに、石川啄木「一握の砂」の中の詩は理解出来ないですよね。

　ただいま、久しぶりに帰ってまいりました。羊蹄山を見ると、父親の口癖を思い出します。
「野口英夫は毎日実家の庭から磐梯山を眺めながら、自分は磐梯山のようなでっかい人間になると誓っていたのだ。お前も目の前の羊蹄山のようなでっかい人間を目指せ」とね。

　でも、あほまろは子どもの頃から羊蹄山の隣で小さく佇む、ニセコアンヌプリの方を好んでいたのです。それが原因で、中途半端な人間になってしまったのでしょうね。それでやっぱり、ふるさとの山に向ひて言ふこと無しの心境だったけど、昔と変わらず、美しい山でしょ。

　かつて、ニセコ駅まで日本最大の蒸気機関車「C６２３」が復活運転をしていた名残です。

　この計画にあほまろも参加していたので、まだ残っているだけで、あ〜 ありがたきかな。

　

1970年の夏、この場所から撮ったC６２３、機関士と助手がホームでたばこ休憩をしていた光景がつい昨日のように想えてしまいました。

　小学生の頃と全く変化無いこの場所、しょっちゅう羊蹄山を背景に走り抜けるC６２重連を撮っていたのでした。

　夏になると、みんなで泳ぎに来た尻別川の王子発電所の堰き止めに、鮭の遡上を助ける水路が設置されておりました。尻別川の水が綺麗になって、鮭が戻ってくるようになったのでしょうね。

　フェイスブック友達のニセコ町の歯科医望月夫婦、始めての対面を果たしました。昨日はありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

　２０年後に新幹線がやって来る倶知安駅。高校に汽車通学をおしていた懐かしい駅です。学校帰りに友人たちとラーメンを食べた食堂も健在でしたよ。

　倶知安を後に、どこまでも続く直線道路を一路札幌まで走りましたが、あまりにも真っ直ぐすぎて曲がる道を間違えてしまったけど、無事に帰れて、ちゃんとお仕事は済ませましたよ。終了後、「だるま」でジンギスカンを食べたので、部屋の中がまだ、はんか臭いっしょ。

Memo
Hasselblad H6D
HCD 28mm F4 Aspherical
HC 100mm F2.2 Aspherical
Sony Alpha 7R II
Sony FE 24-70mm F2.8 GMR
---------------------------------------------
「浅草六区ゆめまち劇場」
『６月公演』


「浅草六区ゆめまち劇場」の詳細とチケット購入については、こちらをご覧ください。
　アミューズカフェシアター「虎姫一座」